聞いてるだけで癒される言葉を集めてみました。
レモンを想像するとだ液が出るように、人間は心地の良い言葉を思い浮かべると癒しの効果を得られます。
深いことは考えずに、言葉のイメージを頭に思い浮かべてみてください。

この作品を聞くときは、言葉が表すものをただ何となくイメージしてください。
言葉の意味を難しく考える必要はありません。

それでは始めます。

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窓から差し込む優しい日差し

どこまでも澄んだ水色の空

それをガラスのコップにすくい取って

身体に染み渡らせる


心がそのまま透明になる

浮かんでいた雲が、ふっと心の端を撫でる

軽くなった体を、透き通った風が通り抜ける

透明な川の流れに、桜色の風が溶け込んだ


不純物のない空気

遠くの高い山は、すぐ手が届きそうなほどくっきりと澄んで見えて

その輪郭は、優しい太陽を背中に迷いのない姿を描く


大地を恵みの雨が満たす

混じりのない天からの愛が降り注ぐ

全身で受け止める

溢れそうなほどに、いつまでも続く



風に乗って木立を抜ける

夏色の果実が、朝露に濡れて輝く

その命の重さを手に取って

目の覚めるようなひんやりとした感触


鼻で感じる、さわやかなそよ風

一口かじれば、口の中いっぱいに果汁が広がる

春と夏の混ざった味

細やかな泡となって、体中



顔を撫でる海の風

水面をかすめるように、体は水平線をなぞる

無数に反射する高い太陽の光

照らされて高く舞い上がる



海面を跳ねるイルカ

その高い鳴き声と、空を全身で切り抜ける音と

遠く遠くから果てしなくやって来る波の音

陸地を置き去りにして、すべてが青い世界



空のかなたまで、すぐに届く

けがれ無き、どこまでも透明な光景

身体は確かにここにあって

ただ宙に浮かぶ



重さのない世界

流れる星をボトルに集めて

それを大事に胸に抱える

中で跳ねる星が、壁に当たる度にきらきらと弾ける


数えるのをあきらめた、どこまでも満天の星空

手をかざせば、そのすべてに触れることができる

水の星、炎の星、光の星

全てが自分のコレクション

望めばいつでもここに来ることができる

・台本（ゆるボイ！）
聞くだけで癒されるコトバセラピー
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
みなもとあるた