- 告白
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- 純愛
- おやじ
- 年上
- ヤクザ
- 極道
- 大阪弁
- 遊園地
- デート
- 方言男子
公開日2024年06月16日 11:18
更新日2024年06月16日 11:18
文字数
2259文字(約 7分32秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
極道のオヤジ
視聴者役柄
成人女性
場所
遊園地
あらすじ
かつてストーカーから守ってくれたヤクザの男に想いを寄せていた貴女は、思い切って彼を遊園地デートに誘う。喜んで誘いに乗ってくれた彼と一日デートを楽しむことになって…?
本編
(待ち合わせ場所に到着)
おぅ、嬢ちゃん…もう来とったんか。早いな。
そうかぁ…じゃ、今日もレンタルされるっつーことで。
んで?俺は何したらええ?またストーカーが出たんなら、なんべんでも相手したるで?
……あ?デート?嬢ちゃんが、俺と?
おぅ、そうかぁ…ま、こんな厳ついオッサンでよかったら喜んで付き合うたる。ほんで、嬢ちゃんはどこ行きたい?
遊園地か…了解。あそこはヤベー乗り物が盛りだくさんやさかいなぁ。
まぁ、任せとかんかい。レンタルされたからにゃあ、嬢ちゃんのことはきっちり守り抜いたるで。うちの組の、大切なお得意さんやからな。
(彼女と共に遊園地へ)
おぉ、だいぶ賑やかやな…人も多いし、こらうっかりしてるとはぐれてまうな。嬢ちゃん、俺の腕にしっかり掴まっとき。密着しといたら、なんとかこの急場は凌げる。行くで…
(各アトラクションを回る)
〜ジェットコースター編〜
あれがジェットコースター、か…あんな高所から乗りモンが落っこちるんか…
あぁ、ありゃヤベェな。修羅場の匂いがプンプンしよる。気合い入れてかねえと…
(ジェットコースターに乗り、声にならない悲鳴を上げる)
はぁ、はぁ……ご、ごっつヤベェ強敵やったな…体力、めっちゃもってかれた…
…嬢ちゃんは平気そうやな。思うたより修羅場慣れしてんねんな?やっぱ嬢ちゃんはただ者じゃねぇ…まったく、強え女やで。
おぅ…じゃ、次行くか。俺もまだまだこの程度じゃ、へこたれへんで…!
〜コーヒーカップ編〜
今度はぐるぐる回る乗り物か…あれも一筋縄じゃいかなそうやな…
…あ?何言うてんねん?平気に決まってんやろ?嬢ちゃんこそ、人の心配してる余裕あんのかぁ?
そうか…ならええけどな。でも、無理だけはすんなや?気分悪うなったら、ひと休みするからなぁ。
(コーヒーカップを回しまくって、目が回る)
ぐ、おぉ…こんなフラフラしたのは生まれて初めてかもわからん…他の組とドンパチやった時かて、こうはなれへんかったで…
お、おぅ…悪りぃ、少し休ましてもらうわ…
(そこらのベンチに座り、休憩)
ふぅ…やっぱ嬢ちゃんは根性あるな。こないだのストーカーの件といい、今日の遊園地といい…
……あ?嫌なわけないやろ?逆にレンタルっつー、仕事やのにこんな楽しい思いしてもええのかって思うてるくらいや。
おぅ。たしかに身体に負荷はかかってるけどな、これくらい刺激があった方が人生ってのぁおもろい。やろ?
おぅ、つまりはそういうこった。十分楽しましてもうてっからよ、嬢ちゃんはいらんこと気にすんな。
(頭を撫でる)
…?嬢ちゃん、へーきか?顔、赤なってんで?やっぱさっきまで無茶しとったんじゃ…
え?あ、おぅ…まぁ、いけるならええけど…メリー、ゴーランドってのか?アレに乗りてえの?
分かった…じゃ、次の俺は撮影係やな。嬢ちゃんの晴れ姿、きっちり写真に収めたるで。
(その後はメリーゴーランド等、様々なアトラクションを楽しむ)
あっちゅう間に夕方やな…ぼちぼち帰るか。家まで送るわ。
何?最後に乗りたいモン?どれや?
