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公開日2024年07月05日 16:54
更新日2024年07月05日 16:54
文字数
1582文字(約 5分17秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
先輩男子
視聴者役柄
後輩女子
場所
某所
あらすじ
掟破りの死神を討伐すべく、彼の元に単身乗り込む貴女。しかし、貴女の猛攻を彼はモノともせず、返り討ちにしてしまって…?
本編
よぉ…お前の方から来るなんて珍し…くもねぇか。何の用だ?
あぁ…俺を止めに来たって?くくく…お前、お堅そうに見えて、そういう冗談も言えんだな。
まぁまぁ、そうムキになんなって。なんで俺を止めたいわけ?俺、なんか悪いことした?
あぁ…例の掟破りか。いいじゃねえか、あんなクソみてえな掟守らなくって…
どーせ、人間なんて遅かれ早かれ死ぬんだ。だったら、いつ魂を狩り取っても問題ねえだろ?
ははっ…!んだよ、そんなに掟が大事かよ。あんなの所詮、ただの建前だろ?
そうさ…「死神は寿命を迎えた人間の魂のみ、これを狩りとることができる」。こんな救いもへったくれもねえ掟なんぞ、守る必要ねえだろ?
救いはねぇだろ。死にたいなーってなんとなく思ってる奴らが、寿命を迎えるまで、苦しみながら人生やってかなきゃいけねえんだぜ?まさに生き地獄ってやつだな。俺はそういう連中を救済してやってるに過ぎない。
そ。希死念慮の強くなった人間にはどうやら、俺らの姿が見えるらしい。もうこうなったら、寿命を迎える前にどーたらって言ってる場合じゃねえだろ?
大体よー、死にたいと願ってる人間の魂を狩ることの何がいけねえんだ?俺は無差別に魂を狩りまくってるわけじゃなくて、あくまでこの世にいたくない連中の願いを叶えてやってるだけ。非難されるいわれはどこにもねぇはずだがな。
ははは…!そうかよ。お前ってホント頭かたいよな。融通効かねえのは、全然変わらねえ。っとに、手のかかる後輩ちゃんだこと…
(彼女が武器を構える)
おいおい、俺とやり合う気かよ?やめといた方がいーんじゃねぇの?綺麗なお肌に、むやみに傷をつけたくないだろ?
(飛びかかってくる彼女をみて、ため息)
しゃーねぇなぁ…ま、どうしてもってんなら、ちょっとだけ遊んでやるよぉ!
(戦闘開始。終始、彼女が劣勢)
おいおい、どうしたどうしたぁ⁉︎ 「掟破りの先輩はわたしがここで討ち果た」すんじゃなかったのかぁ⁉︎ えぇ⁉︎
かかっ…!そうこなくっちゃ!すぐにくたばったら、面白くねぇもんなぁっ!ははは!
(彼女をボロボロにして、追い詰める)
くかか…!残念無念、また来年ってかぁ?自分の考え方押し通すには、ちと力不足だったなぁ。
そう睨むなって。別に殺したりしねえからさ。つーか、前からずっと聞きたかったんだけど、お前、なんでそんな掟の遵守にこだわるわけ?
あ〜…わかった。お前、実は俺と同類だな?死神大王の定めた掟を正しいと信じ込もうとしてる、哀れな子羊ちゃんだったってわけだ。
違わねえよ。だって「死は生の苦しみから解放される唯一の方法」なんだろ?掟はそのためにあるって、さっきお前が言ったんじゃねえか。
あぁ?それは寿命を迎えた時の話って?けど、掟がどうだろうが、それが人間どもの望むことなら、さっさと叶えてやればいいんじゃねーの?
それによ…お前だって知ってんだろ?俺ら死神に手を下された人間は、みんな安楽死してるってな。見たろ?奴らの安らかな死に顔をよぉ…
まぁ、ついでに言うなら、人間っていう生物の数減らしだな。増えすぎると、大抵ろくでもねえことが起きるし、そういった意味でも全然理にかなってるだろ?
んな必死に否定しなくても…お前だって本当は、俺と同じようなこと考えてんだろ?「今すぐこの人たちの魂を狩ってあげたい」ってさ。
そうだ…俺たちは仲間なんだ。人一倍、掟を大切にしているように見えて、お前は誰よりも掟の不合理性を感じてる。お前の死神としての本能が強い証拠さぁ。
だから…俺と一緒に来い。死にたがりな人間どもの望みを、二人で叶えてやろうじゃねえか。
……さいですか。まぁいい。どうせそのうち、お前は俺んとこに来る。くだらねえ掟と自分の中の正義、どっちが大事か、よーく考えとくんだな。
(背を向けて立ち去ろうとして、振り向く)
あ、そうそう…もっと強くなりてえなら、定期的に俺に挑みに来な?今みてえにボコボコにして、鍛え直してやるからよ。きひひっ♪
あぁ…俺を止めに来たって?くくく…お前、お堅そうに見えて、そういう冗談も言えんだな。
まぁまぁ、そうムキになんなって。なんで俺を止めたいわけ?俺、なんか悪いことした?
