ある休日、ベッドでゆっくり寝ていると恋人がお腹が空いたよ～とやって来て、、、

ねぇ、ねぇってば、そろそろ起きてよ

僕、お腹空いた、お肉食べたいから焼いて～

自分で焼けば良いだろって？

もう、僕が料理苦手なの知ってるでしょ！、この前も、お肉を黒焦げにしちゃって、君に笑われたじゃない…

だから、君に焼いて欲しいの！

まだ眠いから、あと五分だけ寝かせて？、君、五分前にも同じ事言ったじゃん！

むぅ、君がそのつもりなら、僕にも考えがある…

君が起きるように悪戯してやるんだから…

まずは足の裏から…こちょこちょ…こちょこちょ…ふふふ、ぴくぴくしてる…

次は脇の下…こちょこちょ…こちょこちょ…
ん？、なあに？、くすぐったいから、止めてくれって？…起きてくれたら止めるよ？

(ほんの少し間を空けて)

あれ？、まだ起きないつもりなんだ…

じゃあ…

首すじをツンツン…ツンツン…

あはは、めっちゃびくんってしてる

起きないとまたやっちゃうぞー？

(少し間を空けて)

あっ、やっと起きた！

ふふふ、顔真っ赤だ～、君は首に悪戯されるの滅茶苦茶弱いもんね～

分かってたら、やるなって？、えー、中々起きてくれない君が悪いんだよ？

それより、早く…お肉！お肉！

え？、まずは顔洗って歯を磨いて来るって？

じゃあ、僕はその間にフライパンを温めて、テーブル片付けとくね！

(少し間を空けて)

(皿を置く音)

わー、凄く美味しそう、いただきます

ふごく…おいひい…幸せぇ…

(少し間を空けて)

ごちそうさまでした

あれ？、君は食べてないの？…と、思ったら、テーブルに突っ伏して、寝ちゃったのかぁ…

本当に眠かったんだね、起こしちゃったりして、悪い事したかなぁ、ごめんね

料理はラップして…

んー、こんな所で寝かせたら風邪引いちゃうから、ソファーまで連れて行くかぁ…

うーんしょ…うーんしょ…はぁはぁ…君重いねぇ…うーんしょ…でも、何とかソファーまで連れてこれた…

あとはソファーに引きずりながら乗せて、ブランケットを掛けてあげてと

よし、完璧！

ふふふ、あんなに動かしたのにすやすや寝ちゃってる、可愛い…

寝てる間に、ちょっとだけ撫で撫でしちゃおっと…

※これより下の読み上げは少し眠そうな雰囲気で

なでなで、なでなで、君の髪の毛って、ふわふわで、柔らかくて…凄く好き…まるで、仔犬さんみたい…

なでなで…なでなで…

んー、何だか君の寝顔見てたら…僕も少し眠くなって…来ちゃった…

君の胸を枕にして…寝ちゃおうかなぁ…

すりすり…すりすり…ふふふ、君の匂いがする…

すぅすぅ…おやすみ…なさい…

・台本（ゆるボイ！）
犬系彼女との甘々な休日
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
羊ノ執事