お、おはよう……ごっごめんね、起こしちゃって。
わ、私その……体も大きいし、動きも遅いから、ほっ本当はその、起こさないようにこっそり布団に入る筈だったんだけど……ほっ本当にごめんなさいっ！
後ろをついて行ったらき、君……鍵、掛け忘れてたからその、がっ我慢できなくて……！
で、でも安心して！
君に悪い事とか絶対しないし、このまま……ひひっ……そう、このままず～っと、君を見てるだけだから。
だ、だから安心して、私の事とかは気にしないで……ゆっくり、ゆ～っくり休んでて良いか──

えっと、そっその……私のか、勘違いかな？
君、どっどうしてそんなに怖がってるの？

「不審者が怖くない訳ない」……え、ふっ不審者って……私が？
いっいやいや、だって君、私に気付いてわざと鍵、開けてくれてたんだよね？
私がど、どれだけ君の事をあっ愛してるかを理解してくれて、だからその……君、わっ私の事さ、誘ってくれたんだよね……？
わ、私の事ちゃんと意識してくれたら、きょっ今日は鍵、わざと開けておいてくれたんだよね？
ちがう……？
そっそれ嘘……嘘、だよね？
だ、だって君、初めて会った時も私に優しくしてくれて、それって私の事が好きだからそうしてくれて──
ダメ！に、逃げないで！
わっ私から逃げるの、禁止……！
そんな事する悪い君は、おっお仕置き……しなきゃだね♪

えへへ、きっ君の事……ぎゅ～ってしちゃったぁ♪
あぁ、これヤバイ……私いま君の事だっ抱き締めちゃってる……ッ！
ダメ、ゾクゾクとっ止まんない……！
君の事ぎゅ～ってしてるだけであっ、頭おかしくなりそう！
すぅ……はぁ……あぁ……！
君最高に良い匂い……あたまの中と、溶けちゃう……だっダメ、私これだけでダメになっちゃう♪
あ……ご、ごめんね。
私ちょっと興奮してるから、もしかしたらその……あっ汗臭いかも。
昔から気持ちが昂るとね、我慢できなくてこうなっちゃうの……でっでもね！
これ、きっ君が悪いんだよ？
私から逃げようとしたから……私の事、余計に興奮させちゃって──
こ～ら、暴れちゃダメ……だよ♪
ひひっ、おっきな体にギュ～ってされちゃってみ、身動き出来ないね♪
かわいい……そんなに動いたって、きっ君じゃ私から逃げるなんて、絶対……ぜ～ったい無理だよ？
だから諦めちゃお？私にぎゅ～ってされて、このまま一緒にダメになっちゃおう？
私ね、このおっきな体……本当はずっと昔からコンプレックスだったの。
可愛くないし、皆から虐められるし──
でもねでもね、今はこの体にすっごい感謝してるの！
君の事をぎゅ～ってして、絶対に逃げられないように捕まえておける……私の体がおっきいのって、君の為だったんだね♪
こっこれってもう、運命……だよね！
私と君は、最初から二人で幸せになる運命だったの！

だから私ね──君の赤ちゃん、欲しくなっちゃった……♪

だってほら、今の私達、お布団で愛し合ってるふっ夫婦みたいじゃん。
ううん、運命で結ばれた二人だから、私はもう君の奥さん……ひひ、ゾクゾクしてきちゃう♪
夫婦なら赤ちゃん作るのも普通……だからこれ全然、ちっとも変じゃないよ……当たり前の事だもんね♪
だっ大丈夫、君は何にも心配しないで！
私お金とかはいっぱい持ってるし君なら全然大丈夫っていうか君じゃないと嫌だし、とにかく私なら君の事幸せに出来るから！
私はもうじゅっ、準備完了してるよ……君の事、いつでも気持ち良くしてあげられるから♪
だから君も──あぁ……！

えへへ、君ってば……本当に恥ずかしがり屋さんなんだね！
私で興奮してくれてる……嬉しい！
私すっごい嬉しいよ！
えへへ！えへへへへ！

さっきまでず～っと嫌々してたのって、私の事を焦らしてんだね！
変な勘違いして、ぎゅ～って潰そうとしちゃってごっごめんね？
だから勘違いしてひどい事しちゃった分は、今からこのおっきな体でちゃ～んとお返し、してあげる♪
こういうことは初めてだけどね……私、えっちな事はそっその、君の為に本とか動画でいっぱい勉強したから……えへへ！
だからねだからね！君は安心して、私に抱かれて良いからね。
私の無駄にでっかい体で、いっぱい……い～っぱい気持ち良くなってね。

そっそれじゃあ、は……始めるね？
私いっぱい頑張って君のことリードするから、君もその……私の体でたくさん、気持ち良くなってね。
これからは私と君……それから赤ちゃんの三人で、い～っぱい幸せになろう♪

ひひ……これからはどうか、末永くよろしくお願いしますね、旦那様♪

・台本（ゆるボイ！）
根暗で高身長なヤンデレストーカーに寝込みを襲われてそのまま……
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
霜月鷹