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- 後輩
- 一人二役
公開日2023年08月02日 22:04
更新日2023年08月02日 22:04
文字数
2005文字(約 6分41秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
学校
あらすじ
昼休み、押しの強い後輩に言質を取られる先輩。
本編
先輩:
さーて今日もあいつと昼ごはん食べよっかな……いるかな。あっいた。いたけど……あーまたみんなに絡まれてんな。人気者だもんなー。
しょうがないか……今度また独り占めしよ……。
(立ち去っていくが、気づいた後輩に追いつかれる)
後輩:
ちょっと、ちょっと先輩。
先輩:
うわっ! な、びっくりした……。
後輩:
もー、シャイなんすね。俺がみんなに話しかけられてるの見て、逃げたんでしょー。
先輩:
逃げてねーし! ただその……みんなと喋ってる方がいいかなって思っただけだよっ!
後輩:
えぇ〜〜。そりゃ友達も大事っすけど、先輩と一緒にお昼食べれるのは週に一日だけなんすから、楽しみにしてんすよ?
先輩:
あ、ほんと……? そっか……。
後輩:
先輩が来なかったらとりあえず連絡するつもりでした。一緒に食べますかーって。まぁ俺もなんだかんだ、毎週先輩を拘束するのは悪いかなーって思ったりしてたんすけどね……。
先輩:
あ、俺は大丈夫……。毎週呼んでくれよ。
後輩:
えへへ〜。ありがとうございます。でも先輩が俺の方見て、ちょっと考えた後に逃げてくの面白かったっすけどね。
先輩:
あ〜〜もうやめてくれ……。
後輩:
いや〜しばらくいじるかもしれないっす。
先輩:
はぁ……嫌なやつ。
後輩:
んへへ。仕方ないっす。先輩はカッコいいけどちょっと不器用なところがあって、もう……好きなんです。
先輩:
そんなところが良いって言ってもらえるうちが華かもしれないなぁ……。
後輩:
寂しいこと言いますねー。
先輩:
いやぁ、だって、不器用でうまく伝えられないままだったら、絶対すれ違ったりするだろ? ずっと一緒にいたら、そういうのもだんだんつらくなってくると思うんだよ。
後輩:
せんぱい……
先輩:
だから頑張んなきゃなって思ってるよ……お前は俺のこと、欠点だろうがなんだろうが可愛いとか言ってくれるけどさ。
後輩:
せんぱい……
先輩:
な、なんだよ
後輩:
いや……まずひとつ。ずっと一緒にいてくれるつもりなんですね……ってのと、もうひとつは、可愛いって言われるのは嬉しいんすね……って。
先輩:
……あっ…………いや、あ、まぁ……その……
後輩:
気が早いっすね、先輩♪
先輩:
うるさい……てかそんなに気が早いか? 俺ら中学の時から付き合ってるんだから……もうそれなりに長いだろ。
後輩:
まぁそうっすけど〜。先輩からそんな話されるなんて意外だし。
先輩:
んん……ちょっと間違えて言っちゃっただけだよ。
後輩:
間違いなんですか?
先輩:
いや、あの、内容は間違いじゃない……今言うつもりじゃなかったってこと……。
後輩:
つまりこれからも一緒にいてくれるってことっすね???
先輩:
……そうだよ…………。
後輩:
今日は記念日だな……メモっとこ。
先輩:
記録すんな、そんなの……
後輩:
いやいや、先輩、だって、自分が言ったこと分かってます? ずっと一緒にいるって言ったんすよ? それってつまり、カタカナ5文字で……。
先輩:
……プロポーズ。
後輩:
んへへ……あぁ〜〜もう。うっかりさんにも程がありますよ。まあ正式にっていうか……ちゃんと言われたわけじゃないですけど、でも、ね、先行予約っていうか。
先輩:
プロポーズに先行予約とかあんのか……?
後輩:
わかんないっすけど、ともかくまぁ、そういうことじゃないすか。
先輩:
まぁ……うん。でも言うならもっとちゃんとしたとこで言いたかったな、せめて。
後輩:
言い直してくれてもいいんすよ?
先輩:
……あー、さすがにもうちょっと待ってくれ、それは。
後輩:
分かってますよ。
先輩:
ごめんな、なんか……全然カッコつかなくて。お前は中学生なりに一生懸命考えて好きだって言ってくれたのにな。
後輩:
せんぱい……そんなこと、思わなくていいっすよ。何もかもみんなと同じじゃ面白くないし、こんな流れも思い出になりますよ。
先輩:
そうかな……ありがとな。お前の頭の回転と優しさには何回救われたか分かんないな……。
後輩:
んんん〜〜〜そんなに褒められたら……ところ構わずキスとかしたくなっちゃうぅぅ……
先輩:
絶対やめろ!
