- 恋人同士
- 甘々
- 気弱彼氏
公開日2022年06月20日 19:01
更新日2022年06月20日 19:01
文字数
1634文字(約 5分27秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
自信のない彼は彼なりの気持ちをあなたに届けようとする。
そんな弱い彼を愛してあげたいお話。
フリー台本ですので、自由にお使いください。
//:読み方・効果音の指示
[]:場面
男性(演者役):彼女(聞き手役)とは恋人関係ながら、自分に自信の持てない気弱男子。
そんな弱い彼を愛してあげたいお話。
フリー台本ですので、自由にお使いください。
//:読み方・効果音の指示
[]:場面
男性(演者役):彼女(聞き手役)とは恋人関係ながら、自分に自信の持てない気弱男子。
本編
あのさ……突然だけど、これ、受け取ってくれないかな。
なんというか……いつものお詫び……じゃないや。
えっと、感謝。
感謝の気持ちとして。
何のって、いや、特別なにかあるというよりか……
ふと、あなたに、気持ちを届けたくなって。
こんな僕のこと、嫌いにならないで好きでいてくれること……かな。
こんなもので、喜んでもらえるかわからないけど……
僕、あなたのことが大切だから、ずっと、ずっとそばにいて欲しいなって……できれば。
えっ、ぷ、プロポーズ?
あ、いや、そんなつもりじゃないっていうか……気持ちは嘘じゃ、ないけど、僕なんかじゃ、あなたのこと、まだ、幸せにしてあげられないし……
だけど、今まで僕のことを幸せにしてくれた分は、少なくとも返してあげないと、って思ってて……
ううん、倍にして返さないとダメだよね。
もっと、頑張らなくちゃダメな僕だけど……それでも愛してくれるなんて、きっと、世界であなただけだから。
だから、わがままなのはわかってるけど、せめて……今までの恩を返せるまでは一緒にいさせてほしい……っていうほんの気持ち……なんだ。
いい……かな?
……あ、ありがとう。
あの……一つ、聞いていいかな。
どうして、あなたはこんな僕のことを、好きになったの?
普通はさ、もっと、かっこよくて、いろいろと出来ることがあって、あなたのためになれる人を好きになるものだと思うんだ。
だけど、僕には誰にも負けないものがあるわけでもないし、あなたを守れる強さなんてない。
人と比べて、できないことの方が圧倒的に多いようなダメな僕なのに。
こんな自分のどうしようもなさ、自分だってわかってるんだ。
かと言って変われるわけでもないし……
こんな僕なんかより、もっといい人は沢山いるのに、どうして僕なんか……
//彼女、抱き締める
えっ、あ、あの……
わ、わかんないよ……このハグの意味は何……?
どうしたの、急に……
好き……?
あ、ありがとう……
……守りたい?
ぼ、僕……を?
そんな、そういうのは、普通、男の役目なのに……
あなたに守られてしまったら、僕は、本当にダメな男というか……あなたの足手まといというか……あまりにも申し訳なさ過ぎるよ……
僕は、あなたの必要な存在でいたいから……
……え?
必要……なの?
こんな僕なのに……?
あなたに頼ってばっかりで、弱い僕なのに?
そう、なんだ。
う、嬉しい……けど、なんか、恥ずかしい。
だ、だって、僕の頭の中じゃ、男が女を守るものって思い込みが強くて……
でも、こんな僕でもあなたに必要としてもらえるのなら、少しは、自分のこと好きになれる気がする……
そ、そうだよね……素敵なあなたの彼氏なんだから、もっと自信持たなきゃダメ、だよね。
そっか、僕は、あなたの彼氏……あなたの彼氏……
だけど、そうやって言われちゃうと、なんだか荷が重いかな……
……このままで、いいの?
あなたがそう言うのなら、気が楽になるけど……
あの、もしかして、あなたって……
僕のこと、放っておけなさそうとか……思ってる?
むー、濁さないで。
僕だって、自分が強くないことくらいよくわかってるんだから。
……やっぱり。
あーあ、僕、これ以上あなたと一緒にいると、ますますダメ男になってしまう気がするよ。
あなたに支えられて、守られて、愛されて、あなたなしでは生きられなくなりそうで……
……でも、いいよ。
あなたが僕のこと、そうしてしまいたいんなら。
そんな僕が好きだと言うなら、僕はあなたの理想になってあげたいから。
こんな僕のままで、愛され続けられるのなら……それくらいは僕にも出来そうだし。
だけど、そうするってことは、僕から一人で生きる力を奪うってことなの、わかって……ほしい。
捨てられたら、家の前で野良犬に噛まれて死んじゃうくらいどうしようもない僕にされちゃうってことなんだから。
って、もう僕はそれくらい弱いかも……あはは……
あなたの隣でしか、生きられない弱い僕は嫌いかなぁ……?
