- ヤンデレ
公開日2021年06月05日 18:00
更新日2021年06月05日 18:00
文字数
1505文字(約 5分1秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
内容は、宇宙船のポットが不具合で開き、そこで同じく偶然同じようにポットが開いてしまった彼女と・・・・・・といった内容です。
本編
『プシュー、という蒸気のような音があれば。』
あ・・・・・・目が覚めた?
良かったぁ。
自分の事が分かる?この指は何本に見える?
うん、大丈夫みたいだね。
さっき私も目が覚めて、船内を色々と調べたら・・・・・・。
私たち、ポットの不具合で予定より100年早くコールドスリープから目覚めたみたいなの。
それで、怖くなって船内を走り回って皆の入っているポットを調べたんだけど、どれも開いてなくて。
でも、そこで君の入っているポットが開いている事に気が付いたの。
怖かったぁ・・・・・・。
この100年をずっと一人で過ごすんじゃないかとすっごい怖かったの。
じゃあ、早速ご飯を食べにいきましょ?
大丈夫、私の分の食料があるからそれで暫くは過ごせるよ。
【30分後、食事を摂った後。】
ふぅ、美味しかったね。
でも、あの味をずっとは飽きるから、いつかアレンジしたのを作ってあげるね。
こう見えても地球にいた頃は料理が得意だったんだよ?
次は何をしよっか?
寝るにはまだ早いし、外もずっと宇宙だから真っ暗でつまらないし・・・・・・。
そうだ、本か映画を見に行かない?
確かこういう時のための非常プログラムがあったから、それを起動すればできるはずだよ!
ん?どうしたの?
あぁ、あそこに並んでいるのも私たちと同じ、コールドスリープをしている人たちだね。
え?ポットの色が赤い?
・・・・・・。
そうだね。不具合で酸素が供給されていないのかもしれないね。
えっ、あそこにいるのって、地球で貴方の彼女だった人なの?
そう・・・・・・、間違えなくてよかった。
うん、そうだよ。私がやったの。
私ね。ここのエンジニアだから。
実は、私がこうしてコールドスリープから目が覚めたのは偶然じゃないの。
宇宙船のメンテナンスが必要だから、こうして目的地に着くまで何度か起きてメンテナンスをする決まりなの。
でね。地球にいた頃、貴方の存在を知ってね。
私、貴方の事が大好きになってしまったの。
私に向けてくれる顔、声・・・・・・とっても、かっこよかった。
私のものにしたい。私の隣を歩いて欲しい。
だから、こうしてエンジニアになって、貴方と一緒の宇宙船に乗って・・・・・・。
で、貴方のポットの設定をちょっと変えて、体に負担なく起きられるように5年を掛けて貴方の意識を覚醒させたのよ?
とっても、長かった。
でも、貴方に万が一の事が起きるのは絶対に嫌だったから、その日が来るまでずっと耐えてたの。
でもね。あなたを待っていた間、あのポットに入っている彼女の前を通るたびに、頭に浮かぶの。
貴方が彼女に笑いかけている姿、手を絡めて繋ぐ姿、楽しそうに会話する姿、それらが何度も、何度も何度も何度も。
その彼女が、それこそポットの不具合でいつ出てくるのかも分からなかった。だから・・・・・・。
酸素供給、止めちゃった。
ゆっくりとポットがシューって機能停止していく音を聞いて、とっても満たされたの。
あぁ、これで彼女の存在が貴方の中から消える、って。
ねぇ、どこにいくの?
無理だよ?もう一度ポットに戻ってスリープに戻るなんて。
貴方の情報をこの宇宙船から消しちゃったから、ポットを使うのは勿論、何をするにも私と一緒じゃないとできないよ?
外は宇宙だから、出ていくなんてしたら死んじゃうし。
大丈夫!
私、こうなることを予定してこの宇宙船に乗り込んだから、沢山のコンテンツをプログラムしてきたんだぁ。
ね?一緒にいこ?