後輩:
はい…………。
先輩:
はぁ……。なぁ、お前さ。
後輩:
はい、なんですか?
先輩:
涼しい顔してるけど、かなり動揺してるだろ。
後輩:
えっ
先輩:
さっきから、めちゃくちゃ自分の手、揉んでる。
後輩:
あっ……
先輩:
お前が緊張してるときの癖。
後輩:
いや、そりゃそうっすよ……逆になんで先輩がそんなに堂々としてられるのか分かんないっす。俺なんか……油断したら泣きそうなのに……。
先輩:
あー、ごめんな……学校じゃ泣きにくいよな。
後輩:
んん……今は我慢します。家帰ったらいっぱい泣こうと思います。
先輩:
そっか……なぁ、お前が嫌じゃなかったらさ、夜、通話してもいい?
後輩:
いいっすよ! こんな記念日になったんですし、たくさん話しましょうよ。てか俺……先輩と話しながら泣きたいっす。
先輩:
あぁ……いいよ。たくさん泣いてくれよ。
後輩:
ふふ……頑張って可愛くすすり泣きします。
先輩:
やめとけって。泣くなら全力で泣けよ……。
後輩:
多分号泣すると思います。
先輩:
だろうなー。今までの経験から言ってもそうだわ。
後輩:
あぁ〜〜、今日はありがとうございます、ほんとに。
てか先輩! お昼ご飯!
先輩:
あっ、ほんとだ。忘れてた。
後輩:
まだ時間あるし、食べましょ。
先輩:
はは、なんか締まらねぇなぁ。まぁいっか。んじゃ、いただきます。
後輩:
いただきまーす。
-
さーて今日もあいつと昼ごはん食べよっかな……いるかな。あっいた。いたけど……あーまたみんなに絡まれてんな。人気者だもんなー。
しょうがないか……今度また独り占めしよ……。
(立ち去っていくが、気づいた後輩に追いつかれる)
後輩:
ちょっと、ちょっと先輩。
先輩:
うわっ! な、びっくりした……。
後輩:
もー、シャイなんすね。俺がみんなに話しかけられてるの見て、逃げたんでしょー。
先輩:
逃げてねーし! ただその……みんなと喋ってる方がいいかなって思っただけだよっ!
後輩:
えぇ〜〜。そりゃ友達も大事っすけど、先輩と一緒にお昼食べれるのは週に一日だけなんすから、楽しみにしてんすよ?
先輩:
あ、ほんと……? そっか……。
後輩:
先輩が来なかったらとりあえず連絡するつもりでした。一緒に食べますかーって。まぁ俺もなんだかんだ、毎週先輩を拘束するのは悪いかなーって思ったりしてたんすけどね……。
先輩:
あ、俺は大丈夫……。毎週呼んでくれよ。
後輩:
えへへ〜。ありがとうございます。でも先輩が俺の方見て、ちょっと考えた後に逃げてくの面白かったっすけどね。
先輩:
あ〜〜もうやめてくれ……。
後輩:
いや〜しばらくいじるかもしれないっす。
先輩:
はぁ……嫌なやつ。
後輩:
んへへ。仕方ないっす。先輩はカッコいいけどちょっと不器用なところがあって、もう……好きなんです。
先輩:
そんなところが良いって言ってもらえるうちが華かもしれないなぁ……。
後輩:
寂しいこと言いますねー。
先輩:
いやぁ、だって、不器用でうまく伝えられないままだったら、絶対すれ違ったりするだろ? ずっと一緒にいたら、そういうのもだんだんつらくなってくると思うんだよ。
後輩:
せんぱい……
先輩:
だから頑張んなきゃなって思ってるよ……お前は俺のこと、欠点だろうがなんだろうが可愛いとか言ってくれるけどさ。
後輩:
せんぱい……
先輩:
な、なんだよ
後輩:
いや……まずひとつ。ずっと一緒にいてくれるつもりなんですね……ってのと、もうひとつは、可愛いって言われるのは嬉しいんすね……って。
先輩:
……あっ…………いや、あ、まぁ……その……
後輩:
気が早いっすね、先輩♪
先輩:
うるさい……てかそんなに気が早いか? 俺ら中学の時から付き合ってるんだから……もうそれなりに長いだろ。
後輩:
まぁそうっすけど〜。先輩からそんな話されるなんて意外だし。
先輩:
んん……ちょっと間違えて言っちゃっただけだよ。
後輩:
間違いなんですか?
