- 喧嘩
- 恋人同士
- シリアス
- 元カノ
- ヤンデレ
- 泣き演技有り
- メンヘラ
公開日2022年12月05日 00:00
更新日2022年12月04日 01:19
文字数
1608文字(約 5分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
主人公に振られた元カノ。
視聴者役柄
同棲していた彼女を振った男性。
場所
現代日本。主人公の実家。
あらすじ
学生時代に知り合い、そのまま付き合って同棲していた彼女と別れたあなた。そのことで両親に呼び出され、実家に帰るとそこに元カノもいて…
注意:
作中の「○○」はあなたの名前です。
台本を閲覧・使用される方に任意の人名を入れてお読み頂く仕様となっていますが、使いづらければ二人称に変えたり、その部分のセリフごと省略・改変しても全く問題文ありません。
(例:○○くん→「俺くん」「キミ」に変更する等)
注意:
作中の「○○」はあなたの名前です。
台本を閲覧・使用される方に任意の人名を入れてお読み頂く仕様となっていますが、使いづらければ二人称に変えたり、その部分のセリフごと省略・改変しても全く問題文ありません。
(例:○○くん→「俺くん」「キミ」に変更する等)
本編
【あなたの実家】
(あなたがドアを開ける)
……
あっ…待って、お父さん!
(ドタドタという足音)
お父さん、落ち着いてください!
(父親があなたを殴り飛ばす)
きゃっ!
や、やめて…
いやっ…誰か!
……
お願いだから、もう彼を殴らないでください!
……はぁっ、はぁっ…
二人とも落ち着いて、中でゆっくり話し合いましょう。
○○くん、ごめんね……
ほっぺのとこ、中で手当てするね。
―――――――――――――――
【家の居間】
どう、まだ口切ったところは痛む?
大丈夫?よかった…
……
(泣き出す)
…うっ…ううっ…
……本当にごめんね。
私がキミのことを考えてあげられなかったばかりに、怪我までさせちゃって…
……ぐすっ…
いえ、違うんです、お母さん。
私が全部悪いんです…
私、ずっと彼に愛してもらえて当然だって勘違いしてたんです。
高校の時に知り合って付き合い始めてから、それぞれ大人になってもこの関係が続いていて…そのまま当然結婚もするものなんだ、って馬鹿みたいに思い込んでました。
でも、彼はそうじゃなかったんです。
彼は…○○くんは、私の人任せで気の弛んだ態度にもう愛想をつかせてしまっていました。
同棲を解消し、今年中に予定していた入籍の話を取り消したのも、今後私とは関わらない新しい人生を生きることを選んだからなんです。
だから…どうか、彼の選択を尊重して、これ以上私なんかのために彼を傷付けないでください!
お願いします!
もう彼のことを責めないでっ…怒鳴るのも殴るのも、全部私にやってください!
……
…うん、そうだよ。
私達の婚約のことは、私からキミのご両親に伝えたの。
前々から聞いていたとは思いますが、今年のうちには改めてお二人にご報告させて頂く筈だったのに、私のせいでこんなことになってしまって合わせる顔もございません。
…ってね。
そしたらご両親が私を心配してくれて、ご厚意でこの場を設けてくれたの。
でも…キミは私と婚約をした当初から、本当はそんなつもり全くなかったんだよね。
私がまた、機嫌を損ねてキミを困らせるようなことをさせないための嘘…だったんだよね。
だからっ…!
最初からそんな気はなかったから、キミは自分のご両親にもそんな話はしないで、他の誰にも私のことを婚約者だって紹介してなかったんだよね!
(泣きながら笑いだす)
うっ…く、ふっ…ははっ、ははは!
私はっ……
私は、キミが喜んでくれるように自分なりに努力して、いいお嫁さんになれるように頑張っていたつもりだけど…
キミにとっては、婚約者でも恋人でもない、ただの傍迷惑な勘違い女だったんだよね!
あはっ……は、ははっ!ははははははは!
…すぅーっ…………ごめんね…
こんなどうしようもない奴、生きてる価値無いよね…
……
(元カノが立ちあがり、家を出ようとする)
……なっ…なに?…
…離して。
私はもう…キミの彼女じゃないんだよ。
もう…これ以上、生きて苦しみを味わいたくないのっ……!
(あなたが元カノを抱きしめる)
やっ……な、なんで…
なんで、抱きしめてくれるの?
……
えっ…
ほ、本当に…?
本当に、私とやり直してくれるの?
「ちゃんと今年中に籍も入れる」…?!
いっ、いいの?
こんなワガママで、キミの気持ちも考えられなかった、馬鹿な私で…本当にいいの?
……
…あ、ありがとうっ!…うっ…
ぐすっ……う、嬉しい!…嬉しいよっ!
…これでまた、キミの横にいていいんだね!
お父さんとお母さんも…まだまだ未熟な身ですが、これから末永くよろしくお願いします!
…………
…えっ、今日はキミが車で送ってくれるの?
あ、ありがとう…
ごめんね…帰ったらすぐに実家の荷物整理して、明日にでもまたキミと同じ家に帰れるようにするから…
えへへ…大好き♡
……
―――――――――――――――
【あなたの車にて】
[自動車の走行音]
ご両親にも迷惑かけちゃったけど…でも、またキミと一緒になれて本当に良かった!
キミがまだ私を好きでいてくれたってことがわかって…今、すごい幸せだよ♡
…嘘?
嘘なんてついてないよ。
「キミは私と婚約した」の。
キミがそれをご両親に伝え忘れてたってだけ。
…何て言おうと構わないけど、ご両親がキミの言うことに聞く耳を持ってくれるのかな?
