大学生のあなた。家庭教師のアルバイトをしています。
今日も、生徒の家を訪れたのですが…。

あ、いらっしゃい。
どうぞお入りください。

せっかく先生が、いらしてくれたのに。
娘は部活で。まだ帰ってないんですよ。

本当にすみません。
今、お茶を入れますから。さ、こちらへ。

【お茶を運んで】
ところで先生。
娘の調子は、どうでしょうか?

先生に家庭教師をお願いしてから、成績も伸びて。
本当に感謝しているんですよ。

でも、親としては何かと心配で。
一人娘なもので、私も主人も甘やかしてしまって。

ワガママで困っているんですよ。
先生に、ご迷惑をおかけしていませんか?

…だったら、いいのですけど。

最近では、娘も生意気になって。
私が何を言っても
「ママには分らない」
なんて言うんですよ。

私、早くに結婚して家庭に入ったもので。
世辞に疎くて、主人にもよく叱られるんです。
そのうえ娘にまで。

（ため息）
主人は仕事が忙しくて、家を留守にすることも多くて。
だから、家のことは私がやらなきゃって思ってきたんですけど。

それで、世間知らずだと言われるんですから。
このまま年老いていくのかと思うと、寂しいですわねぇ。

…
うふふ。お世辞がお上手ですね。
私がキレイだなんて。
でも、嘘でもうれしいですわ。

嘘じゃない?
先生みたいにステキな男性にそんなことを言われたら。
本気にしちゃいますよ。

…ねぇ、先生。
どうして、今日、いらっしゃったんですか?

今日は部活の遠征で、娘は帰らないんですよ。
ご存じだったんでしょう?

うふふ。嘘はダメですよ。
娘がLINEしていたのを見ましたよ。

…私に会いに来てくださったの?

今夜は、私一人っきり。
誰にも気兼ね、いりませんわ。

だ・か・ら。
娘の代わりに、私に授業してくれませんか?
先生のカラダで。

私、もうずっと一人で眠っているんです。
寂しすぎるでしょう。

私も女だってことを、先生のような若い男から教えてもらいたいの。
ちゃんと授業料は、お払いしますから。

ねぇ、先生だって反応してるでしょう?
若い人が遠慮するものじゃないわ。

今夜は、お試し授業ということで。
二人の相性が良ければ、継続契約しましょう。

ふふふ。
先生、大好き。

・台本（ゆるボイ！）
【男性向け】娘の家庭教師を誘惑しちゃうイケナイ母親
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・台本制作者
まかろん