とっても気持ちよくて、いつもより言葉があふれてしまったあと、冷静になって恥ずかしくなる受けな年下彼氏くん。

(電気を消して、ベッドにて)
……せ、先輩。あの、なんか……気まずいですね。んん、二人きりだし別に何も気にしなくていいんだけど……。
おれ、ちょっと我を忘れちゃって……はぁ……めちゃくちゃ先輩に好き好き言っちゃった……。恥ずかしい……あぁぁぁもう……恥ずかしい……。

普段から言ってるだろって？
そうですけど……いや、もう今日のはダメですよ……さすがにおれも恥ずかしくなりますって。だって、おれ、あんなに気持ちいいって知らなくって……女の子みたいに喘いじゃったし……。

……今日のことは忘れてほしい……おれだって良く見られたくて、普段から頑張って可愛こぶってるのに……なんか、化けの皮が剥がれちゃったっていうか……。

え、可愛かった？
ほんとですか？いやいや、あんな、あんなバカみたいに喘いで……好き好き言って……ダメっすよ、可愛いわけないってば……。

反応が素直でよかった……ですか。恥ずかしい……うぅ……でもあれが素直な反応っていうのは確かにそうですね……。先輩に抱かれてめちゃくちゃ気持ちよかったし……先輩のこと大好きだし……気持ちが溢れちゃって、とめられなくなって……。
おれ、普段から結構感情表現してると思うんですけど、まだまだ言い足りなかったのかなって……。
ああ、でも先輩がそんなおれもかわいいって褒めてくれるなら、いいのかな……。

え、また喘いでほしい……？
もう……バカ……先輩にそんなお願いされたら……おれ、絶対またいっぱい声出しちゃう……。なんていうか、男のプライドみたいなものが……おれにもあったはずなんですけど……はぁ……。
まぁ、あんなにパンパン突かれてる時点で、そんなのないのかもしれないなぁ……。

あ、それと……先輩が、ちゃんと最後まで興奮しててくれて、よかったです。おれのこと、そういう目で見てくれて……嬉しい。先輩にだけは、えっちい気持ちで見られたいから……。

はい、本当ですよ？先輩以外の人からは絶対嫌ですけど。……今日のおれの恥ずかしい姿も、先輩のおかずになるなら……受け入れます。

はい、大丈夫……むしろ、おれのこと想像しててほしい……。先輩の頭ん中でおれがどうなってるのか……ちょっと怖いんで聞かないですけど。

あ、そんなひどいことしてない？よかった。ふふ、まあ先輩はピュアですもんね、おれと違って。

なんでもないでーす。
……さ、寝ましょ？寝れますか？おれは……分かんないです。お互い寝れそうになかったら、また、もうちょっと喋りましょ。

はい。んじゃ、おやすみなさい……。

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・台本（ゆるボイ！）
[BL台本/R-15]「ピロートーク」女の子みたいに喘いじゃったし……
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・台本制作者
チャイシー・マチ