【あらすじ】
時は20XX年…国が｢ヤンデレ法案｣を可決しヤンデレ専門学校を設立した。そこの生徒のある1人が僕の元へ実習に来て…

(インターホンの音)
すいませ～ん。ヤンデレ専門学校のものですけど…

帰れって言われても…私も実習で来たので帰る訳には行かないんですよ。

それに新しく法律で決まったじゃないですか。

｢ヤンデレ専門学校生が実習に来たら拒んではいけない｣って。

私を追い返したら法律違反になるけど…いいんですか？

嫌なら扉開けてくださいよ～。

(扉を開ける音)

あ、開けてくれてありがとうございます。

それじゃあ今日から1ヶ月間｢実習｣よろしくお願いします。

とりあえずお兄さんの会社には連絡を入れて今日付で退社にしてもらいました。

あ、もちろん生活費の方は政府が出してくれるので大丈夫ですよ。

それじゃ、手だしてください。

(手錠の音)

この手錠をお兄さんに付けますね。

あ、ちょっと！ダメですよ手を隠しちゃ。

それじゃあ手錠が付けられないじゃないですか。

(スタンガンの音)

いいんですか。抵抗するならこのスタンガンでお兄さん気絶させますよ。

専門学校で相手を押さえつける武術は必修科目なのでお兄さんに勝ち目なんてありません。

はい。物分りが良くて言う事を聞いてくれるところが大好きですよ。

それじゃこれをこうして…

(手錠を付ける音)

ついでに首輪もつけちゃいましょうか。

(首輪をつける音)

これでOKです。

やっとこれでお兄さんが私の、私だけのものになってくれた…

玄関にずっといるのも嫌なのでお部屋入りましょ。

これがお兄さんのお部屋…お兄さんの匂いでいっぱい…お兄さん匂い大好き

これからお兄さんにはこの部屋だけで生活してもらいますね。

お兄さんのベットに鎖をつけて反対側をお兄さんの首輪に付けるので来てください。

あれ？来てくれないんですか？

ちなみに今お兄さんの方が出口に近いので逃げれると思ってるかもしれませんが、玄関中に画鋲を撒いたので逃げられませんよ。

まあそれでも逃げれると思うのならやってみてもいいんですけど…

お兄さん1人見つけるために国全体が動くことになります。

言ったじゃないですか。法律違反になるって。

｢ヤンデレ専門学校｣の権力は今や国の最高権力に匹敵するんですから。

さ、こっちに来てください？私も大好きなお兄さんに乱暴なことはしたくないので…

(鎖を付ける音)

これで逃げられなくなりましたね。

窓は…ずっとシャッターを閉めておきましょうか。

お兄さんに私以外がいる景色を視界に入れさせたくありませんしね。

これからお兄さんはただ私に愛されることだけを考えてください。

今は実習期間ですが実習が終わってもずっと一緒ですよ。

今日はもう夜も遅いし一緒に抱き合って寝ましょう。

おやすみなさい。ずっとずっと大好きです。

・台本（ゆるボイ！）
【ヤンデレ】ヤンデレ専門学校の生徒が実習に来ました。
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
エビちゃんとイカちゃん