- 耳かき
- 寝落ち
- ラブラブ
- 甘々
- 睡眠導入
- 寝かしつけ
- 同級生
- クーデレ
- ダウナー
公開日2025年02月02日 20:43
更新日2025年02月02日 20:47
文字数
3408文字(約 11分22秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
【あらすじ】
とある放課後、美術部に予算申請書を渡しにきたあなたは、
同級生の美術部女子に出会う。
彼女のお願いで、あなたの耳を観察されることになる。
<キャラクター設定>
美術部に所属してる同級生の女の子。
リスナーとは同じクラスだけど、あまり接点がない。
性格はクールで大人しい。仲が良い人には少し雑になるタイプ。(ダウナーでも可愛いかも)
絵を描くことが好き、イラストにはあんまり興味がない。
●<>()はト書きとなってます。
●耳かきの時間やオノマトペの長さなどは、ご自由に変更してください。
●使用する場合は作者名または作品リンクを併記していただけると助かります。
●不明な点があれば、ご連絡いただければ幸いです。
とある放課後、美術部に予算申請書を渡しにきたあなたは、
同級生の美術部女子に出会う。
彼女のお願いで、あなたの耳を観察されることになる。
<キャラクター設定>
美術部に所属してる同級生の女の子。
リスナーとは同じクラスだけど、あまり接点がない。
性格はクールで大人しい。仲が良い人には少し雑になるタイプ。(ダウナーでも可愛いかも)
絵を描くことが好き、イラストにはあんまり興味がない。
●<>()はト書きとなってます。
●耳かきの時間やオノマトペの長さなどは、ご自由に変更してください。
●使用する場合は作者名または作品リンクを併記していただけると助かります。
●不明な点があれば、ご連絡いただければ幸いです。
本編
<SE:ドアを開ける音>
「あれ? …君はたしか、同じクラスの…」
「…ごめん。名前なんだっけ?」
「どうしたの? 美術室に何か用事?」
「うん、私、美術部だし…」
「ああ、もしかして、入部希望とか?」
「……って、そんなわけないか」
「君、絵とか興味なさそうだもんね」
「それで、何か用事?」
「プリントと届けに?」
「あぁ、部活の予算申請の?」
「そっか、君って生徒会だったんだ…」
「ありがと、私から部長に渡してとくよ」
「うん、他にも部員はいるけど、今日は私だけ」
「コンクールとか無いときは、割とこんな感じ」
「そうだ君さ、この後、時間ある?」
「良かったらさ、絵の練習に付き合ってくれない?」
「石膏像は描き飽きちゃったし、ちょうど練習台探してたんだ」
「あっ、今、嫌そうな顔した」
「もう! 困っている生徒のお手伝いも、生徒会の仕事でしょ?」
「モデルになるの、恥ずかしい?」
「え~、けち」
「じゃあさ、じゃあさ、見るだけ」
「…ね! それならいいでしょ?」
「観察するだけだから」
「やった~♪」
「それじゃ、君の気が変わる前に、早速しよう」
(少し間を置いて)
「よし、そしたら…まずは、形が複雑なお耳から見させてくれる?」
「ほら、ここに頭置いて」
<SE:太ももを叩く音>
「じっくり見るにはこれが一番だし」
「ほら早く、私の太ももの上に頭乗せて」
(膝の上に頭を置く)
(以下、耳元で囁くように話す)
「はい、いらっしゃい」
「それじゃ、早速…」
「じ~~~~………」
「じ~~~~~~~………」
「へ~、君のお耳ってこうなってるんだね」
「じ~~~~~~~………」
「溝があって、厚みも思ってたより…」
「ねぇ、ちょっと触ってもいい?」
「ありがとう」
「うん。それじゃ、お耳、触るね」
<SE:耳マッサージ(両耳) CI~>
(以下、マッサージをしながら耳元で囁く)
「どう、痛くない?」
「………………………(息使いのみ)」
「意外とコリコリしてる?」
「柔らかい部分と、コリコリした部分が…」
「………………………(息使いのみ)」
「うん、石膏像だと質感とかわからないから」
「………………………(息使いのみ)」
「自分の耳は、こうしてじっくり見れないから」
「もみもみ…。もみもみ…。もみもみ…。もみもみ…。(オノマトペ)」
「協力してくれて、ありがと」
「あれ? どうしたの?」
「もしかして、擽ったかった?」
「へ~、こうされると気持ちいいんだ」
「なら、もっとしてあげる、ね」
