- 告白
- 学校/学園
- ラブラブ
- 甘々
- カップル
- 純愛
- 癒し
- 姉
- お姉さん
- 学生
- 弟
公開日2021年10月30日 17:35
更新日2021年10月30日 17:35
文字数
2793文字(約 9分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
3 人
演者役柄
義姉、義弟、男子生徒
視聴者役柄
指定なし
場所
学校
あらすじ
一年前の親の再婚から姉弟になった綾と慎二。優しく明るい義姉に惹かれていく。
弟として可愛がっている綾に気持ちを打ち明ける慎二。
弟として可愛がっている綾に気持ちを打ち明ける慎二。
本編
慎二NA 「僕の名前は麻倉慎二。今年から時の空高校に通う15歳だ。」
綾 「慎二~!今日から一緒に登校だね~!」
慎二「うわ!」
綾 「苦労して勉強教えた甲斐があったよ!」
慎二「ね……ねえちゃん…」
綾 「あ、ネクタイの結び方下手だね~(笑)」
慎二NA 「この人は僕の姉ちゃん。といっても義理の姉で一年前に父さんが再婚した新しい母さんの連れ子だ。」
綾 「慎二、受験勉強すっごく頑張ってたもんね。」
慎二「ま、まあ……」
綾 「慎二がウチの高校受けるって言った時はうれしかった~!これから朝は毎日一緒だね。」
綾 「慎二君、今日から私が慎二君のおねえちゃんだよ!よろしくね!」
綾 「慎二!おかえり~!ご飯できてるよ~!」
慎二「た、ただいま。ど、どうしたの?これ。綾さんが作ったの?」
綾 「うん。今日ママもパパも帰りが遅いって。だから作ったの。」
慎二「……」
慎二「う、うめえ……」
綾 「えへへ~、良かった!ずっとママと二人で暮らしてたから料理できるようになったんだ。」
慎二「綾さん、すげえなあ。」
綾 「もう~、いつになったらお姉ちゃんって呼んでくれるの?」
慎二「あ、ご、ごめん。ね…姉ちゃん…」
綾 「……もう~!可愛いな~。」
慎二 「あ、あはは…」
綾 「慎二~!今から買い物に行くわよ!」
慎二「え?」
綾 「お姉ちゃんが慎二に似合う服選んで買ってあげるからさ!」
綾 「おお~!似合ってんじゃ~ん!」
慎二「こ、子供っぽすぎない?」
綾 「そう?すっごく可愛いけどな~。」
綾 「他に欲しい物ある?慎二!」
慎二「い、いいよもう。お、男なんだから……僕がねえちゃんに何か買ってあげるよ。」
綾 「おーおー!言うねえ慎二!心配すんなって!お姉ちゃんっぽいことさせろよな!」
慎二「……」
慎二(M) 「姉ちゃんは凄く優しくて、明るくて。僕は姉ちゃんの事が好きになってしまった。姉としてではなく、女の子として。」
【帰り道 夜】
綾 「ねえねえ!慎二はさ、好きな人とかいるの?」
慎二「え?な、なんで?」
綾 「だってさ~、大事な弟が変な女に騙されたら悲しいじゃん?ちゃんとお姉ちゃんが管理してあげないと。」
慎二「お、弟って言ってもつい最近親が再婚して一緒に暮らし始めただけじゃん?いきなり兄弟って簡単に言われても正直まだ実感わかないというか。」
綾 「うーん、確かに!!言われてみればそうだなあ。じゃあ……」
慎二「?」
綾 「私はラッキーだね!こんな可愛い弟が出来て!」
慎二「え?」
綾 「だからなんか嬉しくて。今日もありがとうね!楽しかった!…それで~?好きな人いるの~?」
慎二「……姉ちゃんが、好き。」
綾 「え?」
慎二「姉ちゃんのことが…好きだ!」
綾 「慎二。なになに?以外とシスコンだったの~?お姉ちゃんも慎二のこと好きだよ~!」
慎二「……え?…(M)そういうことじゃないのに……」
慎二「……やべえ。姉ちゃんのことが……頭から離れない。」
【慎二の部屋】
綾(回想) 「ねえねえ!慎二はさ、好きな人とかいるの?」
慎二 「姉ちゃんは好きな人いるのかな?」
慎二 「……」
ここまで1年前の回想
【現在】学校につく