先輩:
いや、あの、内容は間違いじゃない……今言うつもりじゃなかったってこと……。
後輩:
つまりこれからも一緒にいてくれるってことっすね???
先輩:
……そうだよ…………。
後輩:
今日は記念日だな……メモっとこ。
先輩:
記録すんな、そんなの……
後輩:
いやいや、先輩、だって、自分が言ったこと分かってます? ずっと一緒にいるって言ったんすよ? それってつまり、カタカナ5文字で……。
先輩:
……プロポーズ。
後輩:
んへへ……あぁ〜〜もう。うっかりさんにも程がありますよ。まあ正式にっていうか……ちゃんと言われたわけじゃないですけど、でも、ね、先行予約っていうか。
先輩:
プロポーズに先行予約とかあんのか……?
後輩:
わかんないっすけど、ともかくまぁ、そういうことじゃないすか。
先輩:
まぁ……うん。でも言うならもっとちゃんとしたとこで言いたかったな、せめて。
後輩:
言い直してくれてもいいんすよ?
先輩:
……あー、さすがにもうちょっと待ってくれ、それは。
後輩:
分かってますよ。
先輩:
ごめんな、なんか……全然カッコつかなくて。お前は中学生なりに一生懸命考えて好きだって言ってくれたのにな。
後輩:
せんぱい……そんなこと、思わなくていいっすよ。何もかもみんなと同じじゃ面白くないし、こんな流れも思い出になりますよ。
先輩:
そうかな……ありがとな。お前の頭の回転と優しさには何回救われたか分かんないな……。
後輩:
んんん〜〜〜そんなに褒められたら……ところ構わずキスとかしたくなっちゃうぅぅ……
先輩:
絶対やめろ!
後輩:
はい…………。
先輩:
はぁ……。なぁ、お前さ。
後輩:
はい、なんですか?
先輩:
涼しい顔してるけど、かなり動揺してるだろ。
後輩:
えっ
先輩:
さっきから、めちゃくちゃ自分の手、揉んでる。
後輩:
あっ……
先輩:
お前が緊張してるときの癖。
後輩:
いや、そりゃそうっすよ……逆になんで先輩がそんなに堂々としてられるのか分かんないっす。俺なんか……油断したら泣きそうなのに……。
先輩:
あー、ごめんな……学校じゃ泣きにくいよな。
後輩:
んん……今は我慢します。家帰ったらいっぱい泣こうと思います。
先輩:
そっか……なぁ、お前が嫌じゃなかったらさ、夜、通話してもいい?
後輩:
いいっすよ! こんな記念日になったんですし、たくさん話しましょうよ。てか俺……先輩と話しながら泣きたいっす。
先輩:
あぁ……いいよ。たくさん泣いてくれよ。
後輩:
ふふ……頑張って可愛くすすり泣きします。
先輩:
やめとけって。泣くなら全力で泣けよ……。
後輩:
多分号泣すると思います。
先輩:
だろうなー。今までの経験から言ってもそうだわ。
後輩:
あぁ〜〜、今日はありがとうございます、ほんとに。
てか先輩! お昼ご飯!
先輩:
あっ、ほんとだ。忘れてた。
後輩:
まだ時間あるし、食べましょ。
先輩:
はは、なんか締まらねぇなぁ。まぁいっか。んじゃ、いただきます。
後輩:
いただきまーす。
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クレジット
ライター情報
閲覧ありがとうございます(ง ˘ω˘ )ว
チャイシー・マチ/Chicy Machiと申します。
シチュエーションボイスの台本をのんびり投稿します。BL, 先輩/後輩ものが多いです。
・商用と改変
商用OK, 改変は一人称や話し方などの変更で、話の大枠に変更のないものはOKです。演者さんの演じやすいようにお読みください。
・使用報告
ご使用の際は簡単に報告をいただけると喜びます。報告するの緊張する!とかあると思いますのでしなくてもいいですが。
報告の際は、pixivのメッセージかTwitterのDM, またはDamusにてお願いします。にお願いします。
なおTwitterは完全に雑多です。
また、同じものをPixivにも投稿しています。タイトルに若干違いがある場合がありますが。
チャイシー・マチ/Chicy Machiと申します。
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商用OK, 改変は一人称や話し方などの変更で、話の大枠に変更のないものはOKです。演者さんの演じやすいようにお読みください。
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