ねぇ…君に聞きたい事があるんだけどいい？
「えっ？どうしたの？」

これなんだけど…身に覚えある？
「えっ…えっと…それは違うの！」

違う？こんなくっついて歩いておいて
それにこの後…
「違うっ違うの」

ふーん…何が違うのか説明して、じゃないと…

「ごめんなさい」
ん？何、謝ってるの？
俺、説明してって言ったんだよ

「えっと…それは…」
言えないよね…だってわざとだもんね

「えっ…？」
だから…わざとだもんね
俺にヤキモチ焼かせて自分の事もっと見てもらう為にこんな事したんだもんね

「何で…」
あぁ…ホント、付き合わされる身にもなった方がいいよ
彼、女性苦手というか、そういう事できない人なんだから
君、その事当然知ってるよね？幼馴染みなんだし

「何であなたがそこ迄知ってるの？」
ん？それは、聞いたからだよ彼に

あ…口硬いはずなのにって顔してる

確かに口は硬かったよ、全然本当の事話してくれなかったから
でもね…口を割らせる方法なんて幾らでもあるから…

「な、何をしたの？」
何って…ナニだよ

わからない？というか…知らなかった？
俺、どちらでもできるんだよ…女性でも男性でも

「う、嘘…」
嘘じゃないよ、俺も久しぶりだったけど…彼、凄く美味しくて興奮したよ…はぁ…

何？悔しそうな顔してるの？
俺にヤキモチ焼かせようとしたのに逆に君がヤキモチ焼いてるの笑

あぁ…ホント浅はかで可愛い…ﾁｭｯ♡

君が俺にヤキモチ焼かそうなんて無理だよ諦めて…ﾁｭｯ♡

大丈夫、彼に乗り換えたりしないから…まぁたまには遊ぶかもしれないけど…ｸﾁｭﾍﾟﾁｬ

大丈夫大丈夫…君が一番好きだからね…ｸﾁｭｸﾁｭ…

はぁ…悔しそうな顔から蕩けた顔になった…

〈耳元で囁く様に〉
ねぇ…食べていい？いいよね…

彼と同じように…美味しく食べてあげるから

「同じじゃ嫌…」？
わかってるよ…
彼をどうやって美味しく食べたか説明しながら、とろっとろに蕩かしながら美味しく食べてあげるからね…

・台本（ゆるボイ！）
わざとだよね？
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
希咲-kizaki-