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[クリスマス]多忙彼氏と寂しがり彼女のクリスマス夜ver.〜二人を繋ぐプレゼント〜
written by 初実とうか
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  • 甘々
  • 同棲
  • カップル
  • 恋人同士
  • 癒し
  • クリスマス
  • サプライズ
公開日2022年12月01日 11:07 更新日2022年12月01日 11:11
文字数
2412文字(約 8分3秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
クリスマス当日も仕事だった彼。
なんとか早めに切り上げて、夜は待ちに待ったクリスマスデート!
彼女は朝のサプライズプレゼントに気づいてくれたのか!?
久しぶりの二人の甘い時間。
いろんなところに散りばめたクリスマスシチュとともにお楽しみください。

※朝のサプライズプレゼントについてのやり取りはこちら↓
「多忙彼氏と寂しがり彼女のクリスマス朝ver.〜出勤前のサプライズ〜」
https://yuruboi.com/creator/writer/script/6704

夜ver.のみ・朝ver.と夜ver.セットでのご使用、どちらも大歓迎です。
よろしくお願いします。
本編
( )ト書き 《 》彼女のセリフ

効果音・BGMによる演出はご自由にしてください。


(彼氏、待ち合わせ場所に先に着く)
(同僚に電話をかける)

もしもし。お疲れ。
今日は仕事頼んで悪かったな。
おかげで彼女との待ち合わせ、間に合ったよ。
…発注の件なんだけどさ、
俺のファイルに数字が載ってるから、
それで手配しといてくれないか。
…あ〜わかってる。
明日の昼メシだろ?
ちゃんと奢る。
だから今日だけ、ほんと頼む。
…サンキュ。
じゃあそろそろ彼女来るから、後よろしく。
じゃ。

(彼氏、目の前に彼女がいることに気づく)

…えっ、うわっ!びっくりした〜。
もう着いてたんだ。
ごめん、電話してて気づかなかった。

《…仕事の電話?》

…あぁ、うん、仕事の話。

《ごめんね。忙しいのに、デートしたいって言って》

あっ、いや。
全然、大丈夫大丈夫。
大したことないから。
「ごめんね」とか、そんなこと言わないの。
俺だって今日のクリスマスデート、
楽しみにしてたんだからさ。

君が行きたいって言ってたお店予約しておいたよ。そろそろ時間だし、行こっか。
クリスマスディナー、楽しみだね。

(二人、歩きながら)

けっこう歩いたね。
ちょっと待って、もう一回場所確認するから…。
地図アプリ…っと。
…あと5分くらいで着くみたいだけど、大丈夫?

《全然!歩いてるだけで楽しい!》

くすっ、確かに。
いろんなとこからクリスマスソングは聞こえてくるし、
イルミネーションもキレイだし…。
こうして歩いてるだけでも楽しいね。

そうそう、
朝仕事行く前に
「ツリーのところ見といて」って言ったけど。
そのマフラー、ちゃんと見つけてくれたんだ。
くすっ。プレゼント探しゲーム、どうだった?
せっかく部屋に大きなクリスマスツリー飾ったんだし、
何か楽しいことできないかなって…。
ツリーの周りにたくさんクッションやぬいぐるみ並べて隠してみたんだけど。

《ほんと、プレゼントが埋もれてて大変だったんだから…。》

プレゼント埋もれ過ぎてた?
そんなに?
ごめん、ちょっとやり過ぎたかな…。

(彼女、ふいに腕を組んでくる)

っと…。
くすっ、どうしたの?
腕組んでくるなんて、珍しい…。

《マフラー、ずっとほしかったの。ありがとう》

マフラー、気に入ってくれた?
よかった。
だいぶ迷ったんだけど…。
赤のチェック、似合ってるよ。

…でもメインのプレゼントも気合入ってるから、
そっちも楽しみにしておいて。
うん、何かは、ディナーの後でね。


(二人、ディナーを楽しむ)
(レストランから出て歩いている)


素敵なお店だったね。
どの料理もおいしかったし。
えっ?デザートが一番よかった?
すごいテンション上がってたもんね。
なんて名前だっけ?
いちごが入った…シュ、シュ…。
そう!シュトーレン!
あとは…ピスタチオのアイスと…。
って、もしも〜し、すごい幸せそうな顔してるけど…。
スイーツの余韻に浸ってた?
もうっ、ほんと甘い物好きなんだから。

この後だけどさ…どうする?
またいつもの所でいいの?
ん、わかった。じゃ、行こっか。


うわぁ、今年はまた人増えてるね。
けっこう穴場だったんだけど…。
ここのクリスマスツリーのイルミネーション、
大きくて見応えあるから人気出てもおかしくないか。
座るのここでいい?

