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地元の夏祭りで幼馴染とばったり会って、秘密の場所で二人きりになる話
written by
  • 告白
  • 甘々
  • 純愛
  • 同級生
  • 夏祭り
公開日2022年07月08日 16:17 更新日2022年07月08日 16:17
文字数
2001文字(約 6分41秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
幼馴染女性
視聴者役柄
幼馴染男性
場所
夏祭り
あらすじ
久しぶりの地元での夏祭り。
そこで浴衣姿の幼馴染に話しかけられる。
どうやら彼女は団体で来ているようだが、見た限り複数のカップルで構成されている。
相手のいない彼女は抜け出すことを提案して…。
本編
あ、君も来てたんだ!
誘ったときに断ったって聞いてたから、てっきり来ないのかと思ってた!


まさかぼっち…?


ば、バカにしてないって…。
そういう楽しみ方もあるよねって思っただけで。


そうだ。
頼みがあるんだけどちょっと来てよ。


うん、射的。
さっきからあのぬいぐるみ狙ってるんだけど、全然落ちなくて…。
というか、玉そのものが当たらないんだよね。


この前行事でテーマパークに出かけたときあったでしょ。
確か、君が射的のゲームで最高得点とってたのを思い出してさ。


べつに取れなくてもいいから、やってみない…?


//SE:射的の音 があれば…。


えっ!
落ちた! 落ちたよ!


すごーい!
あれって落ちるんだねえ!
やった~!!


えっ、えっ、くれるの…?
うん、確かに頼んだのは私だし、欲しかったけど…


…本当に貰っていいの?
貰ってからやっぱなしってのはダメだよ?


ありがと…一生大事にするね。


そうだ!
もしよかったらさ、この後花火一緒に見に行かない?
お礼に何か買ってあげる!


いいよいいよ。
だって…


えぇと…その…これから私たちも行くんだけど、久しぶりの夏祭りじゃん? 
だから私以外彼氏連れてきてるし…何となく居づらいというか…。


行くところも、カップル専用席みたいなところらしいし…。
正直いまにも抜け出したいんだよね…。


それに私良いところ知ってるの。
ちょっと山登るんだけど、ちっちゃな神社があるの。


前は木で隠れて見えなかったんだけど、
伐採して空が見えるようになってたから綺麗だと思うんだ。


人もいないしさ…良くない?


よしっ、決定ね!
じゃあさじゃあさ、何買っていこっか~。


どうせならシェアできる奴がいいよね。
焼きそば…うーん、たこ焼きも捨てがたい…!


チョコバナナはシェアできないけど、夏祭りっぽいし~!


あ、綿菓子だ!
ねね、綿菓子にしようよ!


懐かしいなあ。
ねぇ覚えてる? 
まだ私たちが幼稚園のころだったけど、一緒にお金出してさ綿菓子買ったの。
柄をヒーローものにするかカワイイものにするかでマジ喧嘩しちゃってさ。


いまでも覚えてる。
若干苦い思い出というか…笑
子供ながらに大人げない喧嘩だったなあ、なんて。


ま、そのときも綿菓子食べたら仲直りできたけどね。


もーらいっ。


ん~!
綿菓子って感じの味する!


食レポが下手? 
お? 喧嘩か? 
お?


うそうそ、でも綿菓子は綿菓子の味でしょ。
そういう君はいい感想言えるのかな?


//「パク…。…綿菓子の味する」


ぷははっ!
私と同じじゃん!
でしょー!?


はーっ、面白い。
ねね。後ろ見てみてよ。
ほら、本当はあそこの広場でみんな見るんだけど…。


ってうわぁ…やっぱりカップルしかいないね。


抜け出してきてよかったぁ…。
惨めさで押しつぶされちゃうところだったよ。


そりゃあそうだよ、ここ2年くらい夏祭りなかったでしょ? 
そんな久しぶりの夏祭りに1人だけ花火を見るのってなかなかだよ?


こういうときに彼氏をステータスとして見てくる人いるし。
装備品かっての。あ、いまのはないしょで…。


あ、アナウンス始まってる。
はやくいこいこ。


ビニール袋しいて…。
ん、いいよ、そのタオルどうせ洗うし。


…よしおっけ。


(花火が始まる)


わぁ…綺麗。
やっぱり花火はいいねえ…。
日本人に生まれてよかったと思える瞬間第1位だよ。


言いすぎ?
そうかも笑


ねね!
さっきのちょうちょだったよ!


すっごいでっかいね!
いろんな色があって…ほんと綺麗…!


…あ、はしゃぎすぎだ私。


感情豊かでいいと思う?
ふーん、君はそういう感じでもいいんだ。


…あのさ、もしいま私が好きって言ったらどうする? 
うん、好きって。
何って…それは、その、君のことが、だよ。


雰囲気に流されてるだけって…そんな私軽い女じゃないし!
子供の頃から君のことずっと好きだし、彼氏いないのもそのせいだし…。


あはは、やっぱり雰囲気に流されてるのかな…?
いま言わないと損するぞ~って、何かそんな気がするの。


へ、君も私のこと気にかけてくれてたの?


…そこは好きって言わないんだ。
いまなら…言っても、誰も聞いてないよ…?


それでも好きって言ってくれない?
…ずるいかな?


ふふ、ありがと。
じゃあさじゃあさ、手とか繋いじゃう?
どうせなら行くとこまで…あ、いや、やっぱり恥ずかしいからやめやめ。


へ、へたれじゃないし…。
あ、そうだ…さっきとってくれたぬいぐるみごしに手を繋ご? それなら多分恥ずかしくないと、思う…。


はい、にぎにぎにぎにぎ。
あそこにいるカップルみたいに恋人繋ぎはできないけど…私たち、誰よりも心は繋がってると思うから…。


来年もお祭りやるといいね…。
そしたらさ、またここで花火見て…手を繋ご?
…それくらいは出来るようにがんばるからさ。


うん、進展遅い彼女だけどごめんね。
告白もずっとずっと貯め込んでたから…。
そりゃそうもなるよね。


実はいまも心臓ばっくばく…。
団扇で仰がないと顔から火が出ちゃいそうなくらい。
絶対顔真っ赤だ私…。


…花火が終わるまでさ、ちょっと肩寄せてもい?


好き、私は君のことが好き。
だいすきだよ。


君は私のこと好き…?


//SE:花火の音
(任意で男側からキスしたような描写いれても〇)
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
地元の夏祭りで幼馴染とばったり会って、秘密の場所で二人きりになる話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者

ライター情報
pixivにて、台本を投稿し始めました。
ヤンデレや甘々、わからせなどを学び中。
シチュエーションボイス採用を目指しております。

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