仕事で嫌なことがあって泣いちゃった彼女を寝かしつける甘々彼氏。

（ドアが開く音）

「どうしたの」

「寝れなくなっちゃった？」

「あーぁ、また泣いちゃったの？」

「よしよし、今日も1日お疲れ様。頑張ったね。」

「うん、君はすっごく頑張った！！えらいえらい」

「ん？まだ寝ないのって？」

「まだ、仕事残っててさ･･･ごめんね？」

「さっきまでお布団いたの？」

（頭撫でながら）

「そっか、寂しくなっちゃったか」

「ん？ギュッてしてほしいの？」

「はい、ぎゅー！！」

「体温あったかいね」

「もっとぎゅーしてほしいの？」

「ぎゅー！！ってどうしたの？」

「また泣きたくなっちゃった？たくさん泣いていいからね」

「よしよし、疲れちゃったね」

「ん？ギュッてされるの落ち着く？」

「それならよかった」

（少し間をあけて）

「泣きすぎて眠っちゃった･･･」

「起こすの可哀想だけど、まだ仕事残ってるし･･･」

「おーい、眠いならお布団行こ？」

「俺は、もう少し仕事してからかな〜」

「ん？一緒に寝る？」

「寝たいのは山々だけど、まだ仕事残ってるから･･･ごめんね？」

「分かった、寝るまでいてあげる。」

「ね？だからお布団行こ？」

「ん、いい子。」

「じゃぁ、君が寝るまでここにいてあげるから目閉じて」

（少し間をあけて）

「寝ちゃったかな･･･？」

「こんな小さな体のどこに大きなつらさを抱えてるんだろう･･･」

「普段、泣くことのない君がこんなに泣いちゃうまで大変な思いをしていることにすぐに気づいてあげられない自分が情けない･･･」

「もっと、君のこと知らなきゃね」

「ふふ、幸せそうな寝顔･･･どんな夢を見てるのかな、君の見る夢に俺はいるのかな･･･」

「なんてな･･･さて、仕事終わらせて俺も早く寝よ。」

・台本（ゆるボイ！）
疲れて泣いちゃった彼女を寝かしつける甘々彼氏
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
柊 夜月