……そっか、あなたは意外と危ない愛情の持ち主だったんだね。
どうやら僕は、そんなあなたに捕まってしまったみたい。
でも、あなたになら、それでもいいなって思うんだ……
こんなにも尽くしてくれるあなただから、僕も、精一杯応えてあげなきゃって思ってる。
だから……ちゃんと責任持って最期まで、僕のこと、愛してね。
なんというか……いつものお詫び……じゃないや。
えっと、感謝。
感謝の気持ちとして。
何のって、いや、特別なにかあるというよりか……
ふと、あなたに、気持ちを届けたくなって。
こんな僕のこと、嫌いにならないで好きでいてくれること……かな。
こんなもので、喜んでもらえるかわからないけど……
僕、あなたのことが大切だから、ずっと、ずっとそばにいて欲しいなって……できれば。
えっ、ぷ、プロポーズ?
あ、いや、そんなつもりじゃないっていうか……気持ちは嘘じゃ、ないけど、僕なんかじゃ、あなたのこと、まだ、幸せにしてあげられないし……
だけど、今まで僕のことを幸せにしてくれた分は、少なくとも返してあげないと、って思ってて……
ううん、倍にして返さないとダメだよね。
もっと、頑張らなくちゃダメな僕だけど……それでも愛してくれるなんて、きっと、世界であなただけだから。
だから、わがままなのはわかってるけど、せめて……今までの恩を返せるまでは一緒にいさせてほしい……っていうほんの気持ち……なんだ。
いい……かな?
……あ、ありがとう。
あの……一つ、聞いていいかな。
どうして、あなたはこんな僕のことを、好きになったの?
普通はさ、もっと、かっこよくて、いろいろと出来ることがあって、あなたのためになれる人を好きになるものだと思うんだ。
だけど、僕には誰にも負けないものがあるわけでもないし、あなたを守れる強さなんてない。
人と比べて、できないことの方が圧倒的に多いようなダメな僕なのに。
こんな自分のどうしようもなさ、自分だってわかってるんだ。
かと言って変われるわけでもないし……
こんな僕なんかより、もっといい人は沢山いるのに、どうして僕なんか……
//彼女、抱き締める
えっ、あ、あの……
わ、わかんないよ……このハグの意味は何……?
どうしたの、急に……
好き……?
あ、ありがとう……
……守りたい?
ぼ、僕……を?
そんな、そういうのは、普通、男の役目なのに……
あなたに守られてしまったら、僕は、本当にダメな男というか……あなたの足手まといというか……あまりにも申し訳なさ過ぎるよ……
僕は、あなたの必要な存在でいたいから……
……え?
必要……なの?
こんな僕なのに……?
あなたに頼ってばっかりで、弱い僕なのに?
そう、なんだ。
う、嬉しい……けど、なんか、恥ずかしい。
だ、だって、僕の頭の中じゃ、男が女を守るものって思い込みが強くて……
でも、こんな僕でもあなたに必要としてもらえるのなら、少しは、自分のこと好きになれる気がする……
そ、そうだよね……素敵なあなたの彼氏なんだから、もっと自信持たなきゃダメ、だよね。
そっか、僕は、あなたの彼氏……あなたの彼氏……
だけど、そうやって言われちゃうと、なんだか荷が重いかな……
……このままで、いいの?
あなたがそう言うのなら、気が楽になるけど……
あの、もしかして、あなたって……
僕のこと、放っておけなさそうとか……思ってる?
むー、濁さないで。
僕だって、自分が強くないことくらいよくわかってるんだから。
……やっぱり。
あーあ、僕、これ以上あなたと一緒にいると、ますますダメ男になってしまう気がするよ。
あなたに支えられて、守られて、愛されて、あなたなしでは生きられなくなりそうで……
……でも、いいよ。
あなたが僕のこと、そうしてしまいたいんなら。
そんな僕が好きだと言うなら、僕はあなたの理想になってあげたいから。
こんな僕のままで、愛され続けられるのなら……それくらいは僕にも出来そうだし。
だけど、そうするってことは、僕から一人で生きる力を奪うってことなの、わかって……ほしい。
捨てられたら、家の前で野良犬に噛まれて死んじゃうくらいどうしようもない僕にされちゃうってことなんだから。
って、もう僕はそれくらい弱いかも……あはは……
あなたの隣でしか、生きられない弱い僕は嫌いかなぁ……?
……そっか、あなたは意外と危ない愛情の持ち主だったんだね。
どうやら僕は、そんなあなたに捕まってしまったみたい。
でも、あなたになら、それでもいいなって思うんだ……
こんなにも尽くしてくれるあなただから、僕も、精一杯応えてあげなきゃって思ってる。
だから……ちゃんと責任持って最期まで、僕のこと、愛してね。
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ライター情報
あまいのを中心にお話書いてます。
新参者ですが、どうかよろしくお願いします。
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