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魔王様の言うことには…
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  • SF
  • 使い魔
公開日2023年03月22日 19:00 更新日2023年03月22日 14:01
文字数
949文字(約 3分10秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
異世界の魔王
視聴者役柄
指定なし
場所
魔界
あらすじ
目を覚ますと、そこは魔界だった!
罪を持った者のみが来る魔界だが、あなたの罪状は書類になく…。
本編
おい。
目を覚ませ。
人間、、、。
おっ、目を覚ましたな。
ここはどこ?って、待て待て。
順に説明してやる。
ここは魔界。
そして、このボクこそが魔王だ。
何が可笑しい、、、。
ボクが本当に魔王なのかって?
そうかそうか。
お前たち人間にとっては、魔族を見ること自体、初めてだもんな。
よく見ておけ、、、。
どうだ。
背中の羽と、尻尾。
怖じ気づいたか。
いい反応だ。
魔王がわざわざ玉座から立ち上がってやったんだぞ。
冥土の土産によく覚えておくんだな。
お前が魔界に来た訳を教えてやろう、、、。
ここには罪あるもののみ招かれる。
名前を言え。
うむ。
お前の罪状は、この悪魔帳簿に書いてある。
あれ?ちょっと待ってろ?
う~ん。
これとは、違うよね?
なるほど。
どうやら、お前の名前はここにはないようだ。
お前自身の中に、思い当たる節はないか?
そうだよな、、、。
ないよな、、、。
う~ん。
このまま返すのも申し訳ないからな、、、。
じゃあ、せっかくだから、お前に、私のマッサージを頼んでやろう。
魔王の体に触れられるというのは、最大限の名誉なんだぞ。
心して行うがよい。
早速だが、肩をもんでくれるか。
何をためらっている。
はじめてくれ。
はぁ~、、、。
普段は直属のメイドに頼んでいることだが、やはり人間の男の力は強いな。
疲れがとれるな。
ずっと肩に力を入れねばならなかったからな、、、。
さすがに疲れがたまっていたか。
何?
顔が近い?
そんなことを気にしていたのか。
お前、すごく顔が真っ赤じゃないか。
さては、お前、女と話したことがないのか?
そうか、、、。
よし、肩もみはここまででよい。
おっ、ちょっと待ってろ、、、。
お前に関しての連絡が来た。
何々、、、。
なるほど、、、。
うむ。
ありがとう。
お前、、、そうか。
心の支えを求めてたんだな。
友達が欲しいという願いを枕元に書いていたのか。
そんな中魔界に来るなんて、アンラッキーな奴だな。
今度は、天界でかわいい天使たちに癒やされるように手配してやるよ。
え?
ここにまた来たいだと?
ここではボクを必要としてくれるから?
しょうがないやつだ。
これをやろう。
魔界パスだ。
帰りたくなったときはいつでも帰ってくるがいい。
そろそろ、起きる時間みたいだな。
そんな悲しそうな顔するなよ。
また帰ってくればいいじゃないか。
じゃあ、またな。
(リップ音)
また来いよ!
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
魔王様の言うことには…
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ファームちゃん
ライター情報
どうも、台本を書いております、ファームちゃんと申します。
普段はpixiv(https://www.pixiv.net/users/68332088)で作品作りをしていて、こちらにも進出いたしました!
もし、声をあててくださった場合は、私も聞きに行きたいので、一報いただけると幸いです。(Twitterまでどうぞ)
また、リクエストや質問などございましたら、固定ツイートの方にマシュマロがありますので、そちらからや直接DMでお話しいただいてもかまいません。(お代はいただかないスタンスでやってますので、お気軽にどうぞ)
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