獣人のお姉ちゃんにお耳をマッサージされて癒やされるお話。

(過去作【エルフママの癒しのお耳マッサージ】を獣人お姉さんverで加筆及び修整したものになります)


～ご使用される場合のお願い～

ご使用の際には、作者名の【羊ノ執事】か本作品のリンクを入れて頂けたら嬉しく思います。

この作品をベースに内容の変更&性別変更など、ＯＫです。

～最後に～

台本を読んで頂けると大変嬉しいです。その為、使用の際はTwitterにて、一言連絡頂けたら、喜んで聞きに行きます。

おはよう、目が覚めた？

きょろきょろしてどうしたの？

ここが何処か分からない、貴方は誰ですか？って…

え？嘘でしょ！お姉ちゃんの事忘れちゃったの！！？

あっ、ごめん、急に大きな声出して…

きっと怪我の影響で記憶が混乱してるんだよね

それじゃあ、お姉ちゃんが教えてあげる

ここは獣人の国

そして貴方はこの国の戦士であり、私の可愛い弟

君はね、魔族との戦いに出向き、大怪我をしてずっと眠っていたの

お姉ちゃん凄く心配したんだよ、君ったら全然目覚めてくれないんだもん

だから、目を覚ましてくれて本当に良かった

ねぇ、お姉ちゃんにハグさせて

ぎゅ～

ふふふ、顔を真っ赤にしちゃって可愛い

ん？どうしたの？

(少しの間を空けて)

なあに？また戦いに行く？

駄目、君は目を覚ましたばかりだし、まだ怪我は治ってないんだから…

今はゆっくり休んで怪我を治しなさい

そうそう、言う事を聞けて良い子

ゆっくり目を閉じて、うん、おやすみなさい

(少しの間を空けて)

すやすや眠っちゃって可愛いなぁ

よしよし…よしよし…

こんなに傷だらけになるまで頑張って偉い、本当に偉い…なでなで…なでなで…

お姉さんの撫で撫でで、沢山癒してあげるね

剣を握って戦い続け、豆だらけになってしまった、君の手…なでなで…なでなで…

戦地を歩き続け、疲れ切った君の足…なでなで…なでなで…

沢山の戦いを経て、傷だらけになってしまった君の身体…なでなで…なでなで…

立派になってくれたのは嬉しいけど、戦地に送り出すのは心配だなぁ

もし出来る事なら、ずっとお姉ちゃんの側に居て欲しい

そしたら、毎日たーくさん甘やかしてあげるのに…

ん？なんだかうなされてる？

もしかして、魔族の悪夢の呪い？

えーと、悪夢の呪いの解き方は、愛する人が…

【耳ふー】

耳に息を吹き掛ける事だったはず…

【耳ふー】

どれくらいしたら良いのかな…

【耳ふー】

ちょっと、あまり動かれると耳ふーしにくいんだけど

大人しくお姉ちゃんからの耳ふーを受け入れなさい

【耳ふー】

よし、大分収まって来たみたい、でも、なんだか楽しくなって来ちゃった

まだ寝てるみたいだし、もうちょっとだけしちゃお

さっきまでは右耳(左耳)だったから、今度は反対側に回って

(少しの間を空けて)

【耳ふー】
【耳ふー】
【耳ふー】

ピクピクしちゃって可愛い…

こんな風に君を甘やかせるのは今だけだし、今のうちに沢山癒してあげなきゃね…

次はお耳のマッサージしてあげようかな

※言葉でやるか、実際やった音声でやるかはお任せします

(耳のマッサージ開始)

もみもみ…もみもみ…

君にはまだ伝えてなかったけど、獣人にとって耳はとても重要な役割があるんだよ

もみもみ…もみもみ…

獣人の耳は魔力の循環を司っていて、耳をマッサージする事で、より循環を助ける事が出来るの…

もみもみ…もみもみ…

だから、耳はしっかりケアしてあげなきゃいけないんだよ…

もみもみ…もみもみ…

ふふふ、凄い安らかな顔してる、気持ち良いのかなぁ

もみもみ…もみもみ…

こっちの耳はもう充分かなぁ、じゃあ、反対の耳もマッサージしてあげるね

(少しの間を空けて)

つんつん、じゃあ、マッサージしていくよ

もみもみ…もみもみ…

この幸せな時間がずっと続いたら良いのに、怪我が治ったら、君はまた戦地に行っちゃんだよね…

もみもみ…もみもみ…

勇者なんて辞めて、私と遠くに逃げない？って言っても、正義感が強い君はきっと戦地に行く事を選ぶよね…

もみもみ…もみもみ…

だからね、私は自分の出来る事をする、君をたっぷり癒して、ここで無事を祈ってるよ

もみもみ…もみもみ…

君が無事に帰ってきてくれるのをここで待ってるから…

必ず帰ってきてね

ちゅっ【軽いリップ音】

・台本（ゆるボイ！）
獣人お姉ちゃんの癒やしのお耳マッサージ
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
羊ノ執事