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蜃気楼
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公開日2024年05月20日 19:43 更新日2024年05月20日 19:43
文字数
364文字(約 1分13秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
漁村の青年/はまぐり
視聴者役柄
傍観者
場所
どこかの時代のどこかの国の漁村
あらすじ
漁村の青年と蜃気楼と不思議なはまぐりの話
蜃気楼の語源や言葉が成立するまでの経緯から取材したお話です
本編
漁村の浜辺から海の向こうを見る
遠くに島が見える
あんな島、昨日まではなかった
おかしい、何が起こっているのだ
「やあ、お困りのようだね」
なんだこいつ
「僕ははまぐり。あの島を作ったものだよ」
はあ?
「あの島はどうだい。良い出来だろう?」
あれはなんだ?
いったい何が起こっている?
「あれは蜃気楼。僕が作ったマボロシさ」
あんなところに島があるように見えてはかなわん
消してくれ
「あれはとんでもなく良い兆しなんだぞ。消すなんて——」
消せ!
「……わかった。消すよ。その言葉、後悔しないでくれよ」
そういうとはまぐりはみるみる大きくなって龍となり遠くの島を飲み込んでしまった
その龍はそのまま飛び去り戻ってこなかった
後日漁村の長老にその話をすると、なんてことをしたのだと大目玉を食らった
その年からしばらくその漁村では不漁が続き住人はとても貧しい思いをしたという
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
蜃気楼
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
征(ぎょうにんべんまさし)
ライター情報
オリジナルの文章(一部ファンアート)を書きます
よく台本やシチュエーションボイスを投稿するので、感想をもらえたら嬉しいです
依頼等ありましたらDMまで
https://www.pixiv.net/users/434228にも作例が100作ほどあります
艦これの同人誌小説(非18禁)も書いていますのでそちらもよろしく
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