大学生のボクと院生のお兄さんは夏休みなのでひたすら二人で過ごすことにした……

(ボクの家で……)
あ、お兄さん。お風呂上がりましたか。
お水飲みます？

はーい、どうぞ。

ふふ、ゆっくり休みましょ。今日も疲れてますか？

あらー、大変ですね。もうベッドで寝転んじゃってください。なんならマッサージもしますよ？

いらないですか？　なんでー。

変なところ触るから？
……ごめんなさい。だって、その……お兄さんの体が触れるところにあったら、触っちゃいますって。

ダメですよね……はい。ごめんなさい。分かってるんです……なんか、お兄さんとお付き合いできて、タガが外れてるっていうか。
ちょっと抑えないとなぁって。

でもなかなか我慢できないし……我慢しようとしてる時に限って、お兄さんが襲ってくるし。

そうですよ、こないだだって、お風呂入ってからにしようと思ってたのに。

えー？嫌じゃないですよ。ボク、正直、お兄さんにもっと襲われたい……。ほら、最初だって、告白したのはボクだけど、擦り付けてきたのはお兄さんの方だし……。

なに赤くなってるんですか。可愛いなぁ……。
ふふ、あの時は嬉しかったなぁ。ほんとに嬉しかった。

そうだ、お兄さん。ボクはもう夏休みですけど、院生さんは夏休みってどんな感じなんですか？

あるけど忙しい？　なるほど。じゃあそんなにたくさん遊んだりはできないかな。

あ、全然構わないですよ。普段にしたってしょっちゅう会ってるわけでもないし……。本当はもっと会いたいですけどね。

ふふ、ボクも一応オトナなんで！それくらい我慢できます。多分……。
それに、お兄さんに迷惑かけるような彼氏にはなりたくないですし。

もし何日かまとまった休みが取れるなら……その時は、どっちかの家に入り浸ってみたいです。何日か一緒に暮らしたり、遠出したり、毎晩……したり。

え？
最後のは……まぁそういうことですっ！
はい！寝ましょう！　ダメダメ。聞かなかったことにしてください。そんなよこしまなこと考えてないですから。

……お兄さん？　どうしたんですか？
あっ、ちょっと、近い……

今晩はしないのかって……？
あっ、あっ、あのっ……
(キス)
っ……し、しない……
……わけないじゃないですか……。

(キス)
あぁ……お兄さん……ダメ
ボク、こんなに簡単にとろけちゃって……
このまま押し倒してください。

お兄さん……ボクの体、好きに触ってください。変なところとか……敏感なところとか……。

んっ……あぁっ……
(キス)
今日も……我慢、失敗ですね、ボクも、お兄さんも……。

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・台本（ゆるボイ！）
[BL台本/R-15]夏休みですし、入り浸っちゃいます？
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・台本制作者
チャイシー・マチ