あぁ、あのアホデカい乗り物…観覧車っつったか?あれ…
おぅ、わかった…じゃ、最後はアレ乗って帰るか。
(観覧車に乗り込む)
へぇ…観覧車ってのは、こないして景色を楽しむもんなんやな。だんだん高えとこにいくやんけ…
…あん?どないした、急に改まって…
…いや、礼には及ばん。俺ァ、頼まれた仕事をしただけや。後日、払うモンはきっちり払うてもらうからなぁ。
あ?おぅ…まぁ、そうやな。今日は楽な仕事…やなかったけど、楽しかったで。久々の修羅場で興奮したまであったな。連れてきてくれて、ありがとやで。
ん?あぁ、嬢ちゃんといるんは楽しいで?俺ァ、元々性根の座った女は好きやからな。ストーカーの時も、よう一人で堪えたなって思うてるし。最後は素直に助けを求めたのも、そらそれで偉かったしな。
偉いやろ。人に助けを…ましてや、俺みてえな明らかにカタギじゃねえ男に助けを求めるなんて、並大抵の人間じゃできんよ。
せや。そこが人として偉いし、俺個人としてもすげぇ好感が持てる。そやさかい、嬢ちゃんと一緒におる時間は悪うねぇ。つまりはそういうこった。
おい…何慌ててるか知らんけど、そんな急がんでええ。ゆっくり、嬢ちゃんのペースで喋らんかい。
(彼女からの告白を受け、衝撃を受ける)
……あぁ、なるほどな?嬢ちゃん、こんなコワモテのオッサンでも好きになってくれるわけか…ええ趣味しよる。
いや、気持ちは嬉しい。せやけどな、俺が身を置く環境はなんとはなしに想像ついてるはずや…厄介ごとに巻き込まれたら、タダじゃ済まんかもわからんで?その覚悟が嬢ちゃんにはあんのか?
…ははっ。こら一本取られたな。そうやったそうやった。俺が嬢ちゃんを守らなあかんのやった…どんなことがあっても。
(優しく抱き寄せる)
あぁ、まかせとかんかい…この際や、嬢ちゃんに一生レンタルされたるで。嬢ちゃんの気持ち、しっかり受け取ったからな。
アホ、玉砕覚悟ってなんやねん。俺が嬢ちゃんをフる思うたかぁ?その覚悟、無駄になって残念やったな。
嬉しい誤算?そらよかったな。次はどんな誤算があるか、分からんけどな。
……うるせぇ、年上をおちょくるんじゃねぇ。顔が赤う見えるんは、どう考えても夕焼けのせいやろーが。
けっ…相変わらず、たくましい嬢ちゃんだ。こらもう、頼まれのうてもレンタルされたるしかあらへんなぁ?
……はっ、上等。嫉妬深いとこもヒスなとこも、全部受け止めたるで。
あともし、俺がなんかやらかしたら、指でも何でも詰めたらぁ。男が女作るんやったら、それくらいの覚悟はしとかなやろ?
あぁ…俺も組の看板、背負うてるからな。組の名に恥じん男ってもんを、たっぷり見したる…そやさかい、ずっと俺の隣におらんかい。
おぅ、嬢ちゃん…もう来とったんか。早いな。
そうかぁ…じゃ、今日もレンタルされるっつーことで。
んで?俺は何したらええ?またストーカーが出たんなら、なんべんでも相手したるで?
……あ?デート?嬢ちゃんが、俺と?
おぅ、そうかぁ…ま、こんな厳ついオッサンでよかったら喜んで付き合うたる。ほんで、嬢ちゃんはどこ行きたい?
遊園地か…了解。あそこはヤベー乗り物が盛りだくさんやさかいなぁ。
まぁ、任せとかんかい。レンタルされたからにゃあ、嬢ちゃんのことはきっちり守り抜いたるで。うちの組の、大切なお得意さんやからな。
(彼女と共に遊園地へ)
おぉ、だいぶ賑やかやな…人も多いし、こらうっかりしてるとはぐれてまうな。嬢ちゃん、俺の腕にしっかり掴まっとき。密着しといたら、なんとかこの急場は凌げる。行くで…
(各アトラクションを回る)
〜ジェットコースター編〜
あれがジェットコースター、か…あんな高所から乗りモンが落っこちるんか…
あぁ、ありゃヤベェな。修羅場の匂いがプンプンしよる。気合い入れてかねえと…
(ジェットコースターに乗り、声にならない悲鳴を上げる)
はぁ、はぁ……ご、ごっつヤベェ強敵やったな…体力、めっちゃもってかれた…
…嬢ちゃんは平気そうやな。思うたより修羅場慣れしてんねんな?やっぱ嬢ちゃんはただ者じゃねぇ…まったく、強え女やで。
おぅ…じゃ、次行くか。俺もまだまだこの程度じゃ、へこたれへんで…!
〜コーヒーカップ編〜
今度はぐるぐる回る乗り物か…あれも一筋縄じゃいかなそうやな…
…あ?何言うてんねん?平気に決まってんやろ?嬢ちゃんこそ、人の心配してる余裕あんのかぁ?
