森に迷い込んだ少年…。
背後には近づいてくる人影が…。

あら、こんなところでどうしたの、僕君？

怖がらないで…大丈夫よ、お姉さん、怪しい人なんかじゃないから。

僕君、一人？ママとパパは？

…まだお姉さんのことが怖いのね。

ゆっくりで良いわ、待ってるからお姉さんに教えて？

…そう。ずっと一人なのね。

でも、こんな森の奥に子ども一人で来ちゃうなんてダメじゃない。

獣に襲われでもしたら大変よ。

それに…悪ーいお姉さんに食べられちゃうかも。（小声）

いえ、何でもないわ。

それより僕君、どこから来たの？

帰り道、わかる？

…帰る場所なんてない…？

ふふふ、好都合ね。（小声）

ねぇ、僕君、お姉さんのおうちに来ない？
ここからすぐ近くにあるの。大きくてお城みたいなおうちよ。どう？行きたいでしょ？
それに、このまま森にいると危険だから…ね？

ふふ、いい子ね。
それじゃあ、行きましょうか。
森は道が悪いから、おてて繋ごうね。

ふふふ、こんなに可愛い子何百年ぶりかしら。当分は楽しめそうね。（小声）

ーーー

ガチャ。

調子はどう？

僕君、よっぽど疲れていたのね。
あれから三日も寝ていたのよ？


…だからね…お姉さん、もう我慢できないの…

寝ている僕君を襲うのも悪くないけど…怖くて歪んでいく…そう…その表情、たまらないわ…。起きてないと僕君のその怯えた姿が楽しめないもの…。

ふふ、動けないでしょう？
お姉さんねぇ、魔女なの。
金縛りなんてお手のものよ。

じゃあ、さっそく、いただくわね。僕君のファーストキス。

ちゅっ、ちゅっ、ちゅー、ちゅっ、ちゅー
（キスの長さはお任せします）

はぁ、やっぱり若い子の精気は格別ね…。

ちゅっ、ちゅーー、ちゅー、ちゅー、ちゅっ
（キスの長さはお任せします）

さっきまで怯えてたのに、キスされて頭ボーッとしちゃったぁ…？

その顔も好きよ…。
もっとよく見せて…。
僕君もお姉さんのこと、じっと見つめて…？

本当に可愛い…。
お姉さん、僕君のこと気に入っちゃった。
もうこの部屋からは出してあげないわ…。
これからは死ぬまでずっーとこの部屋で暮らすのよ？
逃げたりなんてしたら…許さないからね？
まあ、逃げても絶対に捕まえて、二度と逃げられないように一気に壊しちゃうけど…。

今日はこのくらいにしておくけど、明日からはもっとすごいことするからね…。
僕君はお姉さん専用のおもちゃなんだから、すぐに壊れちゃダメよ？
遊び尽くしてあげるから、覚悟してねぇ…？
それじゃあ、おやすみ、可愛い可愛い僕君♡

・台本（ゆるボイ！）
ヤンデレ魔女に捕まっておもちゃにされちゃう話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
空想で食うそうめん