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年上彼氏は発熱彼女を甘やかしたい
written by 美俐
  • 看病
  • 同棲
  • 甘々
  • カップル
  • アイスクリーム
  • 発熱
公開日2022年01月31日 13:44 更新日2022年01月31日 13:44
文字数
1895文字(約 6分19秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
年上彼氏
視聴者役柄
彼女
場所
2人が同棲している部屋
あらすじ
高熱の彼女を 優しく看病してくれる彼氏。
普段から無理しがちだったり、薬嫌いなところを チクリ…でも 用意してくれたアイスも、看病も甘々で…
本編
―――ドアの音・彼女のベッドに近づく―――

熱…どうかな…うわ、熱いな…
あ、ごめん。起こしちゃった。
どっか 苦しいとことかあるか?

暑い?
じゃあ、毛布減らすね。
汗もかいてるし、着替えた方がいいけど、どう?起きられる?

ああ、無理しなくていいよ。
とりあえず、水分だけ摂ろう、少しずつでいいよ。

もういい?
蒸しタオル持ってきてあるから、顔と首周りだけ拭こうか。

え、起きるの?
支えてるからゆっくりな…大丈夫?クラクラしない?

自分で拭くって…じゃあ、背中だけ拭くから。

―――彼女の背中を拭く―――

なんか、ちょっと痩せた?

気のせい?そうかなぁ?
…よし、できた。

はい、タオル。
新しいパジャマ、ここに置くね。
あとは、冷たい枕と、冷却シート…。

《辛そうな彼女に気づく》
あっ、おい、大丈夫か?
そんなフラフラしてるんだから、黙って甘えればいいのに…。
ほら、パジャマ、袖 通して。
はい、ボタンするよ。

いいから!俺がやった方が速い。
ほら、横になって…。

枕、冷たくて気持ちいい?良かった。
そうそう(笑)、俺もそうやって うつ伏せで首と頬っぺくっつけるの好き。気持ちいいよな。

よく首 冷やせって言うから いいんじゃね?
冷却シートも貼る?

効果ないとか言うけど、気持ちいいよな、このシート。…よし、できた。
毛布は とりあえず1枚でいいな。

え?だって暑いんだろ?

あのなー、熱が出てゾクゾクする時は暖かくする、熱が上がりきって暑くなったら 冷やすの。何でもかんでも 冷やしたり、逆にたくさん汗かいて治すとかってのは違うんだって。

別に 詳しくはないけど、すーぐ無理して風邪拗らせる誰かさんがいるから、こういう事は覚えておかないとな!(笑)

そんな 潤んだ目で睨まれても怖くないよ。
言われたくなかったら気をつけること(笑)
風邪気味だな、と思ったら 無理しない。
せっかく病院で薬もらってきたのに、自己判断で飲むのをやめない!

バレてたよ…。
でも あんまり薬薬っていうと 拗ねるからさ…。それでもちゃんと飲ませれば良かったんだよな、ごめんな。次からはもう少し厳しくしよう。

なんて顔してんだよ(笑)
あ、そうだ。アイス食べる?

そ。バニラアイス。
絶対 食欲ないだろうから 持ってきた。食べやすいだろ?今、ちょっと溶けて いい感じに食べ頃だぞ。

風邪なのに…って、お腹壊してる訳じゃないんだから。
冷たいし、栄養あるし、ピッタリじゃん。
どう?無理しなくていいけど、少しだけでも 食べられそうか?

よし!
あ、そのままでいいよ。
はい、あーん…

美味しい?オレの優しさの味がするだろ?

ちょっと変な味?なんだとー?(笑)
しょうがないな、熱あるし。
もう少し食べられる?

良かった。こういう時、冷たい物って食べやすいよなー。
はい、あーん…
あ、ごめん、垂れた。
ちゅ!《キスで拭う》

うつらないよ、こんな事で(笑)

わかった、ごめんって!わざとじゃない !
だから 睨むなよ…。その 潤んだ目で睨まれると なんか こう……さ……やっぱ、なんでもない!

何笑ってんだよ…人の気も知らないで…
ほら、口開けて…

―――間―――

思ったより食べられたな。ひと口ふた口がやっとかと思ってたから…良かった。

どういたしまして。
よし。あとは、薬飲んで寝よう。

《小声》
おー。グッタリしてるとは言え、素直すぎて怖いな…。

え?いや、独り言。
はい、薬。

あ、先に水ね。はい…飲めた。もう少し 水分とって。
よし。
さ、後は寝るだけ…と。
《彼女の隣に寝る》
よいしょ。

大丈夫、うつらないって(笑)
それより、くっついたら暑いか?

平気?

なら良かった。
《とんとんする》
嬉しそうな顔。とんとんすると その顔が見られるの なんか幸せ。
あ、俺起きてるつもりだけど、もし 寝てたら遠慮なく起こしていいからな。苦しいとか痛いとか、寒いでも、暑いでも、喉乾いたでも、それから…寂しいでも!何でもいいから ちゃんと起こすんだぞ。

はいはいはいはい。余計な心配しなくてよし!黙って言うことききなさい。
それから もうお喋りおしまい!良い子も悪い子も寝る時!
《優しく》
ほら、目 閉じて。
昼間、高熱のせいで 夢見が悪かったから、眠りたくない?

大丈夫、ちゃんとそばにいるから 。お前がいつ目覚めてもここにいる。

うん、朝までずっと。
《噛み締めるように》
いいなぁ、甘えモード。
でも調子悪い時しか見られないから、きゅーんとするのに 手が出せない。

何笑ってんだ。
いつか、元気な時に その甘えモード 引き出してやるからな!覚えとけよ(笑)

さ、もうほんとに寝よ。
朝には 熱、下がるといいな。
おやすみ。


――END――
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
年上彼氏は発熱彼女を甘やかしたい
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
美俐
ライター情報
出会ってくださってありがとうございます
年上彼氏との日常の風景を中心に かいています
たくさん 読んでいただけると嬉しいです
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