綾 「じゃあね慎二!あ、そうだ。今日の放課後にウチのクラスに来て。3年1組ね。」
慎二「え?なんで?」
綾 「いいから。絶対来てね!」
放課後
慎二 「話ってなんだろ?」
新一 「麻倉。俺、麻倉の事が好きなんだ。その…俺と付き合ってください。」
慎二 「え?」
綾 「あ……あはは……ありがとう……」
【廊下で聞いている慎二】
慎二「ね、姉ちゃん…」
綾 「ごめんね。」
慎二「……」
綾 「私、他に好きな人がいて…」
慎二「え?……」
綾 「だから…その…ごめんなさい。」
慎二「(M)……ね、姉ちゃんに好きな人が?……」
新一「そ…そうなんだ。」
綾 「うん…ご、ごめんね…」
慎二「はは……これから僕はどうすりゃいいんだ?ただ失恋しただけじゃなく……その失恋の相手と毎日家で顔を合わせるなんて。受験勉強頑張って姉ちゃんと同じ高校に入れたのに。」
新一「じゃあ…また…明日…」
綾 「うん……またね。」
新一「【走り息】」
綾 「……はあ……」
綾(M)「慎二……まだ私の事好きでいてくれてるかなあ?ふ、振られちゃったら…どうしよ……やっぱりもっと早く伝えたらよかったかな?」
綾 「ん?え?慎二帰っちゃったの?…もう~。」
【慎二の部屋】
綾 「慎二~。お腹大丈夫~?」
慎二「姉ちゃん。ごめん。勝手に帰って……」
綾 「顔色悪いよ?寝てなさい。」
慎二「だ、大丈夫だよ……そうだ。放課後、何か用があったの?」
綾 「え?う、うん。」
慎二「姉ちゃん……好きな人いるんだ?」
綾 「え?……あ、もしかして聞いてたの?は、恥ずかしいなあ。(笑)」
慎二「ごめん…聞くつもりはなかったんだけど。聞こえてきちゃって。」
綾 「あ……慎二…」
【慎二が勝手に帰った理由に
気づく
悲しそうな表情の慎二
赤くなっている綾】
慎二「……」
綾 「……」
綾 「ねえ慎二。ちょっと外、散歩しようよ。」
慎二「え?」
【外を歩く二人】
綾 「慎二。受験勉強、本当に頑張ってたよね~。そんなにお姉ちゃんと同じ高校に行きたかった?」
慎二「え?……いや……うん。」
綾 「あはは。私ね、昔からずっと兄弟が欲しかったの。だから慎二っていう可愛い弟が出来てもう嬉しくて。ママもずっと夜遅くまで働いてたから夜はいつも寂しかったんだ。慎二と暮らすようになって夜ごはんにいつも慎二がいてくれて。毎日が楽しくなった。」
慎二「姉ちゃん……」
綾 「ねえ慎二。私たちが兄弟になって間もないころに姉ちゃんの事が好きって言ってたじゃん?あの時は私の事を良いお姉ちゃんだって認めてくれてるんだって思って。私は幸せだった。……でも」
慎二「…?」
綾 「後で冷静になって考えちゃったんだよね(笑)」
【1年前、買い物に行った日
の夜。ベッドの上の綾。
慎二に女として見られてい
ることに気づく綾。】
慎二(回想)「姉ちゃんのことが…好きだ!」
綾 「あれって……もしかして…慎二……本当に私の事…」
綾 「慎二が勇気出して好きだって言ってくれたのにちゃんと返事しなくてごめんね(笑)」
【現在、赤くなっている慎二】
【立ち止まる。】
慎二「……」
綾 「あれから慎二が時の空高校を受験するって言って必死に頑張ってるの見てかっこいいなって思ってきたんだ。」
慎二「……」
綾 「慎二……」
慎二「?」
綾 「私…ね……えっと…慎二の事が好きなの。その…姉としてじゃなく…本気で……」
慎二「本当?」
綾 「うん……」
慎二「僕と…付き合ってくれるの?」
綾 「うん……」
慎二「姉ちゃん…あ、ありがとう!すげえ嬉しい!」
綾 「えへへ。ごめんね。慎二。告白の返事、一年も待たせちゃって。ずっと好きでいてくれてホント嬉しいよ。慎二が高校生になったら返事しようと思ってたの。」
慎二「どうして?」
綾 「受験勉強の邪魔したくなかったから。」
間
綾 「あと…」
慎二「?」
綾 「慎二と付き合う前にもう少しだけ慎二のお姉ちゃんでいたかったから。さっきも悲しい思いさせちゃったよね?」
