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十二星座の愛が重すぎて椅子から腰を上げられない〜蟹座のキャンサー編〜
written by 松平蒼太郎
  • からかい
  • 告白
  • 監禁
  • 拘束
  • ヤンデレ
  • 人外 / モンスター
  • ボクっ娘
  • ボーイッシュ
  • 星座
  • 蟹座
  • 半神
公開日2022年01月28日 03:49 更新日2022年01月28日 03:51
文字数
910文字(約 3分2秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
半神
視聴者役柄
人間
場所
星界
本編
や、はじめまして。

少しお話しいいかな?

うん、ありがとう。まずは自己紹介からね。

僕はかに座の星団のリーダー、キャンサー。

以後お見知り置きを。ご主人様。

え?その呼び方はしなくていい?

あははっ、別にいいじゃないか。

実際、君は僕らの中心にいるんだから。

まぁでも、ご主人様呼びが苦手なら、普通に呼ばせてもらうよ。

さて、前置きはこのくらいにして本題に入るね。

僕ら、もうすぐ天界を攻めようと思うんだ。

星団の軍備も整ってるしね。

空白だった十二星座の中心に君もいることだし、そろそろ頃合いかなって。

ふふ…やっぱりダメ?

まぁ君ならそう言うと思ってたよ。

でも向こうはこっちを攻める気満々みたいだけどね。

ほら、これが天界の様子。

天帝も他の神々も、君を連れ去られて大層ご立腹みたい。

これで分かったでしょ?

遅かれ早かれ、君が僕らに連れ去られた時点で、戦いは避けられない。

君はもはや、ただの一個人としての人間じゃないってこと。

天にとっても星にとっても、重要人物なんだ。

そんな頭抱えて…ふふっ♪

恨むなら自分のモテ具合を恨むんだね。

神々は君を手に入れるためなら、どんな手段も厭わない。

もちろん、僕ら十二星座もだけど。

え?何でそんなに楽しそうなんだって…

楽しいじゃないか。

たった一人の男をめぐって仁義なき戦いが始まるんだよ?

星界は星が浮かぶだけの、退屈すぎる場所だからね。

こんな楽しい祭りを用意してくれた君には感謝しないと。

それに…やるからには勝たせてもらうよ。

僕ら十二星座は負け組の集団だからね。

今回の祭りは神々にリベンジするチャンスってわけだ。

もちろん、それだけじゃないよ。

(キス)

僕もね…君のことが本気で欲しいと思ってる。

君なら僕の本当の姿…カルキノスっていうんだけど、それを見ても、幻滅しないでいてくれるって思うんだ。

ふふ、今は見せないよ。

お祭りの時に特別に披露してあげる。

ん?ここから逃がしてくれたら一番に好きになるって…

あはは、君は口がうまいね。

でもその口車には乗ってあげない。

君は星座の中心にいてこそ、輝く存在だからね。

この戦いに勝って、それを証明してあげる。

さて、そろそろ出陣の準備でもしてこようかな。

君はここから見ているといい。

僕らが勝利に輝く瞬間を、ね。
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
十二星座の愛が重すぎて椅子から腰を上げられない〜蟹座のキャンサー編〜
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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