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性同一性障害の女の子がいた。 彼女は自分の意識の上では男の子、しかし、身体は女の子そのもの。 その事実に苦しみ喘いでいた。 自分は男のはず、男なんだ……なのに、なんでこんなっ…… その悩みは誰にも理解されず、そして、それが分かっているからこそ彼女は打ち明けず……ただ悶々と苦しむ日々を送っていた。 スカートは履かない、ブラウスも、嫌だ。 女の子ではないから。 でも、避けることのできない下着が彼女自身の自意識を否定する。 下着は女の子のモノだった。 ブラジャーも、そしてパンツも…… 付けたくはないが仕方がなかった。 嫌な思いをしながら毎日履いていた……上から覆い隠して見てみぬふりをしていた。 中性的な姿、といえば聞こえはいいだろうが……それは単なる欺瞞に過ぎない。 彼女は、女である自分から逃げたいからその恰好をしていた。 逃げていた。 だから、その結果も必然で…… まるで女の子と見紛う男の子に恋をした。 可憐な少女のような姿に……嫉妬とともに守りたいとさえ思った。 この子を……私のお姫様にしたい、と。 妬ましかった。 自分はこんな身体なのに……可愛い女の子にしか見えないあの子が男の身体を持っていることが妬ましくて仕方がなかった。 だが、同時に惹かれた。 男である自分の心は確かにその子に恋をした。 男と女、見かけ上は問題のない正しい恋物語。 しかし、内に秘める葛藤のせいでそれらは可笑しな方向へと向かっていく。 彼女にとって彼は男の子ではない。 自分が生涯をかけて守り通したい……傍に居たいと思う、お姫様であった。 -
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彼女が突拍子もないことを言い出した。 大体いつものことで付き合わされるだろうことは目に見えてるけれど、あなたは消極的な反応を返さずにはいられない。 それは大体において時間がかかるだけのしょうもないことであるからだ。 そして、聞いてみるとそれは想像通りしょうもないことだった -
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いつもは強気な彼女が風邪を引いて非常にしおらしくあなたを頼ってきた。 心細いのか、いつもでは考えられないほどに甘えてくる。 しかし、それは普段の様子に見慣れてるあなたからしたら不安を感じるもので……思うことはただ一つ。 早く良くなって欲しい その一心で彼女の看病を続けること数時間。 帰り際に彼女が縋り付く。 朝まで手を握ってて欲しいと その望みにあなたは異を唱えることもなく快諾するが…… -
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知らない女が彼女を名乗って部屋に来る。 しかし、あなたは決して開けることをしない。 可愛い声でも愛らしい姿でも、彼女は知らない人間だから。 しかし、彼女はあなたのことをいくつも知っていた。 自分でも気づかなかったことを知っていて、あなたはその恐怖から布団を被って寝入ってしまう。まるで、台風が過ぎ去るのを待つ子供のように そして、翌朝……あなたを待っていたのは傍に居る彼女の姿と割られた窓ガラスだった。 -
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近所に住む双子の女の子 その片方に告白をされて付き合うことにしたあなた。 しかし、それはもう片方の想いを否定することにも繋がり、あなたは告白をされなかったもう一人……彼女にした女の子の双子の妹に呼び出されてしまう。 鍵の閉まった密室状態 そこであなたはその子に想いを打ち明けられる。 しかし、もう姉の方の告白を受け入れてしまったあなたはその告白を受け入れない。 だが、その子はまるで意に介したふうもなくただ淡々と「そっか」といい いつも通りにしようと言い出すのだった。 姉妹で喧嘩したときの協定……それは、半分こ。 「……うん、上半身にしよ。お姉ちゃんには下半身があれば、いいよね?」 -
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異世界を救って欲しい。 その求めに応じて転生を果たしたあなたであったが……始まりはとある森のなか、いきなり死の危機を迎える。 底に通りかかったのは森のエルフ。 彼女に救われたあなたは一命をとりとめるが……引きこもる彼女は常識がなく、あなたは予想だにしない事態に陥るのであった。 異世界を救わなければいけない。 旅立とうするが……旅立たせてくれない。 あなたはまだ子供なんだから、そんなことしなくていいの。大きくなるまで私が育ててあげるから、ここで一緒に居ましょ? しかし、時間間隔が異なり他の生き物のこともよく知らない彼女。 百年くらいが妥当なところと思って旅立たせてくれない。 無理に行こうとするも……彼女に捕まって戻されてしまう。 天国のような監獄…… 時間間隔がずれている彼女の家の中は色々な生き物の白骨化した躯がおいてあったのだった。