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色んなシチュエーションで泣いてるあなたを慰めたいようです
written by ソライヌ
  • 励まし
  • ポジティブ
  • 甘々
  • 添い寝
  • 中二病
  • ヤンデレ
  • 敬語
  • 癒し
  • 寝かしつけ
  • 勝ち気
  • 不器用
  • 百合
公開日2021年11月13日 23:35 更新日2021年11月13日 23:35
文字数
4105文字(約 13分41秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
あなたを全力で励ましたい
視聴者役柄
ミスや不安で泣いて落ち込んでる
場所
あなたのお家
あらすじ
お題「泣いてるあなたを慰める」をテーマに色んな属性、シチュエーションで台本を作ってみました。
詰め合わせなので一つあたりの文字数は少なめ(600~700文字程度)です。ご了承ください。
使用する際は全編朗読、一部朗読に関わらず当台本のURLの記載をしていただけますと幸いです。強制ではございませんので可能な範囲で大丈夫です。
その他の細かい利用規約に関しましてはプロフィールをご確認ください。

~お品書き~

甘やかしさんはゆっくり話を聞きたいようです
「何があったの?ゆっくりでいいからお話聞かせて欲しいな。」

中二病さんはあなたを優しく抱きしめるようです
「今この瞬間だけは、我の胸で泣くといい。」

ヤンデレさんは標的を排除しにいくようです
「…それ?誰にやられたの?」

勝ち気さんとおいしいご飯を食べにいくようです
「アンタ、今ヒマ?食べられないものとかある?」

敬語さんはあなたを寝かしつけたいようです
「全部眠って忘れちゃいましょう。」

不器用さんはあなたを笑わせたいようです
「…頼む。お前の笑った顔、見せてくれないか。」
本編
【甘やかしさんはゆっくり話を聞きたいようです】

涙もすごいし、目も腫れちゃって…
どうしたの?何か辛い事があったの?
おっと…お目目こすったらダメだよ。
後で真っ赤になって痛い痛いになっちゃうからね。
ほら、タオル持ってきたよ。
これで涙だけ拭おっか。

(タオルで涙を拭く)

うん、綺麗になった。
いいの、いいの。謝らなくていいからね。
今はごめんなさいよりもありがとうが聞きたいな。
…うん。よかった。こっちこそありがとう。
それで、どうして今日は悲しくなっちゃったのかな?
何があったの?ゆっくりでいいからお話聞かせて欲しいな。
うん…うん…そっか…よく分かんないけど急に不安になっちゃったんだね。
大丈夫…大丈夫だよ…私はここにいるからね。
言いたいこと全部、私にぶちまけちゃっていいからね。
誰だって嫌なことの一つや二つ抱えているものなんだから。
突然寂しくなっちゃったりするときもあるよ。
怖くないよ…そばにいるからね。
今日はずっとそばにいるから。
怖いものは全部ぜーんぶ忘れちゃおう。
ポカポカだね…あったかいね…
そうだ、よしよしもしてあげる。

(背中を撫でてあげる)

よしよし…よしよし…いい子だね。
いっぱい頑張ってえらいよ。
ふふ、お顔がトロンってしてきてるよ。
かわいいねぇ。もっとなでなでしたくなっちゃうな。
そんなによしよしが好きなの?
…落ち着くの?そっか。
ん?背中もさすってほしいの?
いいよ。今日はお願い何でも叶えてあげる。
他にやってほしいことは?出来る範囲のことならやってあげるから。
…寂しくならないようにずっとそばにいてほしいの?
分かった。じゃあ今日はくっついてるね。
うっとおしいな…って思っても離れてあげないんだから。
ご飯の時も、お風呂の時も…二人で一緒だからね。
大丈夫…大丈夫だよ。
焦らなくていいんだから。
ゆっくりゆっくり元気になっていこうね。


【中二病さんはあなたを優しく抱きしめるようです】

今帰還したぞ我が眷属よ!!
見たまえ!!貴様の好物が半額シールなる禁術の取引にて安く手にはいっ…た…
おい、おい、どうしたというのだ。
なぜそんなにも愛しき瞳を深紅に染め上げているのだ。
神の逆鱗にでも触れたというのか?
フフッ、まるで悲劇のヒロインの様だな。
落ち着け。落ち着いてくれ。
ああ全く、涙を流してばかりでは何も分からないではないか。
違う!そういうわけではない!
泣いている貴様が迷惑だなんて高貴なる我が思う訳がなかろう!!
我は…我は…どうしてこうも貴様の涙に弱いのだ…
どうすれば貴様の涙の源流をせき止めることが出来るのだ?
…すまない。嫌であれば言ってくれ。

