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先輩に先に目をつけたのはボクでした!
written by Himeko
  • 職場/オフィス
  • 先輩彼女
  • 後輩くん
  • クズ
  • 裏の顔
  • 浮気
公開日2024年03月15日 15:59 更新日2024年03月15日 15:59
文字数
1819文字(約 6分4秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
指定なし
視聴者役柄
指定なし
場所
指定なし
あらすじ
《設定》
職場のセンパイを手に入れるために、カマをかける後輩くん。
でもその後輩くんには彼女が...?

クズな後輩くんの登場です!
本編
「 」相手のセリフ
( ) 様子、場面、効果音、SE等

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

セーンパイ!

「どうしたの?」

部長が呼んでましたよ?
頼みたい事があるって

「分かった、ありがとう!」

ねぇ...センパイ?
センパイ、部長と付き合ってます?

「え?...」

へぇ本当なんだ...

「ち、違う」

違うんですか...
でも、いつも呼ばれてますよね?
いくら上司とはいえ
センパイだけおかしくないですか?

「何を急に...」

慌てちゃって...
まさかの図星ですか
ちょっとカマかけただけなのに
すーぐ反応しちゃって(笑)

センパイったら可愛い...
でも、部長と付き合ってるって言うのは
可愛くないですよ...

どうせ今からヤルんでしょ?

「な、何を言うの」

だって2人きりならすることひとつでしょ(笑)
あーあ
ボクの方が先にセンパイに目、つけてたんですけどねぇ...

まさか部長に先を越されるなんて...
油断してました

あのね...センパイ
ボク、よくセンパイの仕事手伝ってましたよね
センパイは申し訳なさそうにしてましたけど
あれって、親切とか尊敬とかそういう気持ちじゃなくて...

し、た、ご、こ、ろ!
ボクも男ですから!

あーでも勘違いしないでくださいね
下心あってもセンパイは特別...
ワンナイトで終わりとか、やり捨てとかそんなつもりは全然ないですから

せっかくなんだからいっぱい楽しみましょうよ
お金さえ出してくれたら
ボクはセンパイにいーっぱい尽くしますから

(近寄って)

あんな部長なんかより
ボクの方が若くてカッコいいでしょ
絶対センパイのこと
満足させる自信ありますよ...ボク

もう仕事終わりでしょ?
今からボクとデートしてください

「でも...」

(電話コール)

あぁ...なんだよいい時に
センパイ、ちょっとすみません

(面倒くさそうに電話に出る)

もしもし?
あのさー仕事中はかけてくるなって言ったろ
迷惑なんだよ
はいはい、帰ったら相手してやるって
大人しく待ってろ

あと、今日飲み会入ったから遅くなる
じゃあな!

(電話切る)

はー、いちいち連絡してきてうるさいっつーの!

(人が変わったように)

あ、センパイ
すみません
変なとこ見せてしまって...

「今のって」

あぁ、一応世間では彼女って言うんですかね

「一応?」

向こうはそう思ってるみたいですけど(笑)
勝手に押しかけて来て居座ってるだけで
ボクはいい迷惑なんですよ

でも、惚れた弱みって言うんですか?
なんでもボクの言うこと聞いてくれるので助かるんですよねぇ(笑)
この時計も欲しいって言ったら買ってくれたんです
でも、ボクが好きなのはセンパイですから...

ね...


多分部長はセンパイのこと、やりたい時にヤレて仕事もできて、自分に惚れてるただの若い女!
ラッキーくらいにしか思ってないと思いますよ
きっとね...

「そんなことないわ」

そんなことない...ですか(笑)
へぇ〜自信満々なんですね
でもね、センパイ
もう少し観察力をつけた方がいいですよ

知りません?
部長の女癖の悪さは社内でも有名でしょう?

それとも見て見ぬふりをしてる...とか?

「...」

もしかして当たりですか?
なんだそれなら遠慮する必要も無いですね

じゃ、行きましょうか

大丈夫!
部長にはボクから伝えておきますよ
センパイはボクと約束があるのですみませんって

何ならボクの彼女になるので
今後は構わないでくださいってね(笑)

冗談?
やだなぁ、ボク本気ですよ
先に目をつけてたって言ったでしょう

欲しいものは手に入れないと気が済まないんです
特にセンパイはね...

ねぇ...センパイ?

「何?」

(振り向いた彼女にキス)

(距離近め)

ふふ...びっくりしました?
不意打ちのキス...
悪くないでしょう

(耳元で)

今夜...
いいですよね?

ん...

(再度キス)

センパイ...
もしかして、キスで感じてます?
やだなぁ
こんなの挨拶ですよ(笑)
センパイが望むならもっとしてあげますけど

ふふ、期待しちゃっいました?

あ、そう言えばボクがしてる時計
新しいの出たんですよね〜
欲しいなぁ...
誰か買ってくれないかなぁ…

「私...」

え、いいんですか?
わぁ〜
めちゃくちゃ嬉しい

「でも...」

その代わり...別れて欲しい?

もちろん!
センパイがそう言うなら彼女とは別れます
元々好きじゃなかったですし

ボクが好きなのはセンパイです...
だから...
今夜センパイのところに行ってもいいですか?
ボク、センパイと一緒にいたい...

これからは
ボクだけのセンパイでいてくださいね!

じゃ、下で待ってます
早く来てくださいね

(立ち去る足音)

へへっ、上手くいったぜ...

(電話コール音)

(舌打ちしつつ小声で)

チッ
これからって時に
こいつも潮時だな...

もしもし...?

(なんだよ...みたいなぶっきらぼうな会話と立ち去る足音でフェードアウト)


...終...
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
先輩に先に目をつけたのはボクでした!
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
Himeko
ライター情報
2020,5~台本を書いています。

どちらかと言えば甘々をメインで書いております。

YouTube、ツイキャスに関しましては、規制が一段と厳しくなりました。
キス、リップ音、その他音に関する表現及び、エッチさを抑えるセリフの言い回し等、演者様にお任せ致します。
規約に反しないように十分にご注意ください。

よろしくお願いします。
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