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小説家のお姉さんと過ごすことになった
written by 羽衣ロロモン
  • 甘々
  • お姉さん
  • 清楚
公開日2021年10月17日 16:45 更新日2021年10月17日 17:06
文字数
1022文字(約 3分25秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
本屋で気になった小説を探していると、お隣に住んでいるお姉さんに出会った。自分の探していた本を見つけてくれたお礼にお茶をごちそうしたのだが、お姉さんは何やら神妙な面持ちで話し始めた・・・
本編
おや、お隣のお兄さんじゃないですか

奇遇ですね、ここの本屋で会うなんて

あなたも、何か本をお探しで?

お手伝いしますよ

ふむ、そのタイトルの本だったら

ここの棚の・・・あった、これでしょうか

よかった、お役に立てて光栄です

ん?お礼にお茶でもどうか・・・って

いいんですか? それでは、お言葉に甘えさせていただきます


ふぅ、良いお店ですね

お茶もお菓子もとても美味しくて

景色も良く本当に素敵な場所です

ふむ、次の作品の舞台にしてみましょうか

メモ帳メモ帳・・・っと

ん?「何の作品の舞台にするのか知りたい」って?

あれ、あなたには何度かお話したと思っていましたが・・・

私が小説家だってこと

お忘れでしたか?

いえいえ、お気になさらないでください

私も、あなたが何をしていたか忘れてしまいましたから

人間はそういうものなんですよ、きっと


ところで、私の最近のお話なんですが

今書いてる小説がだいぶ好評だそうで

書籍化のお話も届いているのですが

うーむ・・・

ちょっと不満というか

納得のいかない部分がありまして

その、ですね

あのー

勝手に私とあなたをモチーフにお話を書いちゃって・・・

妄想が捗りすぎて

とてもあなたにお見せできるものではないな~なんて・・・

はい、ごめんなさい

ちょっとした出来心です

小説の人気が出るのは非常に嬉しいのですが

同時にあなたへの申し訳なさで、だんだん胸がいっぱいに・・・

この場をお借りして謝罪させてください


あぁ、もちろんエッチなのは書いてませんよ!

健全なお話です!

そこら辺の区別はしっかりしてますから!

で、ですね

ちょっとしたお願い事なんですが

私がヒロインの気持ちになりきるため

あなたにとあるシーンの再現をお願いしたいのです

よろしいでしょうか・・・?

報酬に関しては、また今度美味しいご飯にでも行きましょう

どう、ですか?

おぉ、引き受けてくれますか!

ありがとうございます!

それでは、いくつか確認をですね・・・

今度の休日は空いていますか?

空いている、よし

私の小説は読んだことがありますか?

特に今書いているお話なのですが

あまり読んでいない、ふむふむ

おっけいです

それでは詳しい予定は後程メールに送りますね


今日はありがとうございました

とても有意義な時間でした

じゃあ、私はこれで・・・

ん?何でしょうか

「再現する話の内容を知りたい」?

いいですよ、えーっとですね

「幸せに暮らす主人公とヒロインの、甘々でラブラブなハッピーストーリー」

というものです

それでは、次のお休みの日に

よろしくお願いしますね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
小説家のお姉さんと過ごすことになった
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
羽衣ロロモン
ライター情報
ハゴロモ ロロモン
羽衣(ハゴロモ)ロロモンです。
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