慎二「ううん……姉ちゃんはずっと僕の自慢の姉ちゃんだし…僕はこれからもずっと姉ちゃんの弟だよ。」
綾 「……そっか。それもそうだね(笑)」
綾 「慎二~!今日から一緒に登校だね~!」
慎二「うわ!」
綾 「苦労して勉強教えた甲斐があったよ!」
慎二「ね……ねえちゃん…」
綾 「あ、ネクタイの結び方下手だね~(笑)」
慎二NA 「この人は僕の姉ちゃん。といっても義理の姉で一年前に父さんが再婚した新しい母さんの連れ子だ。」
綾 「慎二、受験勉強すっごく頑張ってたもんね。」
慎二「ま、まあ……」
綾 「慎二がウチの高校受けるって言った時はうれしかった~!これから朝は毎日一緒だね。」
綾 「慎二君、今日から私が慎二君のおねえちゃんだよ!よろしくね!」
綾 「慎二!おかえり~!ご飯できてるよ~!」
慎二「た、ただいま。ど、どうしたの?これ。綾さんが作ったの?」
綾 「うん。今日ママもパパも帰りが遅いって。だから作ったの。」
慎二「……」
慎二「う、うめえ……」
綾 「えへへ~、良かった!ずっとママと二人で暮らしてたから料理できるようになったんだ。」
慎二「綾さん、すげえなあ。」
綾 「もう~、いつになったらお姉ちゃんって呼んでくれるの?」
慎二「あ、ご、ごめん。ね…姉ちゃん…」
綾 「……もう~!可愛いな~。」
慎二 「あ、あはは…」
綾 「慎二~!今から買い物に行くわよ!」
慎二「え?」
綾 「お姉ちゃんが慎二に似合う服選んで買ってあげるからさ!」
綾 「おお~!似合ってんじゃ~ん!」
慎二「こ、子供っぽすぎない?」
綾 「そう?すっごく可愛いけどな~。」
綾 「他に欲しい物ある?慎二!」
慎二「い、いいよもう。お、男なんだから……僕がねえちゃんに何か買ってあげるよ。」
綾 「おーおー!言うねえ慎二!心配すんなって!お姉ちゃんっぽいことさせろよな!」
慎二「……」
慎二(M) 「姉ちゃんは凄く優しくて、明るくて。僕は姉ちゃんの事が好きになってしまった。姉としてではなく、女の子として。」
【帰り道 夜】
綾 「ねえねえ!慎二はさ、好きな人とかいるの?」
慎二「え?な、なんで?」
綾 「だってさ~、大事な弟が変な女に騙されたら悲しいじゃん?ちゃんとお姉ちゃんが管理してあげないと。」
慎二「お、弟って言ってもつい最近親が再婚して一緒に暮らし始めただけじゃん?いきなり兄弟って簡単に言われても正直まだ実感わかないというか。」
綾 「うーん、確かに!!言われてみればそうだなあ。じゃあ……」
慎二「?」
綾 「私はラッキーだね!こんな可愛い弟が出来て!」
慎二「え?」
綾 「だからなんか嬉しくて。今日もありがとうね!楽しかった!…それで~?好きな人いるの~?」
慎二「……姉ちゃんが、好き。」
綾 「え?」
慎二「姉ちゃんのことが…好きだ!」
綾 「慎二。なになに?以外とシスコンだったの~?お姉ちゃんも慎二のこと好きだよ~!」
慎二「……え?…(M)そういうことじゃないのに……」
慎二「……やべえ。姉ちゃんのことが……頭から離れない。」
【慎二の部屋】
綾(回想) 「ねえねえ!慎二はさ、好きな人とかいるの?」
慎二 「姉ちゃんは好きな人いるのかな?」
慎二 「……」
ここまで1年前の回想
【現在】学校につく
綾 「じゃあね慎二!あ、そうだ。今日の放課後にウチのクラスに来て。3年1組ね。」
慎二「え?なんで?」
綾 「いいから。絶対来てね!」
放課後
慎二 「話ってなんだろ?」
新一 「麻倉。俺、麻倉の事が好きなんだ。その…俺と付き合ってください。」
慎二 「え?」
綾 「あ……あはは……ありがとう……」
【廊下で聞いている慎二】
慎二「ね、姉ちゃん…」
綾 「ごめんね。」
慎二「……」
綾 「私、他に好きな人がいて…」
慎二「え?……」
綾 「だから…その…ごめんなさい。」
慎二「(M)……ね、姉ちゃんに好きな人が?……」
新一「そ…そうなんだ。」