「もみもみ…。もみもみ…。もみもみ…。(オノマトペ)」
(~よきところで)
<SE:耳マッサージ(両耳) ~CO>
「ふふふ、君の顔、さっきから緩んでる」
「そうだ、付き合ってくれたお礼に耳かきしてあげる」
「好きなんでしょ?耳かき?」
「いいよ、してあげる」
「それじゃ、耳をこっちに向けてくれる」
(頭を動かす)
(以下、左耳側から話しかける)
「ふふふ、素直でよろしい」
「それじゃ、耳かき始めるね」
<SE:耳かき(左耳) CI~>
(以下、耳かきをしながら耳元で囁く)
「…………………(息使いのみ)」
「どうかな? 痛くない?」
「よかった…」
「…………………(息使いのみ)」」
「耳の穴って、こうなってるだね」
「石膏像に耳の穴はなし、こんなまじまじと誰かの耳を見る機会ないから」
「じーーー…」
「見えずらいけど、耳の中の汚れも…」
「あっ、もしかして、じっくり見られるの、恥ずかしい?」
「別に恥ずかしがらなくていいじゃん」
「それに、ちゃんと見ないと、上手に耳かきできないよ」
「ゴソゴソ…ゴソゴソ…。ゴソゴソ…ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「ほら、大きいのがもう少しで取れそう…」
「ゴ~ソ…ゴ~ソ…。ゴソゴソ…ゴソゴソゴソ…(オノマトペ)」
「優しく剥がして……、あっ、取れた」
「これ、結構、気持ちいい」
「上手にシールを剥がせたようなスッキリ感」
「耳かきするのにハマる気持ち、ちょっと分かるかも」
「ゴソゴソ…ゴソゴソ…。ゴソゴソ…ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
(~よきところで)
<SE:耳かき(左耳) ~CO>
「うん、お耳、だいぶ綺麗になったよ」
「え? 梵天?」
「あー、よく耳かきの反対についてる綿毛みたいな?」
「あれって飾りじゃないの?」
「へ~、耳かきの仕上げに使うんだ」
「ごめん、この耳かきには付いてないから」
「代わりになりそうなもの…何処かに…」
「あっ、これなら、どうかな?」
<SE:筆で耳を擽る音(左耳) CI~>
(引き続き、耳元で囁くように)
「……………………(息使いのみ)」
「どうかな?」
「何かわかる?」
「そう、絵筆♪」
「まだ使ってない新品だから、ふわふわで滑らかでしょ」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「これなら、梵天の代わりになるかな?」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「これ、気持ちいい?」
「顔に出てる」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「筆で撫でるように…」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「ふっふっふ、美術部の筆使いをみせてあげる」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「こうやって、こうして」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
(~よきところで)
<SE:筆で耳を擽る音(左耳) ~CO>
「うん、こっちのお耳はこのくらいでいいかな?」
「次は、反対のお耳もするから、ごろ~んしてくれる?」
「はい。ごろ~ん」
(頭の向きを変える)
(以下、右耳側から話しかける)
「うん。それじゃ、こっちお耳も耳かきからしていくね」
<SE:耳かき(右耳) CI~>
(以下、耳かきをしながら耳元で囁く)
「…………………………(息使いのみ)」
「こっちのお耳も汚れが溜まってるね」
「もしかして、定期的に耳かきしてないの?」
「ふ~ん、なら、ちょうど良かったね」
「私がちゃんと綺麗にしてあげる」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「あっ、今、ピクってした」
「ここが弱いの?」
「ゴ~ソ…ゴ~ソ…。ゴ~ソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「君の弱点、見つけた」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴ~ソ…ゴソ…。(オノマトペ)」
