- 甘々
- 恋人同士
- 同棲
- 純愛
- 幼なじみ
- 記憶喪失
公開日2022年11月22日 23:44
更新日2022年11月23日 07:11
文字数
2424文字(約 8分5秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏(1日で記憶がリセットされる)
場所
家
あらすじ
ある日を境に、1日で記憶がリセットされてしまう病気を発症したあなた。朝起きると、リビングにあるタブレットに、動画が残されていた。
本編
※SEは必須ではありません。
※『』内はビデオメッセージの音声となります。
『ちゃんと映ってるかな。
こんにちは。
私は、君の幼馴染です。
ここは、君と私が暮らすお家です。
一人で暮らすよりも安全なので、一緒に暮らすことにしました。
突然のことでびっくりしてると思うけど、家にあるものは自由に見ていいよ。
あ、でも、家の外には出ないこと。
それだけは、守ってね。』
『おはよう。
このメッセージを録り始めて、今日で5日目になります。
机に置いてあったメモは読んだかな?
メモの通り、私は君の幼馴染です。
簡単なことはそのメモに書いてあるから、最後まで読んでおいてくれると嬉しいな。
今日は6時には帰れると思います。
夜にまた、話そうね。
お昼は冷蔵庫に入ってます。
君の好物を作ったから、温めて食べてね。』
『おはよう。
今日で10日目、かな。
昨日は驚かせてごめん。
って、君は覚えてないか。
机の上のメモに書いてある通り、私は君の…
恋人、です。
びっくりした、よね。
使い方は体が覚えてるみたいなので、君のスマートフォンを置いておいたよ。
もし気持ちの整理がつかなかったら、今日はホテルに泊まるので連絡ください。』
『おはよう。
君にメッセージを残すようになって、15日が経ちました。
私は君の恋人、です。
身の回りのことは、今日のメモを見てね。
あ、そうそう。
いい知らせがあるよ。
来月から仕事に復帰できるみたい。
簡単なパソコン作業がこなせてたから、復帰しても問題ない、って君の会社の人から連絡がきました。
君は職場が大好きだから、すごく嬉しいです。』
『おはよう。
このビデオメッセージも、今日で20日目だよ。
昨日、君の日記を読みました。
あ、勝手に読んだわけじゃないよ?
昨日の君に見せてもらったの。
びっくりしたけど、いろいろ納得できたというか…うん。
君の気持ち、きちんと伝わりました。
今日は早く帰れそうだから、二人でいっぱい話し合おう。
これからの私たちの、未来について。』
ただいまー。
って、それ、見てたんだ。
うん、毎朝ね、君が起きる前にこのタブレットで動画を録って、君が見れるようにしてたんだ。
もしかして…今までのやつ全部見てたの?
最初から?
あー…ちょっと恥ずかしいな。
私は君の幼馴染です、とか…さ。
ん、君がこうなった最初の日にね、朝起きて隣で寝てる私を見て、パニックを起こしちゃって。
それを見た私も結構動揺してたのかな。
つい、幼馴染、って言っちゃったんだよね。
まぁ、普通に考えたらびっくりするよね。
朝起きたら知らない家で、知らない人と暮らしてるなんて。
だからとにかく、君に状況を把握してもらわなきゃ、って必死でさ。
帰った時に君がいなかったらどうしようって、あの日は気が気じゃなかったなぁ…
(少し間をあける)
あのね、ずっと不思議だったんだ。
初日にあんなに狼狽(うろた)えてた君が、どうして次の日から驚かなくなったのかな、って。
…そう、そのノートのおかげだった。
君がお医者さんから、いずれこうなるかもしれない、って言われた日から、ずっと書いてた日記。
あの時は、本当にそんな日が来るのかなーなんて、二人で話してたけど。
うん、君はちゃんと考えてたんだね。
まさか、記憶を失うようになってからは毎日、私とした会話を一字一句、残してたなんてねー。
ふふっ、昨日見せてもらった時は、さすがに泣いちゃったんだよ?
えー?ほんとだってば。
だってその日記…
私と出会った時のことも、私を好きになった時のことも、全部書いてあるんだもん。
付き合うきっかけとか、一緒に暮らし始めた日のこととか。
もうほんとにぜーんぶっ。
私の好きなところがびっしり書かれたページもすごかったよ?
ちょっと引いちゃったもん。
…ま、それは嘘だけど。
すごく嬉しくてさ、なんだ、私めちゃくちゃしあわせじゃん!って。
(少し間をあける)
君がこうなって9日目…だったかな。
寝る前にね、君が突然、私の頭を撫でてくれたの。
ふふ、付き合い始めた頃からの君の癖(くせ)なんだよね。
私、君の体がそれを覚えてたことに、テンションが上がっちゃって。
本当は恋人同士なんだ、って伝えたら君、なんて言ったと思う?