私の権限で、一生貴方を面倒見てあげるからさ。
だからぁ・・・・・・100年、ううん。一生・・・・・・ずっと一緒にいよ?
あ・・・・・・目が覚めた?
良かったぁ。
自分の事が分かる?この指は何本に見える?
うん、大丈夫みたいだね。
さっき私も目が覚めて、船内を色々と調べたら・・・・・・。
私たち、ポットの不具合で予定より100年早くコールドスリープから目覚めたみたいなの。
それで、怖くなって船内を走り回って皆の入っているポットを調べたんだけど、どれも開いてなくて。
でも、そこで君の入っているポットが開いている事に気が付いたの。
怖かったぁ・・・・・・。
この100年をずっと一人で過ごすんじゃないかとすっごい怖かったの。
じゃあ、早速ご飯を食べにいきましょ?
大丈夫、私の分の食料があるからそれで暫くは過ごせるよ。
【30分後、食事を摂った後。】
ふぅ、美味しかったね。
でも、あの味をずっとは飽きるから、いつかアレンジしたのを作ってあげるね。
こう見えても地球にいた頃は料理が得意だったんだよ?
次は何をしよっか?
寝るにはまだ早いし、外もずっと宇宙だから真っ暗でつまらないし・・・・・・。
そうだ、本か映画を見に行かない?
確かこういう時のための非常プログラムがあったから、それを起動すればできるはずだよ!
ん?どうしたの?
あぁ、あそこに並んでいるのも私たちと同じ、コールドスリープをしている人たちだね。
え?ポットの色が赤い?
・・・・・・。
そうだね。不具合で酸素が供給されていないのかもしれないね。
えっ、あそこにいるのって、地球で貴方の彼女だった人なの?
そう・・・・・・、間違えなくてよかった。
うん、そうだよ。私がやったの。
私ね。ここのエンジニアだから。
実は、私がこうしてコールドスリープから目が覚めたのは偶然じゃないの。
宇宙船のメンテナンスが必要だから、こうして目的地に着くまで何度か起きてメンテナンスをする決まりなの。
でね。地球にいた頃、貴方の存在を知ってね。
私、貴方の事が大好きになってしまったの。
私に向けてくれる顔、声・・・・・・とっても、かっこよかった。
私のものにしたい。私の隣を歩いて欲しい。
だから、こうしてエンジニアになって、貴方と一緒の宇宙船に乗って・・・・・・。
で、貴方のポットの設定をちょっと変えて、体に負担なく起きられるように5年を掛けて貴方の意識を覚醒させたのよ?
とっても、長かった。
でも、貴方に万が一の事が起きるのは絶対に嫌だったから、その日が来るまでずっと耐えてたの。
でもね。あなたを待っていた間、あのポットに入っている彼女の前を通るたびに、頭に浮かぶの。
貴方が彼女に笑いかけている姿、手を絡めて繋ぐ姿、楽しそうに会話する姿、それらが何度も、何度も何度も何度も。
その彼女が、それこそポットの不具合でいつ出てくるのかも分からなかった。だから・・・・・・。
酸素供給、止めちゃった。
ゆっくりとポットがシューって機能停止していく音を聞いて、とっても満たされたの。
あぁ、これで彼女の存在が貴方の中から消える、って。
ねぇ、どこにいくの?
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ライター情報
いつも閲覧ありがとうございます(^^)/
趣味で聴いているASMR、シチュボ系の動画等を盛り上げたいという思いと、自分の名を売りたいという下心を持って、フリー台本を書いております。
私の名前をサムネ、又は概要欄にて載せて頂ければ、広告の有り無しに関わらず自由に使って頂けるととても嬉しいです(^^)/
各台本のタイトル、一部内容はは自由に変えてくださっても構いません。
顔アイコンはTTIさん「@tti_design」の絵を拝借しております。
夢は1個800円の卵を毎日2個食べられる暮らしです。
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