「ちょっと、眠たくなってきた?」
「美術室って、静かで落ち着くよね」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「眠たいなら、このまま寝ちゃってもいいよ」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「多分、今日は他の子も来ないと思うし」
「この教室にいるのは、君と私とブルータス君だけだから」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
(~よきところで)
<SE:耳かき(右耳) ~CO>
「うん、耳かきはこのくらいでいいかな?」
「それじゃ、次は、絵筆でお耳の中を撫でてあげるね」
<SE:筆で耳を擽る音(右耳) CI~>
(以下、引き続き耳元で囁く)
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「筆、気持ちいいでしょ」
「ほっぺが緩むから、すぐにわかる」
「顔に出てるのは、いい事だと思うけど」
「うん、ブルータス君はいつも無表情だし」
「うん、あそこの石膏像だよ」
「知らない?」
「まぁ、男子だと尚更だよね」
「だって、基本、絵に興味ないでしょ?」
「そんなことない?」
「どうせ漫画とかイラストとかしか見ないでしょ?」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「別に、美術部の子でも、そういうの好きな子多いし」
「絵画好きなのは、やっぱり少数派なのかな?」
「うん。私は結構、ああいうのが好き、印象派とか特に」
「ほら、美術の授業で習ったでしょ?ルノアールとかモネとか」
「敷居が高そうなイメージ?」
「たしかに、文字からして固いイメージあるよね」
「でも、本当は見やすいんだよ」
「日常の風景や街の景色が多くて、観てるだけで、その街をお散歩してる気分になれるの」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「昔の没入型アトラクションみたいな感じ?」
「なんなら、今度、一緒に行ってみる?
「…って、何言ってるだろ、私」
「これじゃ、デートに誘ってるみた…」
「って、あれ?」
「もしかして、寝て…る?」
「……………」
(~よきところで)
<SE:筆で耳を擽る音(右耳) ~CO>
(少し間を置いて)
「おーい…。もしもーし…。耳かき終わったよー…」
「ダメっぽい、完全に寝落ちてる」
「それにしても、本当に寝ちゃうなんて…」
「こんな気持ちよさような寝顔して」
「あっ、そうだ」
「今なら、バレないよね」
「今のうちに、寝顔、デッサンしちゃおう」
<SE:紙を鉛筆 筆記音 CI~>
「もう少し、起きないでね♪」
<SE:紙と鉛筆 筆記音 ~FO>
「あれ? …君はたしか、同じクラスの…」
「…ごめん。名前なんだっけ?」
「どうしたの? 美術室に何か用事?」
「うん、私、美術部だし…」
「ああ、もしかして、入部希望とか?」
「……って、そんなわけないか」
「君、絵とか興味なさそうだもんね」
「それで、何か用事?」
「プリントと届けに?」
「あぁ、部活の予算申請の?」
「そっか、君って生徒会だったんだ…」
「ありがと、私から部長に渡してとくよ」
「うん、他にも部員はいるけど、今日は私だけ」
「コンクールとか無いときは、割とこんな感じ」
「そうだ君さ、この後、時間ある?」
「良かったらさ、絵の練習に付き合ってくれない?」
「石膏像は描き飽きちゃったし、ちょうど練習台探してたんだ」
「あっ、今、嫌そうな顔した」
「もう! 困っている生徒のお手伝いも、生徒会の仕事でしょ?」
「モデルになるの、恥ずかしい?」
「え~、けち」
「じゃあさ、じゃあさ、見るだけ」
「…ね! それならいいでしょ?」
「観察するだけだから」
「やった~♪」
「それじゃ、君の気が変わる前に、早速しよう」
(少し間を置いて)
「よし、そしたら…まずは、形が複雑なお耳から見させてくれる?」
「ほら、ここに頭置いて」
<SE:太ももを叩く音>
「じっくり見るにはこれが一番だし」
