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公開日2024年02月19日 07:42
更新日2024年02月19日 07:42
文字数
1311文字(約 4分23秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
ゴーレム
視聴者役柄
主人
場所
自宅
あらすじ
何気ない夫婦の日常のお話…のはずだったが、夫は妻に重大な隠し事をしていた。それは妻の存在意義を揺るがすような隠し事で…?
本編
ふぅ…貴方、肩揉みはこんなところでいい?
そう…あまりわたしの手を煩わせないでちょうだい。貴方はすぐ人に頼み事ばかりして…
…別に。でもわたしは貴方の妻だから…極力、夫の言うことは聞くようにするわよ。
それじゃ、わたしはシャワー浴びてくるから。貴方も疲れてるなら、早めに休んでおきなさい。
(シャワーを浴び終わり、夫のいる寝室へ向かう)
貴方、もう寝た?起きてるなら一緒に…
…は?貴方、何やってるの?そんな部屋の隅でコソコソと…
何でもないわけないでしょう?何?そのお人形…よく見たら、わたしにそっくり…
……何、それ…どういうこと?人形の方が本当の妻だなんて…ちゃんと説明してよ…ねぇ…
あ……そん、な…わたしが、ゴーレム…?そっちの人形に、本物の妻の魂が…?
嘘よ、嘘…!そんなの、信じない…!信じられるわけない…!そんなの、あり得ない…!
やっ、やだ…!これ以上言わないで!わたしは…!
あ……そう、なんだ…本物のお人形はわたしの方、だったんだ…
全部、思い出した…わたしは、貴方に…『ご主人様』に作られて…
えぇ…短い間だけ、ご主人様の妻の代役を務めるようにと…そうご命令を受けました…
そしてご主人様は…妻である女性の魂をその人形の中に閉じ込めて…このゴーレムの肉体に、彼女の魂を移し替えようと……
えぇ…つまり、わたしは用済みというわけですね…わたしたちは所詮、夫婦ごっこをしていたにすぎなかった…仮初だけの、見せかけの夫婦…
…ふふふっ、あははっ…!あはははは…!
ふふふ…いいえ?何もおかしいことはありませんよ?ただちょっとわたしへの扱いが酷いなぁって思っただけです。消える為だけに生み出された存在だなんて…
…構いませんよ?早くそのお人形の中にある魂をわたしの肉体に移してください。ご主人様のご命令とあらば、受け入れますから。
はい…わたしは逃げも隠れもしませんから、どうぞ…
(他の魂を自身の身体にねじ込まれる)
…ッ!ふぅ、はぁっ、ああっ…!ううう…!
はぁ、はぁ…貴方、苦しい…助けて…
(彼に抱きしめられる)
ありがとう…わたし、貴方に愛されてるんだ…貴方からハグされたし…これで改めて、妻としての自信が持てたよ…?
(押し倒す)
ふふふ…残念でしたね?先ほどわたしに移し込んだ女の魂は全てわたしが喰らいました。
はい。ずいぶん弱々しい魂でしたので…まぁ、抵抗はしてくれやがったので、少々時間はかかりましたが。これで、ご主人様を愛する女は一人しかいなくなりましたね?
大体、ご主人様がいけないんですよ?仮初とはいえ、わたしを本当に愛するような言動を取るから…そのせいでわたし、ゴーレムとしての本分を忘れて、ご主人様のことを本気で愛してしまいました…
もう逃がしません…ご主人様はわたしだけのモノ。今日からは、わたしがご主人様の本当の妻…異論はありませんね?