(腰掛けてツリーを眺める)

寒くない?大丈夫?
…ん、寒かったら我慢しないで言うんだよ。
きれい…。
今年のツリーは青か…。
去年は…白だった。
うんそうだよ。
君が「雪の妖精が出てきそう」って言って…。
なんか…ピュアだなぁって思ったの、覚えてるもん。

《どうせ私は子どもっぽいですよ。》

いや、子どもっぽいって意味じゃなくて…。

《からかうんだったらプレゼントなしにしよっかな?》

からかうなら俺のプレゼントなし!?
あ〜ごめんなさい、許してください、
プレゼントください、お願いします。

(二人笑い出す)
…ぷっ、はははっ。

必死過ぎ?
そりゃ、大好きな君からのプレゼント、
もらえなかったら悲しいからさ。

…許してくれる?
よかった。

じゃあ、恒例のプレゼント交換…しよっか。
ちょっと待ってね。

(彼氏、カバンを探る)

じゃあ、改めて…はい、メリークリスマス!

(彼氏、プレゼントを渡す)
(彼氏、彼女からプレゼントを受け取る)

ありがとう。開けてもいい?

…キーケース!
そろそろ新しくしたいなって思ってたんだ。
しかも俺の好きなブランド…。
ありがとう。

《このネックレス…。》

そう、俺からはネックレス…。
そのデザイン、覚えてる?
去年人気殺到で君にプレゼントしてあげられなかったんだけど…。
今年のクリスマスに数量限定で復刻してたんだ。

《覚えててくれたんだ。ありがとう。》

…そりゃ覚えてるよ。
君がアクセサリーほしいって言ったの、
初めてだったから。
プレゼントしてあげたいなって思ってた。

《…でも、マフラーにネックレスに…高かったでしょ?》

でも高かったでしょ?って…。
せっかくのクリスマスだから、
そこは気にしないの。

…って、まぁ…。
今だから話すけど…。

実は俺、
マフラーとネックレス、
どうしても2つプレゼントしたくて…。
自分のキーケース新調するの、
我慢してたんだけどさ…。
そしたら君がプレゼントしてくれて…。
びっくりしたよ。

君の方こそ…。
このキーケース高かったんじゃないの?
えっ?
くすっ、何それ…。
君もキーケース買うために、
自分のマフラー買うの我慢してたの?

なんか、こういうの嬉しい…。
言わなくてもわかるっていうか、
お互い心が通じ合ってるっていうかさ…。

俺、ちょっと不安だったんだ。
君が寂しくないようにって一緒に住み始めたのに、仕事が忙しくて、
結局家の中でもすれ違いばっかりで…。
ちゃんと君の支えになれているのかなって、
思ってた。

《そんなことない。一緒に生活できて、私は幸せだよ。》

一緒にいられることが幸せ?
嬉しい…。
俺もだよ。
今年もこうしてイルミネーション見て、
プレゼント交換して、
一緒に過ごせて…幸せ。

ねぇ、もっとこっち来て。

(キスする)

…人がいるから、恥ずかしい?
でも周りもカップルばっかりだし、
今日くらい…いいでしょ?
それとも…二人っきりの方がよかった?
「うん」って…ほんと甘えん坊さんなんだから。
朝から俺のことずっと待っててくれたもんね。

いいよ…帰ったらいっぱいイチャイチャしよ。
今夜は…寝かしてあげられないかも。

〜おわり〜
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
[クリスマス]多忙彼氏と寂しがり彼女のクリスマス夜ver.〜二人を繋ぐプレゼント〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
初実とうか
ライター情報
初実(はつみ)とうかです。
閲覧・音声化等いつもありがとうございます。
主に女性向けシチュエーションボイスのフリー台本(甘々・ヤンデレ・ショタ等…)を書いています。(順次投稿予定)
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