《あらすじ》
センパイ×後輩くんシリーズ2作目です。
センパイのことが大好きな後輩彼氏くん。
疲れてるセンパイを癒してあげたい…ちょっとオトナな雰囲気も見せる後輩くんにドキドキです！

「 」相手のセリフ
( ) 様子、場面、効果音等

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センパイ？
ねぇ…
センパーイ！

どうしたんですか？
さっきからずっと黙って一点を見つめたりして

考えごと？
なんか悩みがあるんならボクに話してくださいよ

「ううん…大丈夫」

大丈夫？
それならいいんですけど…

ね、センパイせっかく休みなんだから、久しぶりにデートしませんか？

「え？」

映画でも、ショッピングでも、なんでも付き合いますよボク！
どこ行きます？

「ありがとう…でも今日はやめとく」

やめとく？

そうですか…
やっぱりね…

「やっぱりねって？」

あのねセンパイ…
ボク、毎日センパイのこと見てるんですよ？
ボクが何も気づいてないと思った？

センパイ…仕事のこと考えてたでしょ

「…」

その顔…当たりですね

今日は仕事休みですよ
休みの日くらい仕事のこと忘れませんか？
そんな無理するから、疲れちゃうんです

ホントは休みだから2人でお出かけするのもいいかなって…
センパイってなかなか自分から動かないし

もし行きたいところとかあれば、連れて行ってあげたいなって思って、声掛けましたけど…

「じゃあ行く」

行く？

(少し笑い)

いいですよ
無理しなくて！

「無理なんて」

最初にやめとくって言いましたよ？
それが本音でしょ
デートはまたいつでも出来ます！

それに…

(耳元)

今はセンパイの疲れを癒してあげたい！
だから…

はい！

「なに？」

何って…
見て分かりませんか？
手を広げて待ってるんです

センパイがボクにぎゅ〜ってされに来るのを…

「そんな…」

センパイ？

まだですか？

ほら、早く〜

来ないんですか？

「だって…」

センパイったら…
今さら何、照れてるんですか(笑)

もぅ…仕方ないですね

それなら…
ボクから行くしかないですね

(自分から近づいて抱きしめる)

はい
ぎゅ〜

どうです？
人の温もりって、何となく安心しませんか？

「うん…」

もちろん、センパイを癒してあげられるのはボクだけですけど…

ですよね、センパイ？

「うん…」

仕事するなとは言いません
でも、ちゃんと休んでください

「うん…」

センパイのこと…大切だから言うんです
自分の体なんだからもっと大事にして…
いいですか？

「うん…」

センパイ、さっきから［うん］しか言ってないですよ？
いつもなら絶対［だって〜］とか［でも〜］って返ってくるのに(笑)

どうしたんです？
大丈夫ですか？

「キミがいてくれて良かった…」

ボクがいて良かった？
センパイ…
よっぽど疲れてるんですね

でも…嬉しいです
そういうこと、普段あまり言ってくれないから…
ボクもセンパイのお役に立てて光栄ですよ

センパイ？

(センパイあくびする)

大きなあくび(笑)
眠くなっちゃいました？

このまま眠ってもいいですけど
どうせなら一緒に寝ちゃいましょうか？

(耳元)

大丈夫、センパイが寝ている間は変なことなんてしませんから…(笑)

いいから！
ホントにしませんって
はいはい、余計なことは考えないで目…閉じて

(背中をトントンしながら優しくつぶやくように)

はぁ〜
こんなになるまで頑張って…
ボクがそばでどれだけ心配してるかなんて、知らないでしょう？

でも…そんなセンパイだから
ボクがちゃんと守ってあげなくちゃ…

センパイ…大好きです
起きたらちゃんと、センパイからご褒美もらいますから
覚悟しててくださいね(笑)

(キス)

夢の中でも会えますように…

おやすみなさい…


…終…

・台本（ゆるボイ！）
後輩くんはセンパイの疲れを癒したい！
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
Himeko