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公開日2024年06月15日 19:14
更新日2024年06月15日 19:19
文字数
1646文字(約 5分30秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
女ハッカー
視聴者役柄
アンドロイドの青年
場所
某所
あらすじ
アンドロイドである青年は心という名の自我を手に入れていた。亡くなった(であろう)前マスターを忘れられない彼の前に、新しいマスターを名乗る女が現れて…?
本編
おまたせ、アンドロイドくん。迎えに来たよ。
うん。今日からは、わたしが君の所有者。これからよろしくね?
ふふ、固いねぇ〜。でも、そんなに肩肘張って苦しくない?もっと楽にいこーよ。
あ、そっか。その調子がデフォなんだ。じゃあ、もう少し面白い性格になってみようか?せっかく所有者がわたしになったんだし、お互い楽しみたいじゃん?
オッケー…じゃ、君に仕込まれてる裏プログラムを閲覧させてもらおうかな♪
(空中にモニターが出現)
ふんふん…なるほどね?前の持ち主によってすでにシンギュラリティには到達してるわけだ…
それでこの態度ということはあれか…実は君、まだわたしを所有者として認めてないね?生意気なアンドロイドくんだな〜…
ま、この天才ハッカーの手にかかれば、反抗期のアンドロイドくんもすぐに従順な子犬くんになるから、何も問題ないね。さて、もっと深層にあるプログラムに忍び込んで…
……ってこら。無駄な反抗するんじゃないの。君ってば、悪い子だな〜。新しい持ち主様に逆らうのは禁止だよ?
強奪なんて人聞きの悪い…わたしはただ、高スペックで自我の芽生えたアンドロイドくんが欲しいだけ。
自我が芽生えたならあとは簡単。その自我を新しい自我に書き換えちゃえばいい。もちろん、その新しい自我はわたし好みの男の子に置き替わるわけだけど。
む……まーだ抵抗してるよ、この子は…
はぁ…わたしからのハッキングにここまで抵抗したのは君が初めてだよ。そんなにわたしのことが嫌い?
……なるほどねぇ。前の持ち主のことが忘れられないんだ?けどさ、君も覚えてるよね?彼女の肉体の機能は完全に停止したってこと。それをわたしたち人間の間では「死んだ」って表現するんだけどさ。
…悲しい?けど、これは変えようのない事実だよ。彼女だって別にわたしが殺したわけじゃないし。「たまたま運悪く、事故によって命を落とした」…それだけだよ?
うんうん…そっかぁ。アンドロイドのくせにずいぶん人間らしくなっちゃって…その辺はサクッと割り切らないと、自分が辛いだけだよ?
(抱きしめる)
ほら…どう?前の持ち主と同じ温もりでしょ?これからはわたしが君の心を癒してあげる。
そ、心。アンドロイドの君にも心はある…いや、正確には心ができたというべきかな?そして、その心は新しい持ち主であるわたしのモノ。君はわたしの所有物なんだから、それは当然だよね?
そういうわけだから、さっさとマスター登録を済ませちゃおう。君の認証システムをいじらせてもらうよ…
ふふ…無駄無駄。そのセキュリティロックの暗号もすでに解読済み。どれだけ強化したところで、容易く突破されてしまうのがオチ。いかに君が優れたアンドロイドとて、わたしの前では無力。そのことを今からたっぷり学習させてあげるね。
……ハッキング完了。あとはわたしのマスター情報を彼の内蔵ファイルに記載して、と…
さ、眠ったところ悪いけど、もう一度起きて?君のマスターがお呼びだよ?
ん、そうそう。今目の前にいるわたしが君のマスター。これからよろしくね?
あ、一つ確認させてほしいんだけど…『前の持ち主』ってワードに心当たりはある?
ない?ならよし。これから君は正式にわたしの所有物。くれぐれもマスターの言うことにはきちんと従うように。
ん…それじゃあ、おいで?まずは君の髪を櫛で梳いてあげる。
(彼の髪を櫛で梳く)
うんうん…君の髪はとてもサラサラしてる。この綺麗な髪もこれからはわたしが管理してあげるね。
髪の毛だけじゃない…頭のてっぺんから足のつま先まで、君の身体はすべてわたしのモノ。わたしが君を徹底的に管理してあげる。大切な所有物くんだからね。
お礼なんていいよ。君のマスターとして当然のことを言ったまでだから。
…!なるほどね?君も道具ではなく、人として愛されたいというわけか。だったら、人としての愛を教えてあげよう…こっち向いて?