もう二人は、私達の結婚に合わせてお祝いの準備まで始めてくれてるのに。
……
ふふっ、これからよろしくね…「あなた」。
――END――
(あなたがドアを開ける)
……
あっ…待って、お父さん!
(ドタドタという足音)
お父さん、落ち着いてください!
(父親があなたを殴り飛ばす)
きゃっ!
や、やめて…
いやっ…誰か!
……
お願いだから、もう彼を殴らないでください!
……はぁっ、はぁっ…
二人とも落ち着いて、中でゆっくり話し合いましょう。
○○くん、ごめんね……
ほっぺのとこ、中で手当てするね。
―――――――――――――――
【家の居間】
どう、まだ口切ったところは痛む?
大丈夫?よかった…
……
(泣き出す)
…うっ…ううっ…
……本当にごめんね。
私がキミのことを考えてあげられなかったばかりに、怪我までさせちゃって…
……ぐすっ…
いえ、違うんです、お母さん。
私が全部悪いんです…
私、ずっと彼に愛してもらえて当然だって勘違いしてたんです。
高校の時に知り合って付き合い始めてから、それぞれ大人になってもこの関係が続いていて…そのまま当然結婚もするものなんだ、って馬鹿みたいに思い込んでました。
でも、彼はそうじゃなかったんです。
彼は…○○くんは、私の人任せで気の弛んだ態度にもう愛想をつかせてしまっていました。
同棲を解消し、今年中に予定していた入籍の話を取り消したのも、今後私とは関わらない新しい人生を生きることを選んだからなんです。
だから…どうか、彼の選択を尊重して、これ以上私なんかのために彼を傷付けないでください!
お願いします!
もう彼のことを責めないでっ…怒鳴るのも殴るのも、全部私にやってください!
……
…うん、そうだよ。
私達の婚約のことは、私からキミのご両親に伝えたの。
前々から聞いていたとは思いますが、今年のうちには改めてお二人にご報告させて頂く筈だったのに、私のせいでこんなことになってしまって合わせる顔もございません。
…ってね。
そしたらご両親が私を心配してくれて、ご厚意でこの場を設けてくれたの。
でも…キミは私と婚約をした当初から、本当はそんなつもり全くなかったんだよね。
私がまた、機嫌を損ねてキミを困らせるようなことをさせないための嘘…だったんだよね。
だからっ…!
最初からそんな気はなかったから、キミは自分のご両親にもそんな話はしないで、他の誰にも私のことを婚約者だって紹介してなかったんだよね!
(泣きながら笑いだす)
うっ…く、ふっ…ははっ、ははは!
私はっ……
私は、キミが喜んでくれるように自分なりに努力して、いいお嫁さんになれるように頑張っていたつもりだけど…
キミにとっては、婚約者でも恋人でもない、ただの傍迷惑な勘違い女だったんだよね!
あはっ……は、ははっ!ははははははは!
…すぅーっ…………ごめんね…
こんなどうしようもない奴、生きてる価値無いよね…
……
(元カノが立ちあがり、家を出ようとする)
……なっ…なに?…
…離して。
私はもう…キミの彼女じゃないんだよ。
もう…これ以上、生きて苦しみを味わいたくないのっ……!
(あなたが元カノを抱きしめる)
やっ……な、なんで…
なんで、抱きしめてくれるの?
……
えっ…
ほ、本当に…?
本当に、私とやり直してくれるの?
「ちゃんと今年中に籍も入れる」…?!
いっ、いいの?
こんなワガママで、キミの気持ちも考えられなかった、馬鹿な私で…本当にいいの?
……
…あ、ありがとうっ!…うっ…
ぐすっ……う、嬉しい!…嬉しいよっ!
…これでまた、キミの横にいていいんだね!
お父さんとお母さんも…まだまだ未熟な身ですが、これから末永くよろしくお願いします!
…………
…えっ、今日はキミが車で送ってくれるの?
あ、ありがとう…
ごめんね…帰ったらすぐに実家の荷物整理して、明日にでもまたキミと同じ家に帰れるようにするから…
えへへ…大好き♡
……
―――――――――――――――
【あなたの車にて】
[自動車の走行音]
ご両親にも迷惑かけちゃったけど…でも、またキミと一緒になれて本当に良かった!
キミがまだ私を好きでいてくれたってことがわかって…今、すごい幸せだよ♡
…嘘?
嘘なんてついてないよ。
「キミは私と婚約した」の。
キミがそれをご両親に伝え忘れてたってだけ。
…何て言おうと構わないけど、ご両親がキミの言うことに聞く耳を持ってくれるのかな?
もう二人は、私達の結婚に合わせてお祝いの準備まで始めてくれてるのに。
……
ふふっ、これからよろしくね…「あなた」。
――END――
クレジット
ライター情報
主にpixivでフリー台本を投稿している、Cybistarと申します。
ゆるボイ!では、pixivに投稿した台本(R-18指定作品は除く)と同じものを投稿していく予定です。
特に台本について厳しい拘りなどはないので、当サイトのルールに従って頂ければどんなアドリブ・アレンジ・改変もして頂いて構いません!
台本を使用される際はTwitterのDMで一言頂けると幸いです(是非、作品を拝聴させて頂きたいです)。但し、ルールではなくただの願望なので強制ではありません。
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有償販売利用の条件
台本を使用した音声作品の有料販売のような商用利用の場合は事前・事後どちらでも構わないので、必ず使用報告を行って下さい。報告が無かった場合は、台本の無断使用及び盗作と看做します。
利用実績(最大10件)
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