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ナンパきっかけで付き合い始めた彼氏が、彼女をナンパしてた男に嫉妬する話
written by ちとせあられ
  • 甘々
  • カップル
  • 恋人同士
  • デート
  • ナンパ
  • 待ち合わせ
公開日2024年02月04日 20:27 更新日2024年02月11日 15:31
文字数
1058文字(約 3分32秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
彼氏
視聴者役柄
彼女
場所
デートの待ち合わせ場所
本編
はあ…10分遅刻だよ。最悪…
さて、あいつはどこかな…
あ、いた…けどあいつ…誰かと話してんな…誰だ…?
…は?男…?

《慌てて彼女の元へ駆け寄る》あの!こいつの知り合いですか?
…ああ、つまりただのナンパですか。
悪いけど、こいつは俺の彼女なんで。
お引き取り下さい。

…あーもう、変なことされてない?声掛けられただけ?
それなら良かったわ…
あーそうだ。遅くなってごめんな。
そう。電車遅延。ほんと最悪。
待たせちゃったし、お詫びにさ、そこのスタバ行こ。
俺も喉渇いたし。
奢るから好きにカスタムしなよ。
ほら。手、貸して。《繋いで歩き始める》

なんか昨日から期間限定始まったらしいよ。
あ、見た?インスタとかツイッターでめっちゃあがってたもんな。
そうあれ気になっててさー。
…あ、お前はいつものにすんの?ほんとそれ好きだよな(笑)
俺さ、お前と付き合い始めるまでスタバ全然来なかったし、
なんかカスタムとか呪文みたいで難しくて苦手意識あったんだけど、
もうお前のその呪文、完璧に覚えちゃったわ(笑)

…あのさ。
さっき、なんて声掛けられたん?
…あー。可愛いからって?そんで飯でもどうかと。
なんっだそれ…
つまり可愛けりゃ誰でもいいってことじゃんね。
そんな軽いノリで俺の彼女に声掛けんなっつーの。

…まあ、確かにさ。俺とお前が付き合い始めたのも、
俺が声掛けたのがきっかけで、あれもまあ…ナンパみたいなもんだったけど。
でも俺は誰でも良かったわけじゃなくて、
一目見たときにこう…運命感じて、気付いたら勝手に体動いてて…
でもノープランで話しかけたからさ、頭真っ白で、
自分が何言ったのかも全然覚えてないし、
とにかくもう、まじで必死だったわけ。

まあ結局、その必死さにお前が同情してくれて
じゃあとりあえずカフェでお話くらいならーってなって、
そこからなんやかんやで今こうやって付き合えてる訳だけどさ。

…やっぱり、今日お前ん家まで迎えに行けば良かった。
そしたらお前がナンパなんかされなかったのに。
…まあ確かに俺ん家からだと遠回りになるけど、
お前が声掛けられるくらいだったら…

…あーもう。ごめん。
なんかちょっと、ナンパした奴に怒ってるっていうか、
嫉妬してるわ、俺。
軽い気持ちで声掛けてんじゃねーよ…クソ…

…決めた。
次回から、デートん時は絶対迎えに行く。
なんなら前日から泊まるからさ、一緒に出掛けよ。
そしたら絶対ナンパされないじゃん。
ね。そうしよ。はい決定ー。お前に拒否権はありませんー。

あーはいはい。ほら、スタバ着いたよ。
とっとと買って、とっととデート始めよ。
はあ…あんな奴と飯行くより俺とデートした方が楽しいって、
ぜってー思わせてやるからな。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
ナンパきっかけで付き合い始めた彼氏が、彼女をナンパしてた男に嫉妬する話
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
ちとせあられ
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