あぁ…例の掟破りか。いいじゃねえか、あんなクソみてえな掟守らなくって…
どーせ、人間なんて遅かれ早かれ死ぬんだ。だったら、いつ魂を狩り取っても問題ねえだろ?
ははっ…!んだよ、そんなに掟が大事かよ。あんなの所詮、ただの建前だろ?
そうさ…「死神は寿命を迎えた人間の魂のみ、これを狩りとることができる」。こんな救いもへったくれもねえ掟なんぞ、守る必要ねえだろ?
救いはねぇだろ。死にたいなーってなんとなく思ってる奴らが、寿命を迎えるまで、苦しみながら人生やってかなきゃいけねえんだぜ?まさに生き地獄ってやつだな。俺はそういう連中を救済してやってるに過ぎない。
そ。希死念慮の強くなった人間にはどうやら、俺らの姿が見えるらしい。もうこうなったら、寿命を迎える前にどーたらって言ってる場合じゃねえだろ?
大体よー、死にたいと願ってる人間の魂を狩ることの何がいけねえんだ?俺は無差別に魂を狩りまくってるわけじゃなくて、あくまでこの世にいたくない連中の願いを叶えてやってるだけ。非難されるいわれはどこにもねぇはずだがな。
ははは…!そうかよ。お前ってホント頭かたいよな。融通効かねえのは、全然変わらねえ。っとに、手のかかる後輩ちゃんだこと…
(彼女が武器を構える)
おいおい、俺とやり合う気かよ?やめといた方がいーんじゃねぇの?綺麗なお肌に、むやみに傷をつけたくないだろ?
(飛びかかってくる彼女をみて、ため息)
しゃーねぇなぁ…ま、どうしてもってんなら、ちょっとだけ遊んでやるよぉ!
(戦闘開始。終始、彼女が劣勢)
おいおい、どうしたどうしたぁ⁉︎ 「掟破りの先輩はわたしがここで討ち果た」すんじゃなかったのかぁ⁉︎ えぇ⁉︎
かかっ…!そうこなくっちゃ!すぐにくたばったら、面白くねぇもんなぁっ!ははは!
(彼女をボロボロにして、追い詰める)
くかか…!残念無念、また来年ってかぁ?自分の考え方押し通すには、ちと力不足だったなぁ。
そう睨むなって。別に殺したりしねえからさ。つーか、前からずっと聞きたかったんだけど、お前、なんでそんな掟の遵守にこだわるわけ?
あ〜…わかった。お前、実は俺と同類だな?死神大王の定めた掟を正しいと信じ込もうとしてる、哀れな子羊ちゃんだったってわけだ。
違わねえよ。だって「死は生の苦しみから解放される唯一の方法」なんだろ?掟はそのためにあるって、さっきお前が言ったんじゃねえか。
あぁ?それは寿命を迎えた時の話って?けど、掟がどうだろうが、それが人間どもの望むことなら、さっさと叶えてやればいいんじゃねーの?
それによ…お前だって知ってんだろ?俺ら死神に手を下された人間は、みんな安楽死してるってな。見たろ?奴らの安らかな死に顔をよぉ…
まぁ、ついでに言うなら、人間っていう生物の数減らしだな。増えすぎると、大抵ろくでもねえことが起きるし、そういった意味でも全然理にかなってるだろ?
んな必死に否定しなくても…お前だって本当は、俺と同じようなこと考えてんだろ?「今すぐこの人たちの魂を狩ってあげたい」ってさ。
そうだ…俺たちは仲間なんだ。人一倍、掟を大切にしているように見えて、お前は誰よりも掟の不合理性を感じてる。お前の死神としての本能が強い証拠さぁ。
だから…俺と一緒に来い。死にたがりな人間どもの望みを、二人で叶えてやろうじゃねえか。
……さいですか。まぁいい。どうせそのうち、お前は俺んとこに来る。くだらねえ掟と自分の中の正義、どっちが大事か、よーく考えとくんだな。
(背を向けて立ち去ろうとして、振り向く)
あ、そうそう…もっと強くなりてえなら、定期的に俺に挑みに来な?今みてえにボコボコにして、鍛え直してやるからよ。きひひっ♪
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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