《設定》
同棲中の彼女、彼氏が目を覚ますと彼女はまだ寝ていた。もう、出勤の時間…
いつもはきちんと仕事に行く彼女だが、今朝は様子か違う！
熱を出していた彼女を、看病する彼氏。
彼女は、熱のためかいつもより甘えん坊…そんな様子に耐えきれなくなった彼氏はお医者さんになって…

年上彼女と、年下(学生)彼氏の話です。

「   」は彼女のセリフ
  (     ) は状況、様子
【⠀ 】はSE、効果音

セリフの言い回し等、アレンジ、アドリブOKです。

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ん？あー、朝…かぁ…ふあーあ (あくび)
あれ？まだ…寝てる…

今日、仕事休みって聞いてないけど？
そろそろ起きないと、間に合わないんじゃないのかなぁ…

ねぇ、ねぇねぇ…起きて…時間だよ…
ねえってば！

(少し体をゆらす)

んー、どうしたんだろ...
いつもならどんなに遅く寝ても、必ず起きてるのに…

(近づいて、顔を覗き込む…)

ん？
何か息づかい荒い？
熱は？

(おでこ、コツンと合わせてみる)

あっ、やば、熱あるじゃん！
体温計は…と…

(布団から出て、持ってくる)

これ脇にはさんで…、それにしてもいきなりどうしちゃったんだろ…
日頃あんまり風邪とかひかないのに…

【ピピピ】

えーと、え？38,5℃…
やばいじゃんか、熱高いし、とにかく冷やさなきゃ…

(おでこにタオルのせる)

大丈夫かな？
さっきからずっとうなされてて、きつそうなんだけど…

ねぇ、大丈夫？
お願い、返事してよ…
いつも元気な君の声が聞こえないと…僕不安でたまらないよ…

あ、会社…連絡しとかないとだめだよね…
番号は確か僕のデータに、あった！

とりあえず、熱があるから様子見るって言うことで…かけとくか

【...電話切る】

よし！
と…病院どうしよう…
とてもじゃないけど起きれる状態じゃないし…
様子見るしかないか

脱水症状おこしたらいけないから...

(水持ってくる)

ねぇ、飲める？

(返事なし)

だめかぁ...
しょうがない、んー

(口に含んで少しずつ、口移しで飲ませる)

も少し飲んでおいた方がいいよね…

(もう一度、口移しで飲ませる)

ん、あ、こぼれちゃった…

(ちゅ、舐めとる)

ねぇお願い！
目開けてよ…返事してよ…

(ベッドのそばに座って、顔を覗き込む)

ずっとついててあげるから…早く…目覚まして…ね

(彼、眠ってしまう…しばらくたって揺り動かされる)

はっ！
僕、いつの間に寝ちゃったんだろ…

あ、起きた？
ねぇ、大丈夫？

｢うん...｣

熱は？おでこ貸して…

(コツン)

まだちょっと熱いね…
お熱計ってみて…はい体温計…

【ピピピ】

37,5℃！
さっきよりだいぶ下がったね
朝は38,5℃あったんだ…びっくりしたよ

それと、職場は熱あるから様子見ますって電話しといたよ

｢ありがとう｣

ううん、どういたしまして！
それくらい僕にもできるからさ...

ね、お腹すいてない？
何か食べなきゃ...
僕、おかゆでも作ろうか？

｢え？作れるの？｣

あ…バカにして...
僕だっておかゆくらい作れるよ！
いざとなったら君の看病は、僕がしないといけないでしょ？

待ってて、作ってくるから…

(キッチンで料理)

んー、おかゆに卵入れて...
湯豆腐くらいなら食べれるかな？

あれ、どうしたの？
だめじゃんか寝てなきゃ…

｢気になって...｣

もう、そんなに心配しなくても大丈夫だって
信じてよね、僕のう、で、ま、え！

(二の腕をポンポンたたく)

ほら、もう少しでてきるから、ちゃんとベッドで待ってて…いい子だから

(しばらくして、パタパタ足音)

