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猫舌彼氏をからかったら…。
written by 初実とうか
  • からかい
  • 嫉妬
  • 耳舐め
  • 職場/オフィス
  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • 先輩
  • 後輩
  • 年下
  • 年上
  • 独占欲
公開日2022年04月03日 23:13 更新日2022年04月03日 23:13
文字数
1843文字(約 6分9秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
猫舌を彼女に隠している年上彼氏
視聴者役柄
彼氏をからかう世話焼き彼女
場所
彼氏の家
あらすじ
寒がりなのに猫舌の彼氏は、せっかくのあったかい飲み物もなかなか口にできない。
「猫舌の人は舌の使い方が下手なんだって」とからかう彼女に、彼のS心が顔を出し…。
本編
( )ト書き 《 》彼女のセリフ

効果音・BGMによる演出はご自由にしてください。


(彼氏、家路を急ぐ)

…思ったより時間かかったな。
まぁ、彼女の紅茶もあったし、
買い物はこれで終わりだな。
はぁ、寒い。
帰ったら風呂入りたいな。
…今日は泊まるって言ってたし、
久々に二人でゆっくり入るのも…悪くないな。

(彼氏、家に到着)

ただいま。…ん?いないのか?

(彼氏、リビングに入る)
(彼女、電話を切る)

なんだ、電話中か。

《あっ、お帰りなさい》

ただいま。ずいぶん嬉しそうだったな。
何の電話だったんだ?

《そうなの。仕事で私の企画が採用されたから、今度チームの皆で打ち上げしようって》

そうか。君の企画が採用…。
おめでとう。
最近ずっと遅くまで頑張っていたもんな。
努力が実ってよかった。
…で、チームで打ち上げか
…その…あいつも、来るのか?

《えぇ、もちろん。同じチームだし、ずっとお世話になっているもの》

そうだよな。
あいつは同じチームだし、
入社当初からの君の教育係…。
打ち上げに来ないわけないよな。
はぁ…。やはりあの時、
チーム掛け持ちしてでも君の教育係をすべきだった。
そしたらあいつが君に近づくこともなかったのに…。

《ちょっと、また?そのことはもう話し合ったはずよ?》

あぁ、わかってる。
君とあいつの間には何もない。
もう詮索しないって約束だったな。
だが…あ、いや、なんでもない。

(彼氏、くしゃみをする)

…あ〜、冷えたな。
…ひとまず、こたつにしよう。

(彼氏、こたつに入る)

《外寒かったでしょ?ちょうどお湯沸かしていたし、買ってきてくれた紅茶淹れてあげるね》

ん?紅茶?いや、いい。
俺はペットボトルの水で…。

《こたつもいいけど、ちゃんと体の中から温めないと風邪引くわよ》

いや、俺はこたつだけで充分温かいから。
って、おい、聞いてるのか?

《はいどうぞ》

(彼女、彼氏の前に紅茶のカップを置く)

はぁ…。熱そう。
だから、いらないって言っただろ?
前から思っていたが、
君は人の話を聞かないところがあるぞ。
周りに気を配れるのはいいことだが、
他人の気持ちを考えずにするのは、ただのお節介だ。
仕事中だって…。

《はいはい、早く飲まないと冷めちゃうわよ。それとも私が口移しで飲ませてあげようか?》

ばっ…「口移しで飲ませてあげる」とか、
年上をからかうもんじゃない。
まったく、飲めばいいんだろ、飲めば。

(彼氏、何度もフーフーして恐る恐るカップに口をつける)

…あっっつ!!…あ〜、舌火傷した。ヒリヒリする。

《もう、大げさなんだから。》

大げさなんかじゃない。
まったく…。
淹れてくれるならもう少し考えて淹れてくれ。

《そんなに熱くしていないわよ。もしかして、猫舌なの?》

…あぁそうだよ、猫舌だよ。悪いか。

《そうなの?知らなかった。職場ではクールで大人なあなたが猫舌なんて…かわいい》

…いい年した男に「かわいい」とか言うもんじゃない。
はぁ…だから嫌だったんだ。
君のことだ。
絶対笑うと思ったから、熱々の物は避けていたのに…。

《知ってる?猫舌の人って舌の使い方が下手なんだって。あなたもまだまだお子ちゃまなのね》

…へぇ。
猫舌の人は舌の使い方が下手なお子ちゃま…ね。
さっきからヤキモチ妬かせたり、
口移しって言ったり…。
次は舌を使うのが下手?
いくら俺でもいじられっぱなしは好きじゃないぞ?それに…その下手な舌使いで、
いつも気持ち良くなっているのは…誰なんだ?

(彼氏、彼女の腕を引き寄せてキスする)
(強引に舌を入れてディープキスする)

息荒くして…さっきまでの強気はどこいった?
お子ちゃまのキスに感じるなんて…やらしい奴だな。
ほら、舌出せ。…もっと。

(舌に吸い付いて絡め合う)

《今日のあなた、怖い…。》

怖い?
そう言う割に身体熱くして力抜けているじゃないか。
…それに、誰のせいでこうなったと思ってるんだ?
俺を嫉妬させて、からかった罰だ…。
今日は君とゆっくりしようと思っていたが…。
気が変わった。
悪いが、優しくしてやれそうにない。
俺の好きなようにさせてもらう。
君が嫌がる耳だって…。

(彼氏、耳舐めする)

舐めて、耳たぶを舌で弾いたら、
甘い声どんどん出てくる。
ふっ。耳は敏感過ぎるから嫌なんだよな。
でも今日はたっぷりいじめてやる。反対も…。

(彼氏、反対の耳舐めする)

耳まで赤くして…恥ずかしがってる顔、興奮する。

《他の所も…触って》

他の所も触ってほしい?
さっきも言ったがこれは罰だ。
君に選ぶ権利はない。
どこを舐めようが、どこを触ろうが、
俺の好きにさせてもらう。

《そんな…。》

そんな潤んだ目で訴えてきても無駄だ。
大人しく俺のされるがままになってろ。


人の気も知らないで、
煽ったり、子ども扱いするからだ。
お前の心も身体も…全部俺の物だってこと、
たっぷりわからせてやるからな。

〜おわり〜
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
猫舌彼氏をからかったら…。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
初実とうか
ライター情報
初実(はつみ)とうかです。
閲覧・音声化等いつもありがとうございます。
主に女性向けシチュエーションボイスのフリー台本(甘々・ヤンデレ・ショタ等…)を書いています。(順次投稿予定)
ご使用時、タイトルはご自由に変更してください。
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