従者であり騎士である彼女に恋をする主の青年の狂った愛の話。

◆登場人物
青年
貴族。人当たりが良く、周りからも好かれている好青年。
しかし、うちに従者である彼女に対する歪んだ愛情を隠し持つ。

少女
騎士。青年より年下。真面目で実直、主を守ることが第一の人間。
青年の好意には気づいていない。

大きく流れを改変しなければ、口調の変更やアドリブを入れてくださっても構いません。

（不意に気づいたように）
……あ、起きました？
身体、動かないでしょう。薬を盛りましたからね。

（ゆっくりと口元に笑みを浮かべながら）
ふふ、なぜ俺がこんなことをしたのか、不思議に思っていますね。
俺は君に力では敵わない。でも、これなら君を俺の好きにできます。

（ベッドの上の彼女を押し倒して手首を掴んで拘束する）

いつも俺を守る君が、無抵抗に俺に組み敷かれているかと興奮しますね。

……どうしてって顔をしてますね。
俺、君のことが好きなんです、心の底から。

ふふ、驚いてますね。まぁ、口にも態度にも出していませんでしたから。

俺と君は、主と従者だ。君は俺を守る騎士。君は俺を守るためだけに存在する。
共に過ごすうちに、俺は君に惹かれていった。俺のものにしたいと思った。
けれど、家はそれを許さない。
それに……君は俺のことなんて、なんとも思ってないでしょう？

だから、強硬手段に出ることにした。
普段なら君を手籠めにしようなんてできないけれど、薬を盛れば話は別です。現に君は指一本動かせない。

（うっとりと見惚れながら）
きれいな肌だ……すべすべとしていて、触り心地もいい。
んっ……んんっ　（鎖骨に吸い付く）
はっ、きれいに跡がつきました。白い肌に生える赤が美しい……
胸、いつもサラシで潰していましたよね。こんなに大きかったなんて初めて知りました。

そうだ、まだキスしていませんでしたね。君のファーストキス、貰いますね。
ちゅっ……んっ、んんっ、ちゅっ

　//軽いキスからのディープキス（20秒）

っはぁ……君の口の中、薬を飲んだ影響でとても熱いですね。

そうです、媚薬です。言ったでしょう？　君を俺のものにするって。

夜はまだまだ長い。たーっぷり、可愛がってあげますから、ね？

・台本（ゆるボイ！）
秘めた思い
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・台本制作者
都祭詩乃