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「上書き」浮気を知ったメンヘラ彼女の脅迫
written by 泣きんぎょ
  • 学校/学園
  • メンヘラ
  • ヤンデレ
  • 暴力
公開日2021年10月07日 00:17 更新日2021年10月07日 00:17
文字数
917文字(約 3分4秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
暴力彼女
視聴者役柄
彼女
場所
学校
あらすじ
あらすじ

 弱い女の子が居た。
 それゆえに救ってくれた相手を好いて、依存し、独占欲を発揮する。
 しかし、そんな彼女の弱さは彼にとっては鬱陶しくてたまらないもの。
 すぐに嫌気がさして……かといって、自分から振るのも何となく面倒くさくてなあなあにしてしまう。
 ある日、彼女はそんなあなたの浮気現場を見てしまう。
 闇の発露……それは彼女の弱さの故であった。
本編
本編

「ねぇ……あたしのこと、好き?」

「あたしは好きだよ? 大好き……あなたは?」

「……ねぇ?」

「そっちは、って聞いてるんだけど?」

「…………そう……そっかぁ……言って、くれるんだね?好きって……愛してる、って……」

「他の女にキスをしたその口で……」


「うん、あたし……見てたよ?駅前で……楽しそうに話してるところをずっと……キスをして……ホテルに消えてくとこまでずっと……ずっと」

「嘘つき……」

「最低だね……殺したくなる……」

「……どうして、嘘を吐くの?」

「……どうして……他の女と睦言むつごとを交わし合った口で、白々しくもそんなことが言えるの?」

「最低……最低、最低、最低、最低、最低、最低、最低、最低、最低、最低最低最低、最低っ!!」

「あたしを……捨てるの?」

「あたしを…………要らないものだって、そう、言うの?」

「やだ、やだよぅ……なんで?」

「なんで、あたしだけを見てくれないの?」

「なんで……他の女を視界に入れるのよ……嫌だよ……ふざけないでよ……あたしだけを見て、あたしだけを愛して……あたし以外と言葉を交わさないで」

「いいじゃない、あたしだけ居れば?」

「あたしが……あたしだけが、あなたの特別じゃ、ないの?」

「あたしの特別は……あなただけ、なんだよ?」

「捨てちゃ、やだよぅ……見捨て、ないでよぅ……何でも、するから……あたしを、独りぼっちに、しないで」

「あたしを、置いて、いかないでよ……」

「あたしには、あなたしか居ないのに……あなたは、あたしを、置いてくんだ?」

「許せない……許せない許せない許せない許せない許せない許せない、許せないっ!」

「……殺すわよ?」

「あたし以外を見ないあなた……そんなあなた、あたしは見たくないの……あたしの傍に要らないのよ」

「あたしだけを愛せ、あたしだけを見ろ、あたしだけにキスをしろ」

「あたしを必要としないあなたなんて……この世に存在することなんて許さないから、ね?」

 耳元で

「死にたくなければあたしだけを愛せ」

「他の女を近づけて……あまつさえ、その手で触れたりなんかしたら……」

 暗い声で

「その部分、削り取るから、ね?ガリガリガリガリ爪で削いで……そいつに触られた部分を消すと同時にあたしの痕跡を残してやる……」

囁き

「上書き」

離れて

「あたしは、出来れば……したくないから……あたしにそんなこと、させないでよね?」

「あたしを好きだって、愛してるって、そうハッキリと口にした彼氏なら、ね?」
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
「上書き」浮気を知ったメンヘラ彼女の脅迫
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
泣きんぎょ
ライター情報
 ASMR、シチュボ台本を主に書いています。
 細かい指定や、指示が書いてあることがありますが、不可能な場合や不明瞭なことがあれば代替あるいは無視してもらっても結構です。
 また勢いのまま書き連ねているため誤字や脱字が見られる場合がありますのでご使用の際はお気をつけ下さいますようお頼み申し上げます。
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