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【改変自由】【ボクっ子】彼女が美人すぎて凹むと言ったら押し倒された
written by 老田 コジカ
  • ラブラブ
  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • 色仕掛け
  • 純愛
  • 拘束
  • ヤンデレ
  • ボクっ娘
公開日2022年10月25日 15:37 更新日2022年10月25日 15:37
文字数
1947文字(約 6分30秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
彼女
視聴者役柄
彼氏
場所
彼女の部屋
あらすじ
美人すぎるボクっ子彼女と付き合っているごく平凡の男子。彼は常日頃から不釣り合いではないかと悩んでいた。ある日、彼女の部屋を訪れ、そのことを伝えると彼女に押し倒されてしまう。
本編
やぁ!おはよ!
待ってたよ。さぁ中に入って。

どうかな?はじめての彼女の部屋は?
キレイにしているつもりではいるが…キミの感想を聞きたいな。

ふふーん、そうか、それはよかった。
お茶を持ってくるから待っていてくれ。

※※※

あ〜…すまない…。
冷蔵庫に麦茶しか入ってなかったんだ…。
あとはウィスキーならあるんだが…、麦茶でよかったかな…?

ならよかった。
じゃあ、となり失礼して…。


さて!何してすごそうか!!


あるのは映画にゲーム、小説、漫画くらいだが、君も楽しめるものばかりだと思う!
なにせ、おうちデートなんて初めてだ!!おかげで、ワクワクして昨日の夜はあまり眠れなくって…

ん?

どした?顔を赤くして??

―――近い?

恋人同士なんだから、おかしなことじゃな…ほう…?
なるほど、そうか…。
そういう反応はいいってことだな…?
もっとせめたくなってしまうが…。いいんだな??

ふふっ!

なぁ…おい…。なにを想像したんだ…?(耳元で囁く)
あーあー、顔を赤らめちゃって…。ほんと、かわいいね。そそられるよ。

いいよ…。

君の願いであれば、ボクはどんな望みでも叶えてあげよう…。
そう…どんなことでも…だ…。

ふぅー…(耳ふー)

くくく…っ!身体が「びくっ!」ってした…。さすがにいきなりは卑怯だったかな…?(耳元で)
しかし、反応がいいな!君も大概だと…ぉっと…っ!

あはは!ごめん!ごめん!ちょっとからかいたくなったんだ。
悪かったよ。もうしないから許してくれ。

―――そんなまじにやめてといわれてもな…

"こういうこと"するのが、おうちデートとやらの醍醐味じゃないか??

ん?
はぁ?!

今日はおうちデートのつもりじゃないだって?!
いやいやいや!「今度の休日、2人きりで話したい」って誘ってきたのは君じゃないか!

普段は奥手な君からきたんだ!テンションはもう爆上がりだよ!
だから!「これは、おうちデートの流れでは?!」とか、そう思って…はしゃいでたんだが…

―――相談したかっただけぇ?!!
デートですらなかったというのか…

な…なら…なら!!
ちゃんと要件を伝えろ!このアホ!!

ボクだけはしゃいで馬鹿みたいじゃないか…。
せっかく頑張ってキレイに掃除したのに…。
お茶も、映画も、本も、ゲームも買ってきたのに!!

ワクワクを返せ!!

はぁ…。まぁいい…。

ボクは君が大好きだからな。
許してあげようじゃないか。

それで?なにに悩んでるんだ??
どんな相談にも乗ってやる。

なるほど、ずっと悩んでいたことなのか…。
気づかなかったのは恋人失格だな…。

いや、なんでもない。続けて…。

ふふん、ありがとう♪「美人ですね」といわれても何の感情もいだかないが…
君からいわれると…その…恥ずかしいが、とても嬉しいな!

あぁ、悪い!

それで…?
ふむ…「美人すぎるボクと不釣り合いだから、付き合っていていいのかわからなくなった」と…。


は…?いいに決まっているだろ!!


なにをいってるんだ!アホか?アホなのか君は?!
あのなぁ!ボクは君が大好きなんだ!
他の有象無象の連中じゃない君がだ!!

不釣り合いだなんだといわれるようだが、そんなのはほっておけ!
他でもないボクが認めてる!!

なんでも相談に乗ってやるとはいったが、ここまでくだらないとは…。
まったく…、君は心配性が過ぎる。
いくらなんでも後ろ向きすぎるぞ…。

ふん!謝っても許してやらん!!

ぐっ…なんだその捨てられた子犬のような目は…
卑怯だぞ…っ!

ぐぬぬ…。

ぬぅ…。

はぁ…。

わかった!わかったよ!!
これからいうことをきいてくれれば…
許してやらんでもない。

そうか…。

確認だが、ほんとうにいいんだな…?

わかった。

じゃあ、こっちきてくれ…。
あぁ、もう少し近くに…。



隙あり!!
よいしょーーーっ!!

そして…両手をかちゃり…両足も…かちゃりっと!!

んふふ~♪
おお!これはなかなか!!

ん?

ああ、これか?
今日のためにと準備しておいた小道具だ。

あはは!そう…もとよりボクはその気だったからな。
どんな目的で来ようと、部屋に入った時点でこうなるのは確定していた。

嫌なら逃げ出してもいいが…
逃がすつもりは毛頭ないが…
君をみるに大丈夫そうだな。

ああ

あと怒っているといったが、実のところ怒っていない。
君の性格を考えれば、ボクとのギャップに悩むことくらい容易に想像できる。

むしろ、君の魅力に気づいてるのはボクだけだと知れてよかったよ。
表面だけ取り繕う連中とちがって、本心から接してくれるなど、あげていけばきりがないが…
それは君のいいところだ。

そしてなにより!!
表情、仕草、反応すべてが最高にかわいい。
そのかわいさを独占できることがボクはうれしくてたまらない!!

あぁ…考えるだけで我慢できなくなってきた…。

なぁ、もういいよな?

あ…ふふ♪
君も我慢できないか…。いいぞ。
ボクがどれだけ愛してるか教えてやる。

二度とふざけたことをいわせないほどにな。
逃がすものか。ボクを惚れさせた責任は取ってもらうからな?

改めてきいておこう。

これからボクに襲われてくれ…。(耳元で)

end
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【改変自由】【ボクっ子】彼女が美人すぎて凹むと言ったら押し倒された
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
老田 コジカ
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