(抱きしめる)

急に貴様を抱きしめてしまって申し訳ない。
だが、今の我にはこの方法しか神の信託を得ることが出来なかったのだ。
今この瞬間だけは、我の胸で泣くといい。
貴様の涙なぞ、我が情熱の炎でかき消してやろう。
だから、何も心配するな。
…「あたたかい」…そうか。
フン、我の抱擁は高くつくぞ?
…冗談だ。遠慮することはない。
魂の穢れを浄化するときが来たのだ。
例え貴様が神に見放されたとしても、我は永遠を誓おう。
必ず、そばにいる。
今この刹那たる時の間に、どうか貴様の胸の内に抱える枷を我に預けてはくれまいか…?


【ヤンデレさんは標的を排除しにいくようです】

ただいま。遅くなってごめんね。
あれ、どうしたの?お布団に包まっちゃって。
もう、かわいいお顔見せて…よ…
ねぇ、ねぇねぇねぇねぇ!!!!
なんで…なんで泣いてるの…??
何があったの…?
いや、聞き方が違うか。
…それ?誰にやられたの?
その腕のキズ、誰に付けられたの?
ねぇ、黙ってないで答えて。
…会社の上司に無理やりか。
あのクソ野郎…ボクのものに手ぇ出しやがったのか…(小声)
ああ、ごめんね。
いきなり怖い声出しちゃってビックリしたよね。
怖かったね…痛かったね…
もう大丈夫だよ…
でもやっぱり、ボクの思ってた通りになっちゃった。
え?何を言っているのかだって?
そっか、そうだよね。
この際だから、ボクの本音全部教えてあげるよ。

…ボクはね、君の全てを独占したいんだ。
ホントは君を外になんて出したくない。
この部屋の中でずっとずっと閉じ込めておきたいのに…
でもどうしても君が働きたいっていうから、我慢してお仕事に行かせてたんだよ。
だけど、やっぱりよくなかったみたいだね。
君が泣いている姿を見て決心がついたよ。
もう、外になんか出してあげない。
ずっとずっとこの部屋に居れば、君も汚れなくて済むもんね。
ああ、安心して。生活に不自由はさせないし、ボクもこの家にずっといれるようお仕事調整しておくから。
それから…君をそんな風に傷つけたクソ野郎とその会社も潰しておくから、ね。
もう怖がらなくていいからね。
君を傷つけたモノは全部、ボクがこの世から消してあげるから。
だから少しだけお留守番お願いできるかな?
うん、今すぐアイツらを消すようお願いしてくるから。
あれ、言ってなかったっけ?
ボクね、君の会社が重宝している取引先の社長なんだ。
そんな社長からのお願いだったら…すぐに手を回してくれるから。
大丈夫。すぐに終わらせるよ。
それが終わったら…キミが誰のモノなのか、じっくり教えてあげるからね。
それじゃあ、いい子にしててね。

(ドアの閉まる音)

【勝ち気さんとおいしいご飯を食べにいくようです】

なーに泣いてるの。アンタは。
いい年した大人がベソかきやがって。
いつまでも泣いてたって何も解決しないでしょうが。
失敗とかミスなんて誰だってするんだから。
過ぎたことをクヨクヨいじけていたってしょうがないじゃないか!!
ほら!!ショボショボしてないでシャキッとしなさい。シャキッと。
ああもう、なんでもっと泣いちゃうんだい!!
違うって。別に怒ってる訳じゃないから…
悪かったって。ちょっと言い方がきつかったのは反省するから…
はぁ…全く仕方ないなぁ…
アンタ、今ヒマ?食べられないものとかある?
アレルギーだったりとか苦手なもんとか。
…うん、なるほどね。
じゃあ逆に今食べたいって思うものは?
外に食べ行くでもいいし、それがしんどいなら何か作ってあげるから。
こういう時は、美味いもん食べればパワーがつくんだよ。
腹が減っては戦は出来ぬ、とかなんとかいうだろ?
空腹じゃ考えたくてもエネルギーが足りなくて余計疲れるだけって、いつかのテレビで偉い人が言ってたような気がするし。
で、今日はどうしたい?
外で美味しいご飯が食べたい、と。
うっし、分かった。
じゃあほら。うだうだしてないで早く準備しな。
何って、今から飯食べに行くからに決まってんだろ。
この辺だとファミレスか回転ずしがあったけど…たまには贅沢して焼肉食べ放題でも食べに行くか?