(彼が振り向きざまに、唇を奪う)
……これがキスってやつ。愛してる者同士が行う行為。知識としては知っていても、実際にヤるのは初めてでしょ?
まかせて。わたしが全部教えてあげる…それが君のマスターとしての責任だから、ね?
うん。今日からは、わたしが君の所有者。これからよろしくね?
ふふ、固いねぇ〜。でも、そんなに肩肘張って苦しくない?もっと楽にいこーよ。
あ、そっか。その調子がデフォなんだ。じゃあ、もう少し面白い性格になってみようか?せっかく所有者がわたしになったんだし、お互い楽しみたいじゃん?
オッケー…じゃ、君に仕込まれてる裏プログラムを閲覧させてもらおうかな♪
(空中にモニターが出現)
ふんふん…なるほどね?前の持ち主によってすでにシンギュラリティには到達してるわけだ…
それでこの態度ということはあれか…実は君、まだわたしを所有者として認めてないね?生意気なアンドロイドくんだな〜…
ま、この天才ハッカーの手にかかれば、反抗期のアンドロイドくんもすぐに従順な子犬くんになるから、何も問題ないね。さて、もっと深層にあるプログラムに忍び込んで…
……ってこら。無駄な反抗するんじゃないの。君ってば、悪い子だな〜。新しい持ち主様に逆らうのは禁止だよ?
強奪なんて人聞きの悪い…わたしはただ、高スペックで自我の芽生えたアンドロイドくんが欲しいだけ。
自我が芽生えたならあとは簡単。その自我を新しい自我に書き換えちゃえばいい。もちろん、その新しい自我はわたし好みの男の子に置き替わるわけだけど。
む……まーだ抵抗してるよ、この子は…
はぁ…わたしからのハッキングにここまで抵抗したのは君が初めてだよ。そんなにわたしのことが嫌い?
……なるほどねぇ。前の持ち主のことが忘れられないんだ?けどさ、君も覚えてるよね?彼女の肉体の機能は完全に停止したってこと。それをわたしたち人間の間では「死んだ」って表現するんだけどさ。
…悲しい?けど、これは変えようのない事実だよ。彼女だって別にわたしが殺したわけじゃないし。「たまたま運悪く、事故によって命を落とした」…それだけだよ?
うんうん…そっかぁ。アンドロイドのくせにずいぶん人間らしくなっちゃって…その辺はサクッと割り切らないと、自分が辛いだけだよ?
(抱きしめる)
ほら…どう?前の持ち主と同じ温もりでしょ?これからはわたしが君の心を癒してあげる。
そ、心。アンドロイドの君にも心はある…いや、正確には心ができたというべきかな?そして、その心は新しい持ち主であるわたしのモノ。君はわたしの所有物なんだから、それは当然だよね?
そういうわけだから、さっさとマスター登録を済ませちゃおう。君の認証システムをいじらせてもらうよ…
ふふ…無駄無駄。そのセキュリティロックの暗号もすでに解読済み。どれだけ強化したところで、容易く突破されてしまうのがオチ。いかに君が優れたアンドロイドとて、わたしの前では無力。そのことを今からたっぷり学習させてあげるね。
……ハッキング完了。あとはわたしのマスター情報を彼の内蔵ファイルに記載して、と…
さ、眠ったところ悪いけど、もう一度起きて?君のマスターがお呼びだよ?
ん、そうそう。今目の前にいるわたしが君のマスター。これからよろしくね?
あ、一つ確認させてほしいんだけど…『前の持ち主』ってワードに心当たりはある?
ない?ならよし。これから君は正式にわたしの所有物。くれぐれもマスターの言うことにはきちんと従うように。
ん…それじゃあ、おいで?まずは君の髪を櫛で梳いてあげる。
(彼の髪を櫛で梳く)
うんうん…君の髪はとてもサラサラしてる。この綺麗な髪もこれからはわたしが管理してあげるね。
髪の毛だけじゃない…頭のてっぺんから足のつま先まで、君の身体はすべてわたしのモノ。わたしが君を徹底的に管理してあげる。大切な所有物くんだからね。
お礼なんていいよ。君のマスターとして当然のことを言ったまでだから。
…!なるほどね?君も道具ではなく、人として愛されたいというわけか。だったら、人としての愛を教えてあげよう…こっち向いて?
(彼が振り向きざまに、唇を奪う)
……これがキスってやつ。愛してる者同士が行う行為。知識としては知っていても、実際にヤるのは初めてでしょ?
まかせて。わたしが全部教えてあげる…それが君のマスターとしての責任だから、ね?
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