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【百合】超絶イケメン王子様系幼馴染の女の子な部分を白日の下に曝け出したい
written by 松平蒼太郎
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公開日2023年02月15日 20:25 更新日2023年02月15日 20:25
文字数
2358文字(約 7分52秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
王子様系女子
視聴者役柄
幼馴染
場所
通学路→アパレルショップ→主人公宅
あらすじ
私立のお嬢様学校に通う貴女は、小学校の頃からの付き合いである、いわゆる「王子様系女子」に纏わりつかれていた。彼女は貴女を姫と呼び、常にそばに居たがった。貴女はそんな彼女を鬱陶しく思いつつも、なんだかんだ突き放しきれずにいた。それは、貴女自身が彼女の女としての可能性を認めていたからであることと関係していて…?
本編
やぁ、姫。僕に黙って帰るつもりかい?


あはは…ずいぶんつれないね。


僕、姫の気に障るようなこと言っちゃった?


うーん…そればっかりは勘弁してほしいな。


このキザっぽいのが、僕という人間だから。


あぁ、それとも何か?姫呼びが気に入らない?


それなら名前を普通に呼んであげようか?


ふふふ…ツンケンしてる姫も可愛いな。とっても素敵だよ。


まぁまぁ。そうカッカしないで。


さぁ、姫?僕と一緒に放課後デートと洒落込もうじゃないか。手、貸してくれる?


ふふ♪ 手はダメ?


じゃあお隣、勝手に失礼させてもらうよ。


あ、それとも半歩下がって歩いた方がいいかな?


わかったよ。なら素直に隣、歩かせてもらうね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


姫?もしかしてこのお洋服が欲しいのかな?


なんでもないわけないだろう?さっきまでこのお洋服に熱〜い視線を注いでたじゃないか。


そうだ!せっかくだし、試着くらいしたらどうかな?きっと姫には似合うと思うんだ。


大丈夫。僕が保証する。この服は絶対、姫に似合う。


うん。ここで待っておくから、試着しておいで。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


わぁ…!綺麗じゃないか!


さすが姫!本当に何でも着こなしてしまうね!


まるで童話に登場する本物のお姫様のようだ…!


こうしてはいられない!僕も今の姫といるにふさわしい服を見繕わなくては…!


姫!悪いけど、そのままそこで待っててくれ!三分で着替えてくる!


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ふぅ…いい買い物をしたね。


今日買った服で休日も二人で堂々とデートできる。


いいんだ。気にしないで。


僕が好きでやったことだから。


どうせお金なんて持っていても、他に使い道がないんだ。


それなら、姫のために使う方がいいに決まってる。


ないよ。僕自身が欲しい物は何もない。


強いて言うなら…欲しいのは姫そのもの、かな?


あはは、そうだね。僕は馬鹿だ。姫の言うとおりさ。


けど…そんな馬鹿を姫は見放さなかっただろう?


姫に救われたあの日から、僕の世界は姫を中心に回り出したんだ。


男女(おとこおんな)と虐められていた僕に手を差し伸べてくれたのは姫…君だけだ。


あの頃の僕は弱くてただ泣くことしか出来なかった。


そんな僕を姫が変えてくれた。あの叱咤激励の言葉、今でもこの胸に刻み込まれているよ。


「馬鹿!男なら言われっぱなしじゃなくて、何か言い返しなさいよ!」ってね…


おっと、姫?僕は男だ。そういうことにしておいてくれたまえ。


できれば女としての自分は封印しておきたいんだ…あれは弱い自分そのものだからね。


そうだよ。あの時姫に男と間違えられたからこそ、男として生きようと決意したんだ。


生物的には女でも…僕自身は男でいたいと思ってる。特に姫の前では、ね?


あはは…これは一本取られたな。


たしかに。僕らが通ってるのはいわゆるお嬢様学校。私立の女子校だ。


どうしても姫と同じ学校に入りたくてね。この時ばかりは女でよかったと思ってるよ。


でもね…それでも僕は君の前では男でいたい。男らしくありたい。


そう…君の騎士(ナイト)でいたいんだよ。


姫は可愛いからね。これから先、無駄に言い寄ってくる気色の悪い男も出てくるだろう。


そんな男共から姫を守るのが僕の使命。


たとえ、姫からどれだけ邪険に扱われようとも、この思いは変わらない。


これからも僕をそばに置いてくれると嬉しいな。


ん?何?姫の望むことなら、何でも叶えてあげるよ?


…!本当かい!?姫の家にお邪魔できる…!?


あ、あぁ!喜んで!喜んで行かせてもらうよ!


ふふっ♪ 姫と自宅デートか。楽しみだ♪


(鼻歌)


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


ここが…姫の部屋…


あぁ…なんて可愛らしい部屋なんだ…


このお人形さんもぬいぐるみも…どれもこれも姫の部屋にふさわしい代物ばかりだ…


…ん?姫?どうかしたのかい?


あ、あぁ、そうだった!


何でも言うことを聞くって言ったね!


さ、姫は何がお望みかな?


僕にできることであれば何でも。


……えっ?それ、どういう…ンッ…!


(キスされる)


ひ、姫…?これはどういう…?


あっ、ちょ、ちょっと待って!


どうして制服のボタンに手をかけようとしてるのかな!?


ぬ、脱がせるため…?


い、いや…それはまだ時期尚早というか、なんというか…


だ、だってまだ何も心の準備ができてないし…!


それにこのまま脱がされたら、僕は女にしか見えなくなってしまう…!


えっ…それが狙い?まさか…!


(押し倒される)


ひ、姫…!ダメだよ、僕は男なんだから…!


あっ、ちょ!サラシを取られたら…!


う、うぅ…こんな脂肪の塊、姫には見せたくなかったのに…


だって…恥ずかしいじゃないか。


年齢が上がるにつれて、だんだん胸まで大きくなっていくし…


男として生きたい僕にとっては邪魔な代物だよ…誰かに買い取ってもらいたいくらい…


ひゃっ!ひ、姫…!そんなところ触られたら…!んっ♡


(しばらく身体をいじくり回される)


はぁ、はぁ…


姫は女としての僕の方が好きってこと…?


だったら、僕は今まで何のために…


自信を持てって言われても…女としての僕なんか弱いだけの役立たずな存在だし…


かっ、可愛い!?僕が!?


そんなこと言われたの、人生で初めてだよ…!


も、もう顔が熱すぎて、何が何だか…


今の自分の顔、鏡で見られないや…


姫ェ〜…!姫ってば、実はドSだったんだね…!まったくもう…!


女としての僕……それが見たいの?


分かったよ…何でも言うこと聞くって言ったしね。


ふ、二人きりの時だけだからね…?


僕が…いや、あたしが女の子になるのは…


この口調で話すの何年ぶりだろ…


久しぶりで緊張しちゃうね。あはは…


もぅ…分かったから。本当に二人きりの時だけだからね?


こんなに意地悪なお姫様だなんて思わなかったなぁ…


けど…今のお姫様も好きだよ、あたしは。


たまにはウケに回るのも悪くないかなー、なんて…あはは…


うん…いいよ。おいで?


お姫様だけだからね?女としてのあたしを見せるのは…


そうだね…弱み、握られちゃった。


その代わり…責任取ってあたしのこと、イカせてね?お姫様…
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【百合】超絶イケメン王子様系幼馴染の女の子な部分を白日の下に曝け出したい
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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