綾 「うん…ご、ごめんね…」
慎二「はは……これから僕はどうすりゃいいんだ?ただ失恋しただけじゃなく……その失恋の相手と毎日家で顔を合わせるなんて。受験勉強頑張って姉ちゃんと同じ高校に入れたのに。」
新一「じゃあ…また…明日…」
綾 「うん……またね。」
新一「【走り息】」
綾 「……はあ……」
綾(M)「慎二……まだ私の事好きでいてくれてるかなあ?ふ、振られちゃったら…どうしよ……やっぱりもっと早く伝えたらよかったかな?」
綾 「ん?え?慎二帰っちゃったの?…もう~。」
【慎二の部屋】
綾 「慎二~。お腹大丈夫~?」
慎二「姉ちゃん。ごめん。勝手に帰って……」
綾 「顔色悪いよ?寝てなさい。」
慎二「だ、大丈夫だよ……そうだ。放課後、何か用があったの?」
綾 「え?う、うん。」
慎二「姉ちゃん……好きな人いるんだ?」
綾 「え?……あ、もしかして聞いてたの?は、恥ずかしいなあ。(笑)」
慎二「ごめん…聞くつもりはなかったんだけど。聞こえてきちゃって。」
綾 「あ……慎二…」
【慎二が勝手に帰った理由に
気づく
悲しそうな表情の慎二
赤くなっている綾】
慎二「……」
綾 「……」
綾 「ねえ慎二。ちょっと外、散歩しようよ。」
慎二「え?」
【外を歩く二人】
綾 「慎二。受験勉強、本当に頑張ってたよね~。そんなにお姉ちゃんと同じ高校に行きたかった?」
慎二「え?……いや……うん。」
綾 「あはは。私ね、昔からずっと兄弟が欲しかったの。だから慎二っていう可愛い弟が出来てもう嬉しくて。ママもずっと夜遅くまで働いてたから夜はいつも寂しかったんだ。慎二と暮らすようになって夜ごはんにいつも慎二がいてくれて。毎日が楽しくなった。」
慎二「姉ちゃん……」
綾 「ねえ慎二。私たちが兄弟になって間もないころに姉ちゃんの事が好きって言ってたじゃん?あの時は私の事を良いお姉ちゃんだって認めてくれてるんだって思って。私は幸せだった。……でも」
慎二「…?」
綾 「後で冷静になって考えちゃったんだよね(笑)」
【1年前、買い物に行った日
の夜。ベッドの上の綾。
慎二に女として見られてい
ることに気づく綾。】
慎二(回想)「姉ちゃんのことが…好きだ!」
綾 「あれって……もしかして…慎二……本当に私の事…」
綾 「慎二が勇気出して好きだって言ってくれたのにちゃんと返事しなくてごめんね(笑)」
【現在、赤くなっている慎二】
【立ち止まる。】
慎二「……」
綾 「あれから慎二が時の空高校を受験するって言って必死に頑張ってるの見てかっこいいなって思ってきたんだ。」
慎二「……」
綾 「慎二……」
慎二「?」
綾 「私…ね……えっと…慎二の事が好きなの。その…姉としてじゃなく…本気で……」
慎二「本当?」
綾 「うん……」
慎二「僕と…付き合ってくれるの?」
綾 「うん……」
慎二「姉ちゃん…あ、ありがとう!すげえ嬉しい!」
綾 「えへへ。ごめんね。慎二。告白の返事、一年も待たせちゃって。ずっと好きでいてくれてホント嬉しいよ。慎二が高校生になったら返事しようと思ってたの。」
慎二「どうして?」
綾 「受験勉強の邪魔したくなかったから。」
間
綾 「あと…」
慎二「?」
綾 「慎二と付き合う前にもう少しだけ慎二のお姉ちゃんでいたかったから。さっきも悲しい思いさせちゃったよね?」
慎二「ううん……姉ちゃんはずっと僕の自慢の姉ちゃんだし…僕はこれからもずっと姉ちゃんの弟だよ。」
綾 「……そっか。それもそうだね(笑)」
クレジット
ライター情報
ロケットと申します✿
アニメ動画製作、作画そのCVを担当しています!
諸々ご相談はDMからどうぞ!
アニメ動画製作、作画そのCVを担当しています!
諸々ご相談はDMからどうぞ!
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
ロケット【Rocket Animatio の投稿台本(最大10件)