こんな所にわざわざ呼び出して、何の用？
何か言いたそう、、、。
へ？
私のことが好きなの？
ありがとう！
でも、、、。
私、、、実はね、、、悪魔なの、、、。
やっぱり訳わかんないよね。
じゃあ、ちょっと見てて、、、。
ふんにゅー、、、。
はい！
これ、見える？
黒い羽。
あと、いつも黒髪なんだけど、本当はピンクなの、、、。
あと尻尾、、、。
どう？
やっぱり怖いでしょ？
は、、、？
かわいいの？
いやいや、あなたちょっと変わってるって。
普通の人は悪魔って言うとすごいびっくりしてトラウマになっちゃう人もいるのよ。
私が転校して来た理由もそうだし、、、。
前の学校では私が告白したんだけど、、、その時にこれを見せたら怖がってフラれちゃったの、、、。
あと、悪魔だってことですごい怖がっちゃって、、、。
あなたは、私がこんな姿でも、好きなままでいてくれる、、、？
ほんとに？
ありがとう！！
あの、、、ハグしてもいい？
ありがと。
ぎゅー、、、。
ひゃん！
いきなり尻尾触らないで、、、。
触られると恥ずかしくなっちゃう、、、。
ピンクの髪、、、いいにおいがするの？
あなたって優しいね、、、。
あのさ、、、今度私の家に来てよ。
パパとママもきっと喜ぶよ。
あとね、私のお姉ちゃんはすっごくかわいいの。
あっ、想像して鼻の下伸びてる。
もー、、、。
あなたの彼女は私なんだよ～、、、。
えへへへ、、、。
私ね、この姿のせいで好きな人とは結ばれないんだと思ってたの。
でも、あなたはありのままの私も好きになってくれた、、、。
これってあなたからしたら当たり前のことなのかも知れないけど、私にとってはすごく嬉しいことよ。
パパやママにも自慢しちゃう。
ありのままの私を受け入れてくれる彼氏ができたよって。
あのさ、、、よかったら一緒に写真撮ろうよ。
じゃあ、私の携帯見て。
一緒にピース。
うん、撮れたはず、、、。
わぁ。
いい写真。
あなたにも送るね。
私たち家族はね、人間界に来て日が浅いのよ。
だから、今度あなたにいろんなことを教わっちゃお。
いいよね？
できることなら何でもするって？
やっぱり優しいなぁ、、、。
自分じゃ自覚ないかもだけど、すっごいかっこいいことばっか言ってるよ。
好き！
あなたからの告白だけど、あなたのそういう優しくて、頼りがいがあって、誰でも認めてくれるの
大好き！
だから、これからよろしくお願いします。
じゃあ、、、キスしよっか、、、。
（リップ音）
大好きだよ。
じゃあ、またね！

・台本（ゆるボイ！）
「告白したあの子が実は悪魔だった件」
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
ファームちゃん