「ほら早く、私の太ももの上に頭乗せて」
(膝の上に頭を置く)
(以下、耳元で囁くように話す)
「はい、いらっしゃい」
「それじゃ、早速…」
「じ~~~~………」
「じ~~~~~~~………」
「へ~、君のお耳ってこうなってるんだね」
「じ~~~~~~~………」
「溝があって、厚みも思ってたより…」
「ねぇ、ちょっと触ってもいい?」
「ありがとう」
「うん。それじゃ、お耳、触るね」
<SE:耳マッサージ(両耳) CI~>
(以下、マッサージをしながら耳元で囁く)
「どう、痛くない?」
「………………………(息使いのみ)」
「意外とコリコリしてる?」
「柔らかい部分と、コリコリした部分が…」
「………………………(息使いのみ)」
「うん、石膏像だと質感とかわからないから」
「………………………(息使いのみ)」
「自分の耳は、こうしてじっくり見れないから」
「もみもみ…。もみもみ…。もみもみ…。もみもみ…。(オノマトペ)」
「協力してくれて、ありがと」
「あれ? どうしたの?」
「もしかして、擽ったかった?」
「へ~、こうされると気持ちいいんだ」
「なら、もっとしてあげる、ね」
「もみもみ…。もみもみ…。もみもみ…。(オノマトペ)」
(~よきところで)
<SE:耳マッサージ(両耳) ~CO>
「ふふふ、君の顔、さっきから緩んでる」
「そうだ、付き合ってくれたお礼に耳かきしてあげる」
「好きなんでしょ?耳かき?」
「いいよ、してあげる」
「それじゃ、耳をこっちに向けてくれる」
(頭を動かす)
(以下、左耳側から話しかける)
「ふふふ、素直でよろしい」
「それじゃ、耳かき始めるね」
<SE:耳かき(左耳) CI~>
(以下、耳かきをしながら耳元で囁く)
「…………………(息使いのみ)」
「どうかな? 痛くない?」
「よかった…」
「…………………(息使いのみ)」」
「耳の穴って、こうなってるだね」
「石膏像に耳の穴はなし、こんなまじまじと誰かの耳を見る機会ないから」
「じーーー…」
「見えずらいけど、耳の中の汚れも…」
「あっ、もしかして、じっくり見られるの、恥ずかしい?」
「別に恥ずかしがらなくていいじゃん」
「それに、ちゃんと見ないと、上手に耳かきできないよ」
「ゴソゴソ…ゴソゴソ…。ゴソゴソ…ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「ほら、大きいのがもう少しで取れそう…」
「ゴ~ソ…ゴ~ソ…。ゴソゴソ…ゴソゴソゴソ…(オノマトペ)」
「優しく剥がして……、あっ、取れた」
「これ、結構、気持ちいい」
「上手にシールを剥がせたようなスッキリ感」
「耳かきするのにハマる気持ち、ちょっと分かるかも」
「ゴソゴソ…ゴソゴソ…。ゴソゴソ…ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
(~よきところで)
<SE:耳かき(左耳) ~CO>
「うん、お耳、だいぶ綺麗になったよ」
「え? 梵天?」
「あー、よく耳かきの反対についてる綿毛みたいな?」
「あれって飾りじゃないの?」
「へ~、耳かきの仕上げに使うんだ」
「ごめん、この耳かきには付いてないから」
「代わりになりそうなもの…何処かに…」
「あっ、これなら、どうかな?」
<SE:筆で耳を擽る音(左耳) CI~>
(引き続き、耳元で囁くように)
「……………………(息使いのみ)」
「どうかな?」
「何かわかる?」
「そう、絵筆♪」
「まだ使ってない新品だから、ふわふわで滑らかでしょ」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「これなら、梵天の代わりになるかな?」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「これ、気持ちいい?」
「顔に出てる」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「筆で撫でるように…」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「ふっふっふ、美術部の筆使いをみせてあげる」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「こうやって、こうして」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