ご心配なく。先ほどの魂移し替えの際に、あの女の仕草、口調、性格等は全て学習しました……『お帰りなさい、貴方。お風呂にする?ご飯にする?それとも〜…わたし?なーんて♪ ふふっ♪』
……こんな茶目っ気のある女性で間違いありませんでしたよね?わたしがこれまで演じていた妻は少しトゲトゲしていましたから…今後はこちらの、態度が柔らかめの妻の方で、ご主人様に接していきますね。
『さぁ、貴方…?今夜はわたしたちが本当の意味で夫婦になれる新婚初夜…改めて、よろしくね?大好き、だよ♡』
そう…あまりわたしの手を煩わせないでちょうだい。貴方はすぐ人に頼み事ばかりして…
…別に。でもわたしは貴方の妻だから…極力、夫の言うことは聞くようにするわよ。
それじゃ、わたしはシャワー浴びてくるから。貴方も疲れてるなら、早めに休んでおきなさい。
(シャワーを浴び終わり、夫のいる寝室へ向かう)
貴方、もう寝た?起きてるなら一緒に…
…は?貴方、何やってるの?そんな部屋の隅でコソコソと…
何でもないわけないでしょう?何?そのお人形…よく見たら、わたしにそっくり…
……何、それ…どういうこと?人形の方が本当の妻だなんて…ちゃんと説明してよ…ねぇ…
あ……そん、な…わたしが、ゴーレム…?そっちの人形に、本物の妻の魂が…?
嘘よ、嘘…!そんなの、信じない…!信じられるわけない…!そんなの、あり得ない…!
やっ、やだ…!これ以上言わないで!わたしは…!
あ……そう、なんだ…本物のお人形はわたしの方、だったんだ…
全部、思い出した…わたしは、貴方に…『ご主人様』に作られて…
えぇ…短い間だけ、ご主人様の妻の代役を務めるようにと…そうご命令を受けました…
そしてご主人様は…妻である女性の魂をその人形の中に閉じ込めて…このゴーレムの肉体に、彼女の魂を移し替えようと……
えぇ…つまり、わたしは用済みというわけですね…わたしたちは所詮、夫婦ごっこをしていたにすぎなかった…仮初だけの、見せかけの夫婦…
…ふふふっ、あははっ…!あはははは…!
ふふふ…いいえ?何もおかしいことはありませんよ?ただちょっとわたしへの扱いが酷いなぁって思っただけです。消える為だけに生み出された存在だなんて…
…構いませんよ?早くそのお人形の中にある魂をわたしの肉体に移してください。ご主人様のご命令とあらば、受け入れますから。
はい…わたしは逃げも隠れもしませんから、どうぞ…
(他の魂を自身の身体にねじ込まれる)
…ッ!ふぅ、はぁっ、ああっ…!ううう…!
はぁ、はぁ…貴方、苦しい…助けて…
(彼に抱きしめられる)
ありがとう…わたし、貴方に愛されてるんだ…貴方からハグされたし…これで改めて、妻としての自信が持てたよ…?
(押し倒す)
ふふふ…残念でしたね?先ほどわたしに移し込んだ女の魂は全てわたしが喰らいました。
はい。ずいぶん弱々しい魂でしたので…まぁ、抵抗はしてくれやがったので、少々時間はかかりましたが。これで、ご主人様を愛する女は一人しかいなくなりましたね?
大体、ご主人様がいけないんですよ?仮初とはいえ、わたしを本当に愛するような言動を取るから…そのせいでわたし、ゴーレムとしての本分を忘れて、ご主人様のことを本気で愛してしまいました…
もう逃がしません…ご主人様はわたしだけのモノ。今日からは、わたしがご主人様の本当の妻…異論はありませんね?
ご心配なく。先ほどの魂移し替えの際に、あの女の仕草、口調、性格等は全て学習しました……『お帰りなさい、貴方。お風呂にする?ご飯にする?それとも〜…わたし?なーんて♪ ふふっ♪』
……こんな茶目っ気のある女性で間違いありませんでしたよね?わたしがこれまで演じていた妻は少しトゲトゲしていましたから…今後はこちらの、態度が柔らかめの妻の方で、ご主人様に接していきますね。
『さぁ、貴方…?今夜はわたしたちが本当の意味で夫婦になれる新婚初夜…改めて、よろしくね?大好き、だよ♡』
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台本の創作は自由にやらせてもらっております。よろしくお願いします。
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