(腹の音)

フフッ、なーんだ。そっちの方は随分元気そうじゃないか。
ほら、準備出来たならさっさと行くよ。
アンタのかわいいお腹にエネルギーチャージしてやろうぜ。


【敬語さんはあなたを寝かしつけたいようです】

おーい、もしもーし。聞こえてますか~?
真っ暗なお部屋の中でお布団に包まってどうしちゃったんですか?
う~ん。困りましたねぇ。
そろそろあなたとおしゃべりしたい気分なんですけどねえ。
あなたのかわいいお顔も見たいんだけどなぁ。
…それでも、お布団からは出たくない感じですか?
なるほど。これは思っているより重症みたいですね。
う~ん。しょうがない。こちらも強硬手段を使わせていただきます。
よいしょっと。

(布団に潜り込む)

んふふ~コラコラ暴れないでください。
このままだと、お布団に拘束されちゃいますね~。
まぁ遠慮なく、ぐるぐる巻きにしちゃいますけど。
大人しくお布団に包み込まれていてくださいね。
…あなたの身に何があったのか、あえて聞かないでおきます。
言いたくない時だってあるじゃないですか。
そういう時は、全部眠って忘れちゃいましょう。
いっぱい泣くと眠くなっちゃいますからね。
そういう時は本能に逆らわないで身を委ねるのが最適解です。
嫌なことでモヤモヤが溜まってるときはこうするのが一番かもしれません。
背中トントンして、子守歌も歌ってあげますから。
お布団の暖かさと心地よさが気持ちいですねぇ。
…何だか私まで眠くなってきちゃいました。
仕方ないですねぇ。こうなったら一緒に寝ちゃいましょう。
一人で眠るよりもきっと楽しい夢が見れますよ。
今はたっくさん眠って、起きたらまたあなたが元気になれる方法でも考えましょうか。
それじゃあ、おやすみなさい。


【不器用さんはあなたを笑わせたいようです】

おい…おい。泣くなって。頼むから。
そろそろ泣き止んでくれねぇか。
いい加減顔ぐらいは見せてくれたっていいだろ。
ハグもダメで、抱っこもダメときたもんだ。
それで、どうしたらお前は笑ってくれるんだ?
…「何でもいいから面白い話をしてほしい」って…なんだよ。その雑なお願いは。
ああもう、泣くなって。分かった分かったよ。何でもいいんだろ。
う~…そうだな…お前、この間コンビニで買ったスイーツ覚えてるか?
そう、お前がやったら「美味しい!美味しい!」言いながら食べてたやつ。
あんだけ美味しいって言いながら食べてたから、サプライズで買ってったら喜ぶだろうなって思ってさ。
コンビニ寄ったんだよ。わざわざ遠回りして。
でもさ…売ってなかったんだよ。
なんでかその時は諦めきれなくってさ。
スマホで同じ系列のコンビニ探して片っ端から探して回って。
でも、どこにも売ってなくて。
こんなにツイてないことなんてあるのか!?って思ってよくよく調べたらさ…
あのスイーツ、期間限定商品だったんだ。
…おい、何だよ。その作ったような笑い方は。
笑うならもっと盛大に笑ってもいいんだぞ。
なんかお前、楽しんでないか?
おい、今のは完全に笑っただろ。
いや、絶対気のせいなんかじゃない。
笑ってた。ぜっっったいに笑ってた!!
おら、騙してないでいい加減顔見せろ。
は?泣き顔が不細工だから見せたくない?
…お前あのなぁ…あ~…なんてったらいいんだ?こういう時?
その、なんだ、かわいくないとか、そんなんこっちにしてみりゃ別にどうだっていいんだ。
ただ、帰ってきてからお前の泣いてる声しか聞いてないから。
…心配なんだよ。お前のこと。
それに…
…寂しいんだよ。こっちだって。
だから…ああもう!!分かったよ!!正直に言うよ!!
…頼む。お前の笑った顔、見せてくれないか。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
色んなシチュエーションで泣いてるあなたを慰めたいようです
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ソライヌ
ライター情報
ソライヌと申します。
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