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年上彼氏がソリに乗ってやって来る
written by 初実とうか
  • ラブラブ
  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • 純愛
  • 癒し
  • 年上
  • 全年齢
  • クリスマス
公開日2021年12月29日 14:32 更新日2021年12月29日 14:32
文字数
882文字(約 2分57秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
遠距離恋愛中の彼氏
視聴者役柄
遠距離恋愛中の彼女
場所
彼女の自宅
あらすじ
今年のクリスマスはお互い仕事。遠距離恋愛の彼氏に会いたい気持ちを抑えながら、彼女は家路につく。
見ると誰もいないはずの部屋に明かりが…。
彼女の寂しさに気づいた彼氏がサンタのソリに乗ってやって来たのでした。



こちらの台本は智彩【ともっち】様(@_Tomocchi_Voice)の企画「#聖夜へのカウントダウン」用として執筆。
企画主様よりフリー台本可のご連絡をいただき、投稿させていただきました。
本編
( )ト書き 《 》相手の女性のセリフ
BGM・効果音の有無はお任せいたします



(彼氏、内緒で彼女の部屋で帰りを待つ)
(彼女、部屋の電気がついていることに驚きながら帰ってくる)

おっ、お帰り。
クリスマスも遅くまで、お仕事お疲れ様。

《えっ?なんでいるの?》

ん?なんでいるの?って…。
昨日電話した時、なんか元気なさそうだったから、心配で…。
サンタにお願いして、ソリに乗って会いに来たよ。
…っていうのは冗談で。
新幹線に乗ってから携帯の電池切れているのに気づいて、連絡できなくてさ…。ごめん。急に来たからびっくりしたよね。
やっぱり君の言う通り、充電器持ち歩いた方がいいかもしれな…っと。

(彼女、彼氏に抱きついて泣き出す)

ふっ、抱きついてくれるのは嬉しいけど、ゆっくりおいで。しっかり受け止めてあげたいからさ。あ〜あ、涙でメイク取れちゃうぞ。まぁ俺しかいないから、いいけど。よしよし。ぎゅー。ふっ…こうするの久しぶりだな。あったかい。落ち着く。

《本当は寂しかったの。でもあなたも仕事だからわがまま言っちゃいけないって思って…。》

うん。うん。…くすっ、やっぱり。
君、気遣い屋さんだから。
俺が仕事だからって、
寂しくても言わずに我慢してたんでしょ。
気遣ってくれてありがとう。
でも寂しい時は言ってくれていいんだよ。
会える時は来るし、行けない時は電話とか、
できることはするからさ。
それに、俺も…。
今日だって、本当は俺の方が会いたかった。
付き合って初めてのクリスマスだしさ、
少しでも一緒に過ごしたいなって。
だから、
今こうして君のそばにいられて…すごく幸せ。
あっ、そうだ。ケーキあるんだ。
急遽コンビニで買ってきたんだけど、
一緒に食べない?

《うん。食べる。》

うん。わかった。
じゃあ、紅茶の用意してくる。
あっ、その前に。ハンカチっと…。

(彼氏、彼女の涙を拭いてあげる)

よし、涙拭けた。
ふふっ、何?照れてるの?

《だって、顔が近いから…。》

ふっ、顔近いって言われても、
近づかないと拭けないでしょ?
それとも…何か期待していたの?

(彼氏、キスして抱きしめる)

俺、朝イチの新幹線で帰らないとけないから…。
ケーキ食べたら…イチャイチャしてもいい?
今夜は君をたくさん感じたい。



〜おわり〜
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
年上彼氏がソリに乗ってやって来る
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
初実とうか
ライター情報
初実(はつみ)とうかです。
閲覧・音声化等いつもありがとうございます。
主に女性向けシチュエーションボイスのフリー台本(甘々・ヤンデレ・ショタ等…)を書いています。(順次投稿予定)
ご使用時、タイトルはご自由に変更してください。
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