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普段他人を頼らないようなひとが風邪をひいて心細くなり、控えめに甘えてくるシチュボ
written by 天北くろむ
  • 年上
  • 看病
  • 寝かしつけ
  • サラリーマン
公開日2021年07月04日 15:34 更新日2021年07月04日 15:34
文字数
827文字(約 2分46秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
風邪を引いた人
視聴者役柄
看病する人
場所
部屋
あらすじ
タイトル通り「普段他人を頼らないようなひとが風邪をひいて心細くなり、控えめに甘えてくるシチュボ」という事でリクエスト頂いた台本です。

仕事が出来るとか、しっかりした人程、甘やかしたくなる…そんな方向けです(?)
少し弱った感じに読んでいただくと、きゅんと出来る人も多いと思います。

※ふわっとあらすじと設定
読み手は病人側。珍しく体調を崩し、看病されている内に控えめに甘えてきます。
聞き手は看病側。普段はしっかりした病人側を、ここぞとばかりにお世話します。
病人側は仕事が出来るサラリーマンとか執事みたいなイメージ。
本編
※()内は効果音、BGMなど。その通りでなくても構いません。

以下から台本startです。

~~~

※風邪を引いている設定なので、終始ゆっくりめ、気だるげな感じだと雰囲気が出ると思われます。

(コンコン、とノックの音など)

「……どうぞ、入って下さい。
……いえ、構いません。寝ていなかったので、お気になさらず。
少し急ぎの用件の連絡が来ていまして。
……分かりました、そんな心配そうな顔をしないで下さい。もう休みますから」

(ベッドに潜る衣擦れの音など)

「……ふぅ。流石に、熱いですね……。
ところで……何か持ってきてくれたようですが……?
嗚呼、そうですね。水分補給は大事です。頂きます。
(水を飲む)……ん、……んっ、……はぁ。美味しい……。

……ん? 食欲は……無い訳ではないですね。
嗚呼、良い匂いがすると思ったら、お粥を作ってくれたんですか。
ありがたいです……少し食べるとします。
ただ、体を動かすのが億劫でして……。
……その。もし、嫌で無ければ、なのですが。
(少し小声で)食べさせて、くれますか…?(小声終わり)
嗚呼いや、やはり何でもないです。
弱っているからと言って、簡単に甘えるようでは……
……む? 良いのですか……?
……すみません。では、お言葉に甘えます」

(ふぅふぅ、とお粥を冷ます)

「ありがとうございます。……あ、あーん。
(咀嚼)ん……ん、ん。
はい、冷ましてくれたお陰で熱くはないですし、美味しいです。……が。
その、自分で頼んでおいて何ですが、少々気恥ずかしいですね……。
嫌という訳ではないのですが。
……はい、折角ですから、もう少し頂きます」

――― 間 ―――

「……ふぅ、ご馳走様でした。美味しかったです……。
薬もあるのですか。用意がいいですね……助かります。
(薬を飲む)……んん。
これで休めば、良くなると思います。
……ありがとうございます、貴方のお陰です。
えぇ、少し眠るとします。
……子守歌? いや、そこまでは……
何だか子ども扱いしていませんか?
……まぁ、構いませんが……」

――― 間 ―――

「……ん、貴方の声は……心地好い……。
よく眠れそうです……。
何から何まで、すみません……。
快復したら、必ずお礼はしますから……今の内に考えておいて下さい……。
はい、おや、すみ……。

End
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
普段他人を頼らないようなひとが風邪をひいて心細くなり、控えめに甘えてくるシチュボ
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
天北くろむ
ライター情報
気ままに台本を書き始めました。
まだ作品は少な目ですが、じわじわ増やしていく予定です。
ご活動の一助になれれば幸いです。

pixivさんにも台本を置いています。
そちらは解説ありの台本もご用意していますので、ご参考までに。

【得意ジャンル】
甘々、ほのぼの、和風、ラブコメ、切なめ、おじさま系
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