0
今日はお熱な年上彼氏
written by 美俐
  • ラブラブ
  • 同棲
  • カップル
  • 恋人同士
  • 看病
公開日2021年08月05日 23:15 更新日2021年08月05日 23:15
文字数
1261文字(約 4分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
男性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
年上彼氏
視聴者役柄
彼女
場所
同棲しているアパート
あらすじ
いつもは 頼れる年上彼氏。今日は風邪で寝込んでいます。一生懸命 看病してくれる彼女が愛おしくて、少し甘えたくなったようです
本編
―――ドアの音
彼女、寝室に入ってくる―――

んー、大丈夫、目が覚めたとこ。
今 何時だ?もう そんな時間か…

あ、着替えと温タオル。汗かいたから助かるよ。
うーん、まだ起き上がると クラクラする。
いいよ、自分でできるって。

じゃ、じゃあ 背中だけお願い。

あー、さっぱりしたー。
経口補水液も買ってきてくれたのか。
なんか 染み渡ってく気がする。これが 美味く感じる時って脱水気味の時って聞いたけど、あれ ほんとかなぁ。

ああ、はい 体温計ね。
熱なんて久しぶりに出したから 体がびっくりしてるよ…

―――ピピッピピッ―――

あ、鳴った。ちょっ、なんで取り上げるんだよ。
嘘なんかつくわけないだろ、お前じゃあるまいし…。
何度だった?お、さっきより 下がったな。
よーし!って わぁっ!
なんで腕 引っ張る!
「ちゃんと寝てなさい!」って、そんな怖い顔するなよ。かわいい顔が台無しだぞ。

わかった、わかった。

食欲?うーん、あるような ないような…。

お粥 つくってくれたの?嬉しいなあ。
… そうだな、少しくらいは食べないと、クスリも飲めないし…お前がつくってくれたんだし、いただくよ。

―――彼女 お粥のお盆を渡す―――

「熱いから気をつけて」って、「ふーふー、アーン」とかしてくれないの?

して欲しいの?って…そりゃ…まぁ…ちょっと憧れのシチュエーションではある…かな…

してくれるの?やった!

アーン…んん、卵が入ってて優しい味。すげー美味いよ。なんか 急に食欲でてきたかも。食べ終わる頃には 治ってるな、きっと。

「ちょっと良くなったからって ゲームとかダメだよ」って…なんだよ
お前…、さっきから いつも俺に言われてること ここぞとばかりに言い返してるだろ?

だって やけに張り切ってるし、すっげードヤ顔(笑)
ま、そんな顔もかわいいけどな。

「あなたも めずらしく甘えんぼさんで かわいいよ」? あー、なんか調子狂う…

ごちそうさま。ほんとに美味しかった。

はいはい、薬ね。誰かさんと違って、薬嫌い〜とか 粉薬飲めない〜とか言わないで ちゃーんと飲みますよ!

「大人なんだから 当たり前」? どの口がいってんだよ(笑)
なんか、すげー元気でてきた。美味しいお粥と、お前の看病のおかげだな。

そんな顔でこっち見んなよ。起きないよ、ちゃんと寝てるって。

…ねぇ、ちゃんと 大人しく寝るからさ、眠るまで手 つないでてよ。
…あと…ちょっとだけ… 風邪うつしたらごめん…

―――彼女を引き寄せてキス―――

いいじゃん。今日の俺は 甘えんぼでかわいいんだろ?なら 思いきって とことん甘えようと思って。

また 笑ってるし…

やっぱ、熱出ると甘えたくなるのかな…
お前の手、冷たくて気持ちいい
ふふ、髪なでてもらうのって気持ちいいんだな…それに安心する。お前が これ 好きな理由、わかった気がするよ。

今日は いろいろありがとな。お前がいてくれて良かった。俺がいないと 何もできないって思ってたけど、お前ってすごく 頼りになるんだな。惚れ直した。

―――あくび―――

なぁ、風邪治ったら また お前のこといっぱい甘やかすから…だから… 今だけ もうちょっと…このまま…で……

―――あくび ・ 眠そうに―――

…おやすみ
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
今日はお熱な年上彼氏
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
美俐
ライター情報
出会ってくださってありがとうございます
年上彼氏との日常の風景を中心に かいています
たくさん 読んでいただけると嬉しいです
有償販売利用の条件
当サイトの利用規約に準ずる
利用実績(最大10件)
美俐 の投稿台本(最大10件)