そうか…ならええけどな。でも、無理だけはすんなや?気分悪うなったら、ひと休みするからなぁ。
(コーヒーカップを回しまくって、目が回る)
ぐ、おぉ…こんなフラフラしたのは生まれて初めてかもわからん…他の組とドンパチやった時かて、こうはなれへんかったで…
お、おぅ…悪りぃ、少し休ましてもらうわ…
(そこらのベンチに座り、休憩)
ふぅ…やっぱ嬢ちゃんは根性あるな。こないだのストーカーの件といい、今日の遊園地といい…
……あ?嫌なわけないやろ?逆にレンタルっつー、仕事やのにこんな楽しい思いしてもええのかって思うてるくらいや。
おぅ。たしかに身体に負荷はかかってるけどな、これくらい刺激があった方が人生ってのぁおもろい。やろ?
おぅ、つまりはそういうこった。十分楽しましてもうてっからよ、嬢ちゃんはいらんこと気にすんな。
(頭を撫でる)
…?嬢ちゃん、へーきか?顔、赤なってんで?やっぱさっきまで無茶しとったんじゃ…
え?あ、おぅ…まぁ、いけるならええけど…メリー、ゴーランドってのか?アレに乗りてえの?
分かった…じゃ、次の俺は撮影係やな。嬢ちゃんの晴れ姿、きっちり写真に収めたるで。
(その後はメリーゴーランド等、様々なアトラクションを楽しむ)
あっちゅう間に夕方やな…ぼちぼち帰るか。家まで送るわ。
何?最後に乗りたいモン?どれや?
あぁ、あのアホデカい乗り物…観覧車っつったか?あれ…
おぅ、わかった…じゃ、最後はアレ乗って帰るか。
(観覧車に乗り込む)
へぇ…観覧車ってのは、こないして景色を楽しむもんなんやな。だんだん高えとこにいくやんけ…
…あん?どないした、急に改まって…
…いや、礼には及ばん。俺ァ、頼まれた仕事をしただけや。後日、払うモンはきっちり払うてもらうからなぁ。
あ?おぅ…まぁ、そうやな。今日は楽な仕事…やなかったけど、楽しかったで。久々の修羅場で興奮したまであったな。連れてきてくれて、ありがとやで。
ん?あぁ、嬢ちゃんといるんは楽しいで?俺ァ、元々性根の座った女は好きやからな。ストーカーの時も、よう一人で堪えたなって思うてるし。最後は素直に助けを求めたのも、そらそれで偉かったしな。
偉いやろ。人に助けを…ましてや、俺みてえな明らかにカタギじゃねえ男に助けを求めるなんて、並大抵の人間じゃできんよ。
せや。そこが人として偉いし、俺個人としてもすげぇ好感が持てる。そやさかい、嬢ちゃんと一緒におる時間は悪うねぇ。つまりはそういうこった。
おい…何慌ててるか知らんけど、そんな急がんでええ。ゆっくり、嬢ちゃんのペースで喋らんかい。
(彼女からの告白を受け、衝撃を受ける)
……あぁ、なるほどな?嬢ちゃん、こんなコワモテのオッサンでも好きになってくれるわけか…ええ趣味しよる。
いや、気持ちは嬉しい。せやけどな、俺が身を置く環境はなんとはなしに想像ついてるはずや…厄介ごとに巻き込まれたら、タダじゃ済まんかもわからんで?その覚悟が嬢ちゃんにはあんのか?
…ははっ。こら一本取られたな。そうやったそうやった。俺が嬢ちゃんを守らなあかんのやった…どんなことがあっても。
(優しく抱き寄せる)
あぁ、まかせとかんかい…この際や、嬢ちゃんに一生レンタルされたるで。嬢ちゃんの気持ち、しっかり受け取ったからな。
アホ、玉砕覚悟ってなんやねん。俺が嬢ちゃんをフる思うたかぁ?その覚悟、無駄になって残念やったな。
嬉しい誤算?そらよかったな。次はどんな誤算があるか、分からんけどな。
……うるせぇ、年上をおちょくるんじゃねぇ。顔が赤う見えるんは、どう考えても夕焼けのせいやろーが。
けっ…相変わらず、たくましい嬢ちゃんだ。こらもう、頼まれのうてもレンタルされたるしかあらへんなぁ?
……はっ、上等。嫉妬深いとこもヒスなとこも、全部受け止めたるで。
あともし、俺がなんかやらかしたら、指でも何でも詰めたらぁ。男が女作るんやったら、それくらいの覚悟はしとかなやろ?
あぁ…俺も組の看板、背負うてるからな。組の名に恥じん男ってもんを、たっぷり見したる…そやさかい、ずっと俺の隣におらんかい。
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