[紙をめくる音]
ん、ほら、このページ。
「まじか。」って。
驚いたフリしてたけど、本当は君、この日記で知ってたんでしょ?
もー、意地が悪いよねー。
ていうか、もっと早くこの日記を見せてもらいたかったなぁ。
あ……や、責めてないよ?
そんな顔しないで。
君が悩んでたのも、ちゃんと知ってるから。
私を大切に思う気持ちが、本当の気持ちなのか、日記に影響された気持ちなのか、わかんなくなっちゃってたんだよね。
でもちゃんと、答えを出してくれた。
うん、昨日の君がね、好きだって言ってくれたの。
日記も見せてくれて、過去の自分とは違うけど、それでも私が好きだ、って。
…それで、今日の君は、どうですか。
私のこと、好き、ですか…?
んぅー…へへ、嬉しいぃぃ。
最初はね、やっぱり、すっごく不安だった。
まだ君の隣にいていいのかな、とか、いつかいらないって言われるんじゃないかな、とか。
でも、昨日の君も今日の君も、私のことが好きなんだって!
すごくない?
口下手であんまり気持ちを伝えてくれなかった君に、毎日好きって言ってもらえるなんて、正直最高の気分です、ふふっ。
これまでの二人も、これからの二人も、私が全部、記憶に残すから。
だから君は、全部全部、この日記に記録して?
そうやって、二人でずっと一緒にいようよ。
…あ、言っとくけど、「うん」っていう返事しか受け付けないからね?
ん、ありがと。
ね、あのね…
このノートが一冊終わったら、さ…
(深呼吸)
結婚、しませんか。
(間をあける)
『おはよっ。
今日でもう、このメッセージを録り始めて51日になったよ。
なんと昨日、君と一緒に婚姻届を出してきました!
じゃーん!見て!
婚姻届受理証明書、だって!
へへ、夫婦になっちゃったね、私たち。
二人で過ごす1日1日を大切に、生きていこうね。
…愛してるよ。
あー、待って、恥ずかしすぎるから今日はここまで!
またあとでね、ばいばいっ。』
※『』内はビデオメッセージの音声となります。
『ちゃんと映ってるかな。
こんにちは。
私は、君の幼馴染です。
ここは、君と私が暮らすお家です。
一人で暮らすよりも安全なので、一緒に暮らすことにしました。
突然のことでびっくりしてると思うけど、家にあるものは自由に見ていいよ。
あ、でも、家の外には出ないこと。
それだけは、守ってね。』
『おはよう。
このメッセージを録り始めて、今日で5日目になります。
机に置いてあったメモは読んだかな?
メモの通り、私は君の幼馴染です。
簡単なことはそのメモに書いてあるから、最後まで読んでおいてくれると嬉しいな。
今日は6時には帰れると思います。
夜にまた、話そうね。
お昼は冷蔵庫に入ってます。
君の好物を作ったから、温めて食べてね。』
『おはよう。
今日で10日目、かな。
昨日は驚かせてごめん。
って、君は覚えてないか。
机の上のメモに書いてある通り、私は君の…
恋人、です。
びっくりした、よね。
使い方は体が覚えてるみたいなので、君のスマートフォンを置いておいたよ。
もし気持ちの整理がつかなかったら、今日はホテルに泊まるので連絡ください。』
『おはよう。
君にメッセージを残すようになって、15日が経ちました。
私は君の恋人、です。
身の回りのことは、今日のメモを見てね。
あ、そうそう。
いい知らせがあるよ。
来月から仕事に復帰できるみたい。
簡単なパソコン作業がこなせてたから、復帰しても問題ない、って君の会社の人から連絡がきました。
君は職場が大好きだから、すごく嬉しいです。』
『おはよう。
このビデオメッセージも、今日で20日目だよ。
昨日、君の日記を読みました。
あ、勝手に読んだわけじゃないよ?
昨日の君に見せてもらったの。
びっくりしたけど、いろいろ納得できたというか…うん。
君の気持ち、きちんと伝わりました。
今日は早く帰れそうだから、二人でいっぱい話し合おう。
これからの私たちの、未来について。』
ただいまー。
って、それ、見てたんだ。
うん、毎朝ね、君が起きる前にこのタブレットで動画を録って、君が見れるようにしてたんだ。
もしかして…今までのやつ全部見てたの?
最初から?