(~よきところで)
<SE:筆で耳を擽る音(左耳) ~CO>
「うん、こっちのお耳はこのくらいでいいかな?」
「次は、反対のお耳もするから、ごろ~んしてくれる?」
「はい。ごろ~ん」
(頭の向きを変える)
(以下、右耳側から話しかける)
「うん。それじゃ、こっちお耳も耳かきからしていくね」
<SE:耳かき(右耳) CI~>
(以下、耳かきをしながら耳元で囁く)
「…………………………(息使いのみ)」
「こっちのお耳も汚れが溜まってるね」
「もしかして、定期的に耳かきしてないの?」
「ふ~ん、なら、ちょうど良かったね」
「私がちゃんと綺麗にしてあげる」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「あっ、今、ピクってした」
「ここが弱いの?」
「ゴ~ソ…ゴ~ソ…。ゴ~ソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「君の弱点、見つけた」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴ~ソ…ゴソ…。(オノマトペ)」
「ちょっと、眠たくなってきた?」
「美術室って、静かで落ち着くよね」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「眠たいなら、このまま寝ちゃってもいいよ」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
「多分、今日は他の子も来ないと思うし」
「この教室にいるのは、君と私とブルータス君だけだから」
「ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。ゴソゴソ…。(オノマトペ)」
(~よきところで)
<SE:耳かき(右耳) ~CO>
「うん、耳かきはこのくらいでいいかな?」
「それじゃ、次は、絵筆でお耳の中を撫でてあげるね」
<SE:筆で耳を擽る音(右耳) CI~>
(以下、引き続き耳元で囁く)
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「筆、気持ちいいでしょ」
「ほっぺが緩むから、すぐにわかる」
「顔に出てるのは、いい事だと思うけど」
「うん、ブルータス君はいつも無表情だし」
「うん、あそこの石膏像だよ」
「知らない?」
「まぁ、男子だと尚更だよね」
「だって、基本、絵に興味ないでしょ?」
「そんなことない?」
「どうせ漫画とかイラストとかしか見ないでしょ?」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「別に、美術部の子でも、そういうの好きな子多いし」
「絵画好きなのは、やっぱり少数派なのかな?」
「うん。私は結構、ああいうのが好き、印象派とか特に」
「ほら、美術の授業で習ったでしょ?ルノアールとかモネとか」
「敷居が高そうなイメージ?」
「たしかに、文字からして固いイメージあるよね」
「でも、本当は見やすいんだよ」
「日常の風景や街の景色が多くて、観てるだけで、その街をお散歩してる気分になれるの」
「こしょこしょ…。こしょこしょ…。こしょこしょ…。(オノマトペ)」
「昔の没入型アトラクションみたいな感じ?」
「なんなら、今度、一緒に行ってみる?
「…って、何言ってるだろ、私」
「これじゃ、デートに誘ってるみた…」
「って、あれ?」
「もしかして、寝て…る?」
「……………」
(~よきところで)
<SE:筆で耳を擽る音(右耳) ~CO>
(少し間を置いて)
「おーい…。もしもーし…。耳かき終わったよー…」
「ダメっぽい、完全に寝落ちてる」
「それにしても、本当に寝ちゃうなんて…」
「こんな気持ちよさような寝顔して」
「あっ、そうだ」
「今なら、バレないよね」
「今のうちに、寝顔、デッサンしちゃおう」
<SE:紙を鉛筆 筆記音 CI~>
「もう少し、起きないでね♪」
<SE:紙と鉛筆 筆記音 ~FO>
クレジット
ライター情報
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
ふみか ♢゜ の投稿台本(最大10件)