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【ヤンデレ/女性優位】超人気アイドルによる一世一代の卒業式
written by 松平蒼太郎
  • 告白
  • 色仕掛け
  • 片思い
  • 少女
  • アイドル
  • ヤンデレ
  • 年下
公開日2024年06月02日 13:01 更新日2024年06月02日 13:01
文字数
1910文字(約 6分22秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
アイドル
視聴者役柄
マネージャー
場所
事務所→ラブホ
あらすじ
芸能事務所に所属するマネージャーの貴方は、つい先ほど卒業ライブを行なった、人気絶頂の担当アイドルに迫られていた。果たして貴方は、彼女をもう一つの意味で卒業させられるのか…?
本編
あ、マネージャー…お疲れ様。今日は最後まで付き合ってくれてありがと。おかげですごくいいライブになった。


うん…本当に、ありがとう。最後にあんなにたくさんの人たちから祝ってもらえて、嬉しかった。最高の卒業ライブになったと思う。これも全部、マネージャーのおかげだよ。


ふふ…相変わらず謙虚だな、マネージャーは。わたしがそうだって言ってるんだから、素直に受け取っておきなよ。ね?


ん、よろしい。この後、時間ある?マネージャーさえよければ、付き合ってほしいところがあるんだけど…いいかな?


ありがと。じゃあ、諸々の事後処理が終わったら、事務所から一番近いコンビニの裏手に集合。その、できるだけ早く…ね?


(彼が仕事を終え、合流)


マネージャー、こっち…そっちじゃなくて、こっち。


ん、大丈夫。全然待ってない。それより早く行こ。貴女も後のことはよろしくね?


よし…じゃあ、作戦開始。パパラッチのこと、上手くまいてね?貴女ならやれるって信じてるから。


(影武者の女の子が先にコンビニを出て行く)


ん?あ、ごめん、マネージャー。置いてけぼりにしちゃって…さっきの子はわたしの友達。運動神経抜群で、逃げ足がとっても速いんだ。わたしの変装も完璧だし、あれなら文句なしでパパラッチたちも騙されてくれる。


そ、影武者。わたしの代わりにパパラッチをまく役割を担ってもらってる。ちなみに影武者はあの子だけじゃないよ?信用できる友達を総動員して、色んなところに散らばってもらってる…みんな、わたしに変装してもらった状態で。


それは……今日は、今日だけはわたしとマネージャーとの大事な記念日だから。どうしても誰にも邪魔されたくなかった。ただそれだけ。


ん、それは行けば分かる。行こ、マネージャー。面倒なのが寄ってくる前にさ。


(彼を連れてホテルへ)


到着っと。今日はここに予約取ってあるから、早速チェックインを…


…マネージャー?どうしたの?なに狼狽えてるの?早く入ろうよ。時間は有限なんだから。


…本気だよ?冗談やドッキリで、こんな手の込んだことはしない。言ったでしょ?今日はわたしとマネージャーの大切な記念日だって。わたしはマネージャーとの思い出は一個たりとも無駄にしたくないの。だから早くして。


(気迫で彼を圧倒し、ホテルにチェックイン。ベッドに仰向けで倒れ込む)


……ふぅ。やっと肩の荷が降りた。人気者も楽じゃないね。常に周りを気にしてなくちゃいけないから…


…マネージャー?どうしたの?そんなとこにボーッと突っ立ってないで、その辺テキトーに座りなよ。


ん?何?質問があるなら答えてあげるよ。


(ため息)


あのさ、マネージャー…流石のマネージャーも分かるよね?女が男をホテルまで誘う意味…つまりは、そういうことだよ。


問題なんて何もないでしょ?だってわたし、もうアイドル卒業したから。事務所の退職手続きだって済ませてきたし…これからはどこの誰と恋愛しようと、わたしの自由。ほら、何も問題ない。


…ふーん?この期に及んで、まだ踏ん切りつかない?それじゃあ、これはどうかな…


(上を脱いで、ブラのみになる)


…どーぞ、おいで?貴方のために、下着姿になってあげたけど?


当然でしょ?わたしの身体は貴方だけのモノだから…処女だって、貴方のためにとってあるんだよ?それともわたしにここまでさせて、恥をかかせる気?


……そっか。まだ分かってなかったんだ。わたしがここまでする理由…


…マネージャー。貴方は売れない元地下アイドルを表舞台に引っ張りあげてくれた。わたしのやりたいことを、わたしの気持ちを全部全部尊重してくれた。


普段の活動を支えてくれてることもそうだし…わたしが無理だって諦めるたびに、何度も奮起させてくれた。押し付けがましくなく、適切な距離を保った上で、励ましてくれた。


そんな貴方だから、好きになった…逆に好きにならない方がどうかしてるでしょ?


今まではずっと、我慢してた…貴方が他のグループの子たちと仲良さげに喋ってるのも、恋愛禁止の事務所でマネージャーに好意を伝えるのも、色んなことをたっっっくさん、我慢してきた。


我慢して我慢して…これ以上我慢するとわたし、自分が自分でいられなくなっちゃう。だからっ…!


(彼を無理やり抱き寄せる)


早く、わたしを蹂躙して…?これ以上は待てないし、我慢できない…ここまで段取りするのに、わたしがどれだけ苦労してきたか分かる…?全部、貴方のためだから…


…逃がさない。マネージャーのことは、二度と逃がさないし、離したりもしない。貴方はここでわたしのモノになる…わたしの処女を奪うことによって、ね?


(押し倒される)


ふふ…それでいい。今の貴方はマネージャーじゃない…わたしの好きな、一人の男の子だよ。


お互い、社会的な肩書きのことなんて綺麗さっぱり忘れてさ…ベッドの上で、死ぬほど愛し合おうよ。ね?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
【ヤンデレ/女性優位】超人気アイドルによる一世一代の卒業式
https://x.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎
ライター情報
マツダイラソウタロウ
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