はい、お待たせ！
僕特製の卵がゆと、湯豆腐だよ
いっぱい食べて早く元気になってね…

え？食べさせて…

何、甘えちゃって
自分で食べないの？

｢だって...｣

あー、わかったわかったよ！
ふーふーしてあげるから少し待ってね

ふー、ふー、ふー
はい、あーん

おいしい？
よかった〜！

どうかなーってちょっとドキドキしてたんだよね…
安心した

はい、もっと食べて…ふー、ふー、あーん！

(食事終わる)

ごちそうさま、よく食べました！
さ、少し休んで…
油断してると熱、上がっちゃうよ…

｢一緒に寝て...｣

なに、一緒に寝てなんて（笑）
今日のキミはあまえたさんだねぇ…熱のせいかな？

｢だって...｣

ふふ、可愛い...
いいよ、一緒に寝てあげる…
安心して、ゆっくり眠るといいよ…

お休み…

(彼女ギューっとくっついてくる)

ん？どうしたのくっついて...ぎゅーするの？
なんかあまえんぼさん過ぎない？

まぁ、僕は嬉しいからいいけどね！
はい、ぎゅー...

｢ちゅーしたい...｣

何、ちゅーして？
今はだめ！
起きて熱下がってたらちゅーしてあげる…ね？

うん、よしよしいい子…
今度こそお休み…

(しばらくして…ささやくように)

ねぇ？……寝た？

(寝たのを確認して…小声で)

はぁー、ようやく寝てくれた…
でも、熱下がってよかった…
おかゆも食べてくれたし…これでなおってくれたらいいな

それにしても…

(彼女の顔覗き込んで)

可愛い顔して寝ちゃってる…
さっきまでの辛そうな顔が嘘みたい

ふふ、可愛い…
そういえば君の寝顔…最近あんまり見てなかったね…

一緒に暮らしてても君は仕事で忙しいし、僕は研究とかで留守もするし、二人一緒にいられる時間ってあまりなかったよね…

ねぇ、君は僕のことどう思ってる？

君が自分は年上ってことを気にしてるの、僕は知ってる…
僕が学生だから、まわりから君のヒモみたいに思われてるのも知ってるよ…

きっと君は、そういうことを言われても、僕が嫌な思いをしないようにって、精一杯笑顔でいてくれてるんだよね…

知らないふりをするのも結構、辛いんだよ
だから、僕の前であまり大人にならないで…

僕は、もっと君に甘えて欲しい…
年下だけど、僕をもっと頼ってよ…

だから今日の君はいつもと違って、無防備で堪らなく可愛かった…
ほんとは君のこと何度も襲いそうになってた…

我慢するの、大変だったよ…

(抱き締める、耳元で)

返事ないの知ってるけど、一応言わせて…

キスしてもいい...よね？

(短めキス、彼女目を覚ます

(キス、彼女目を覚ます)

熱？
あー、はい、体温計…

【ピピピ】

あ、36,7℃だ、下がったね…よかった…

｢ね、ちゅーして？｣

え、ちゅー？
あーそうか、熱下がってたらしてあげるっていったよね…

はい、ちゅっ

(軽いキス)

何、もっと？

(キスだんだん深くなる)

はい、おしまい

｢やだ、もっと｣

え、もっとして？
はぁ...今日の君はホントに甘えん坊だね
仕方ない、なおったかどうか僕が診てあげる…

(彼女の上に覆い被さる)

何慌ててるの？…近い？
ははっ、だってちゅーしてって言ったのは君だよ
まずは、ちゃんと熱下がってるか確認しないと...

ふふ、何その反応…可愛い！

あ、そろそろ夕方だね…どう？またおかゆ食べる？

｢また食べさせてくれる？｣

ん、もちろん食べさせてあげるよ…
仕事は...もう１日休んでゆっくりした方がいいかもね？

そうする？
うん、決まり！

僕も明日休みだし、一緒にいてあげるよ…

(耳元で)

ね...またお医者さんごっこする？
今日の甘えん坊の君、めちゃくちゃ可愛かった…

また熱出してもいいからね
ぼくがちゃんと看病してあげるから...

僕は未来のお医者さんでしょ？
キミのことはずっとずっと僕が診てあげる…

大好き…愛してる…

(キス)
…終わり…

・台本（ゆるボイ！）
年下くんは熱を出した彼女を甘々に看病する！
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
Himeko