あー…ちょっと恥ずかしいな。
私は君の幼馴染です、とか…さ。
ん、君がこうなった最初の日にね、朝起きて隣で寝てる私を見て、パニックを起こしちゃって。
それを見た私も結構動揺してたのかな。
つい、幼馴染、って言っちゃったんだよね。
まぁ、普通に考えたらびっくりするよね。
朝起きたら知らない家で、知らない人と暮らしてるなんて。
だからとにかく、君に状況を把握してもらわなきゃ、って必死でさ。
帰った時に君がいなかったらどうしようって、あの日は気が気じゃなかったなぁ…
(少し間をあける)
あのね、ずっと不思議だったんだ。
初日にあんなに狼狽(うろた)えてた君が、どうして次の日から驚かなくなったのかな、って。
…そう、そのノートのおかげだった。
君がお医者さんから、いずれこうなるかもしれない、って言われた日から、ずっと書いてた日記。
あの時は、本当にそんな日が来るのかなーなんて、二人で話してたけど。
うん、君はちゃんと考えてたんだね。
まさか、記憶を失うようになってからは毎日、私とした会話を一字一句、残してたなんてねー。
ふふっ、昨日見せてもらった時は、さすがに泣いちゃったんだよ?
えー?ほんとだってば。
だってその日記…
私と出会った時のことも、私を好きになった時のことも、全部書いてあるんだもん。
付き合うきっかけとか、一緒に暮らし始めた日のこととか。
もうほんとにぜーんぶっ。
私の好きなところがびっしり書かれたページもすごかったよ?
ちょっと引いちゃったもん。
…ま、それは嘘だけど。
すごく嬉しくてさ、なんだ、私めちゃくちゃしあわせじゃん!って。
(少し間をあける)
君がこうなって9日目…だったかな。
寝る前にね、君が突然、私の頭を撫でてくれたの。
ふふ、付き合い始めた頃からの君の癖(くせ)なんだよね。
私、君の体がそれを覚えてたことに、テンションが上がっちゃって。
本当は恋人同士なんだ、って伝えたら君、なんて言ったと思う?
[紙をめくる音]
ん、ほら、このページ。
「まじか。」って。
驚いたフリしてたけど、本当は君、この日記で知ってたんでしょ?
もー、意地が悪いよねー。
ていうか、もっと早くこの日記を見せてもらいたかったなぁ。
あ……や、責めてないよ?
そんな顔しないで。
君が悩んでたのも、ちゃんと知ってるから。
私を大切に思う気持ちが、本当の気持ちなのか、日記に影響された気持ちなのか、わかんなくなっちゃってたんだよね。
でもちゃんと、答えを出してくれた。
うん、昨日の君がね、好きだって言ってくれたの。
日記も見せてくれて、過去の自分とは違うけど、それでも私が好きだ、って。
…それで、今日の君は、どうですか。
私のこと、好き、ですか…?
んぅー…へへ、嬉しいぃぃ。
最初はね、やっぱり、すっごく不安だった。
まだ君の隣にいていいのかな、とか、いつかいらないって言われるんじゃないかな、とか。
でも、昨日の君も今日の君も、私のことが好きなんだって!
すごくない?
口下手であんまり気持ちを伝えてくれなかった君に、毎日好きって言ってもらえるなんて、正直最高の気分です、ふふっ。
これまでの二人も、これからの二人も、私が全部、記憶に残すから。
だから君は、全部全部、この日記に記録して?
そうやって、二人でずっと一緒にいようよ。
…あ、言っとくけど、「うん」っていう返事しか受け付けないからね?
ん、ありがと。
ね、あのね…
このノートが一冊終わったら、さ…
(深呼吸)
結婚、しませんか。
(間をあける)
『おはよっ。
今日でもう、このメッセージを録り始めて51日になったよ。
なんと昨日、君と一緒に婚姻届を出してきました!
じゃーん!見て!
婚姻届受理証明書、だって!
へへ、夫婦になっちゃったね、私たち。
二人で過ごす1日1日を大切に、生きていこうね。
…愛してるよ。
あー、待って、恥ずかしすぎるから今日はここまで!
またあとでね、ばいばいっ。』
クレジット
ライター情報
主に男性向けシチュエーションボイスの台本を投稿していきます。
◇フリー台本に関して
使用ルール等はありませんので、自由に使っていただいて構いません。
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただくことも問題ありません。性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
ご使用の際の許可は必要ありませんが、【台本:ミフジ】の記載をお願いいたします。
有償利用(有料プランでの公開または有料音声作品としての販売)の際は、お手数ですが事前にご連絡ください。また、可能であれば完成データをいただけますと幸いです。
この場合の有償利用に、収益を伴う媒体での無料公開は含みません。
ご不明な点がありましたら、お気軽にご連絡、ご相談ください。
【連絡する】からメールにてご連絡いただけます。また、Twitter DMからもご連絡可能です。
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◇フリー台本に関して
使用ルール等はありませんので、自由に使っていただいて構いません。
詳細な言葉遣いや言い回し、台本内のセリフの順番など、読みやすいように改変していただくことも問題ありません。性別変更及び、大元の流れが変わらない範囲でのアドリブ等も可能です。
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