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「小指サイズの妖精さんと僕と~出会い編~」
公開日2021年07月02日 19:00 更新日2021年07月29日 14:20
文字数
1152文字(約 3分51秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
手のひらサイズの妖精
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
本編
いててて、、、。
初めて人間界に来たけど、やっぱり飛び方の勝手が違うわね、、、。
今日は疲れたから、この家で休もうかしら、、、。
あっ!
あの窓開いてる!
じゃあカーテンの陰で一休み一休み、、、と。

(少し間を開けて)

あっ!
私ったら眠っちゃったみたい!
まだこんなに早い時間なのに、、、。
あれ、、、?
私、、、ベッドで寝てるの、、、?
どうして、、、?
人間だ!!
襲わないでください!
私は人助けのために人間界にやってきた妖精なんです!!
って、あなた、子どもじゃないのに、私の姿が見えるの?
そうなんだ!
私の寝息が聞こえたから、あなたのベッドで寝かしてくれてたの?
ありがとう!
でも、あなたって心の優しい人なのね。
妖精学校だと、私たちが見えるのは純粋な心を持つ子ども、って聞いてて、、、。
大人はみんな私たちを捕まえて実験しようとしてくるから見つかっちゃいけないって言われてたの。
でも、私、あなたみたいな優しい人がいるってこと知らなかった!
私は妖精のラーナ。
人間界に今日やってきた訳なんだけど、妖精界にいた頃とは違ってすごい飛びづらくて、、、。
それでちょっと羽を休めようとあなたの家に窓から入ってきたってわけ。
でも、、、そんなすぐにまた飛べるわけでもなさそう、、、。
だから申し訳ないんだけど、、あなたの家にしばらくいてもいい?
いいの?
やったぁ!!
(おなかが鳴る音)
ごめんなさい。
ちょっとおやついただけないかしら、、、。
人が食べられるものは何でも食べられるわよ!
これが、、、クッキーね。
すごい大きいわ!
いただきます!
おいしいー。
でもこれ、私は一枚でおなかいっぱいだわ。
ふぅー。
食べた食べた!
お風呂入るって?
きゃー!!
やっぱりそういうことが目的だったのね!!
え、、、?
このコップにお湯を入れるの?
溺れないように?
あなたって本当に優しいね!
準備はもうできてるからって、早速つれてって!
ひゃー!!
気持ちよかった!
今度は入浴剤も入れてくれるの?
わぁーい!
嬉しいなぁ!
でも、、、元々私はあなたを癒やす目的でやってきたから、、、
癒やしになるかわからないけど、小指を抱っこしてもいい?
綺麗な手だね。
ぎゅってすると温かいよ。
私があなたとおんなじ大きさだったら、あなたとハグすることもできたのに、、、。
謝らないでって。
本当にあなたは優しいね。
私たち妖精はね、体は小さいんだけど、声ははっきり聞こえるでしょ?
だから、こうやって耳の近くで、、、
もしもーし。
ラーナちゃんですよー。
優しいあなたが大好きよ。
ってささやくこともできるのよ。
わぁー。
顔が真っ赤!
すごいねー。
今まではお兄ちゃんとか、お母さんみたいな目で見ててくれてたのに、一気にドキドキしちゃったね。
お出かけとかも一緒にいこうね。
服もかわいいのたくさん欲しいし。
これからよろしくね。
(小さなリップ音)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
「小指サイズの妖精さんと僕と~出会い編~」
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ファームちゃん
ライター情報
どうも、台本を書いております、ファームちゃんと申します。
普段はpixiv(https://www.pixiv.net/users/68332088)で作品作りをしていて、こちらにも進出いたしました!
もし、声をあててくださった場合は、私も聞きに行きたいので、一報いただけると幸いです。(Twitterまでどうぞ)
また、リクエストや質問などございましたら、固定ツイートの方にマシュマロがありますので、そちらからや直接DMでお話しいただいてもかまいません。(お代はいただかないスタンスでやってますので、お気軽にどうぞ)
有償販売利用の条件
有償販売を御希望の際にはご連絡ください。
また、私も聞きに行きたいので、声をあててくださった場合はご報告いただけると幸いです。
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