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快速列車
written by まかろん
  • 告白
  • お姉さん
  • OL
  • ヤンデレ
  • サディスト
公開日2021年06月30日 22:59 更新日2021年06月30日 23:00
文字数
1073文字(約 3分35秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
電車の中から駅
あらすじ
満員電車の中。
様子がおかしい彼女に彼が声をかけます。
気分が悪そうなので、彼が付き添って最寄り駅で電車を降りました…。
本編
あの…大丈夫ですか?

顔色、悪いですよ。
足元も、ふらついているみたい。

気分が悪いんじゃないんですか?

少し休んだ方がいいですよ。
付き合いますから、次の駅で降りましょう。

ほら、駅につきましたよ。
あそこのベンチに座りましょう。

何か飲みませんか? 
自販機で飲み物を買いますね。

はい、どうぞ。

…少しは、落ち着きましたか?

もし、違っていたら、ごめんなさい。
もしかしたら、痴漢にあっていたんじゃ…。

ああ、やっぱり。
後ろにいたサラリーマンぽい男、様子が変でしたよ。

ボクも側にいたのに、どうして良いか分からなくて。
無理に電車から降ろしちゃって、すみません。

…じゃあ、ボクのうちに行きましょうか。

だって、おねえさん、続きをして欲しいんでしょう?

ボクね、いろんなサイトを見ているんですよ。
スマホにも登録してます。ほら、このサイト。
ここに載っているの、これ、おねえさんですよね?

あはは。「痴漢希望」って、今日の時間と乗る電車が書いてある。

まさかと思って、念のために電車に乗ったら。
本当にいるんだもん。

驚いたなぁ。

あんな男に触さわられて喜ぶなんて、許せないよ。
ボクの方が、おねえさんを好きなのに。

ずっと前から、おねえさんのこと見てました。

ははは。おねえさんが勤めている会社、ボクの職場の近くなんですよ。
あんないい会社に勤めているのに、おねえさん、ヘンタイさんなんですね。

会社だけじゃなくて、おねえさんが独り暮らししている部屋も知っています。
おねえさんのことは何でも知ってますよ。

以前、同じ会社の人と付き合っていたでしょう。
でも、別れちゃったんだよね。

彼氏と別れて寂しいから、あんなサイトにあんなことを書いたの?

あは。それとも、元々そういうこと好きで。
趣味が合わないから、別れちゃったのかな。

おねえさんって好きですよね。
おもちゃも。

郵便受けに、アダルトグッズの広告が入っていたでしょう?

あれ、ボクが入れたんですよ。
入れた後、影で様子をうかがっていたの。

広告を見て、怒って捨てるかと思ったのに。
そそくさとバッグに仕舞い込んで、急いで自分の部屋に入っちゃうんだもん。

あははは。おねえさんって、本当にヘンタイさんだ。

でも、あんな書き込みして。
どこの誰だか分からない男なんて、危ないですよ。

誰でもいいなら、ボクだっていいですよね?
ボクなら大丈夫。おねえさんを傷つけたりしません。

ねぇ、ボクのうちに行きましょう。
おねえさんのために、おもちゃも用意してますよ。
たくさん、たくさん、愛してあげる。

明日の朝は、一緒に会社に行きましょうね。
電車の中でも、おねえさんが好きなことをしてあげますから。

ふふふ、大好き。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
快速列車
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
まかろん
ライター情報
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