- 甘々
- 耳かき
- 癒し
- ツンデレ
- 友達
- 極道
公開日2024年06月18日 04:24
更新日2024年06月18日 04:28
文字数
2329文字(約 7分46秒)
推奨音声形式
バイノーラル
推奨演者性別
女性演者向け
演者人数
1 人
演者役柄
極道娘
視聴者役柄
男
場所
男の家
あらすじ
極道の娘と友達の貴方は、雨に降られた彼女にシャワーを貸してあげた。そのお礼として、彼女から耳かきをしてもらうことになって…?
本編
(シャワーを浴び、風呂場から上がる)
ふぅ〜…わりぃな、シャワー借りちまって。マジで助かったわ。いきなり雨に降られちまってよぉ…
あ?眼福って何がだよ…なんか目の保養にでもなるもんあったか……って、おい!まさか今のあたしのことか⁉︎ そうなんだな⁉︎
こら!舎弟の分際で、あたしをそーいう目で見るんじゃねぇ!ぶっ飛ばすぞ!
(ため息)
清々しいまでの土下座だな…プライドとかねえのかよ…っとに、お前って奴は…
ま、いいけどよ…お前の下僕根性はもう身に染み付いて取れねえもんな?特にあたしの前では。
(彼の部屋の戸棚を漁る)
えーっと……あったあった。これだな。ゴム製の耳かき棒。お前のお気に入りのやつ。あと、一応綿棒も用意しとくか…
おい、今から耳掃除してやるよ。あたしの膝の上に横になりな?
いきなりで悪かったな。けど別にいいだろ?シャワー貸してくれた礼ってことで。それにお前、耳かきされんの好きだろ?だからほら、来いよ…
(膝枕する)
ん……その体勢でいいか?んじゃ、始めていくから、ジッとしてな…
(耳かき)
へっ…いい具合に汚れてんじゃねえか。その方が耳掃除のし甲斐もあるってもんだ…
当たり前だろ…耳掃除を優しくやらねえ馬鹿がどこにいる?いくらあたしの性格が荒っぽいからって、耳掃除ん時まで荒っぽくしねえよ…
つーかよぉ…お前もたいがい、変な奴だよな。あたしみてえなのと積極的に仲良くしてくれるなんてさ……あたしん家、極道だってのによ。
ふふっ…あぁ、そーかよ。極道がかっこいいとか、今どき珍しすぎんだろ。一応、現代っ子のくせに…
あぁ、そういやそうだったな。お前ん家、ヤクザ映画のDVDだらけだもんな。悪くねえ趣味してやがる。今度また新作借りてくな?
おぅ、さんきゅ……で?実際に見て、どーよ?ヤクザの娘がリアルにココにいるわけだけどさ…
…ッ⁉ かっ、かわっ⁉ い、いきなり何言ってんだよ⁉ あたしのどこに可愛げがあるんだ!言ってみろや、こらぁ!
うっ…も、もういい!わーった!わーったから…!
ふぅ…舎弟のくせに油断ならねえな…あたしみてえな粗暴な女のことも褒めてくるんだからよ…
だからもういいって…!顔から火が出ちまうだろーが…!これ以上言ったら、耳かき棒ぶっ刺すからな…!
(しばらく無言で耳かき)
ふぅ…あと半分くらい、か…残りも全部、取り除いてやるとすっか…
…ん?あぁ、耳かきはまぁ、ばあちゃんによくやってたから。それで慣れてんだよ。
おぅ。一回頼まれてやったら、上手だって褒められてな…それ以降、あたしがずっとばあちゃんの耳かき係だよ。
んー、そうだな…言われてみりゃ、たしかに。ばあちゃん以外だとお前が初めてだな。耳かきなんて、普段はそんなしねえからよ。
んだよ、そのだらしねえ顔…あたしに耳かきされてんのがそんなに嬉しいのか?それはそれでありがたいけどよ…
あ、あっそ…も、もう動じねえからな?お前の誉め言葉には…
…照れてねえ。分かったような口きくんじゃねぇ。
おら、言ってるうちに片耳終わっちまったぞ。次は綿棒やるから、そのままジッとしてな?
(綿棒)
綿棒は特に優しく、して…意外と硬えからな、綿棒って…
そうそう…柔らかいイメージあるけどな、意外と硬えんだ、綿棒って。下手にやると、耳ん中傷つけちまうし、なんなら耳垢を奥へ押し込んじまう場合もある。だから、さっきの普通の耳かき棒ん時より慎重にやるんだよ。こうやって、な…
…バーカ、ちげーよ。優しい性格とかそんなんじゃねえ。耳かきをする者として、当たり前のことやってるだけだ。勝手に勘違いしてんじゃねえ。
ホント、おめでたい性格してるよな、お前って…そうやって人を褒めまくって、いい気にさせようって腹かぁ?他の奴にもそーいうこと気軽に言ってんだろ?
え?お、おぅ…あたしだけに、か…それは、あれだな?なんか特別感あっていいな。へへっ…
…おぅ。その真面目なトーンでモノ言う時のお前は嘘つかねえからな。素直に信じることにするわ。
ん、もう少しで終わるからジッとしてろ…
(しばらく無言で綿棒耳かき)
はい…そんじゃ、これにて片耳は終了。次、反対の耳やるから、身体こっち向けな?
(彼が横向きに体勢を変える)
おーし…そんじゃ、こっちも気合い入れてやってくか。耳かき棒、突っ込んでくぞ…
(耳かき)
ふ~ん…こっちもいい具合に汚れてんじゃん。こりゃ、取り除き甲斐あるわ。
…あ?お前も耳かきを?そりゃ、構わねえけどよ…やるなら優しく頼むぜ?あたしも鼓膜は潰されたくねえからな。
ん~…そうだな、あたしはステンレス製の耳かき棒がいいかな。ひんやりしてて気持ちいいんだよ、あれ。
そうそう。耳かき棒は種類によって感じ方違うからなー。例えば、今のゴム製の耳かき棒なんか、単純に耳障りが良いから、耳かきされんのが苦手な人にも人気だったりすんだよ。
そそ。色々試して、自分の耳に合ったモンを探すのが一番ってこった。また気が向いたら、他の耳かき棒も試してやるよ。
あー、竹製か。いいね。実はばあちゃんも竹製の耳かきが好きなんだよ。竹の感触が一番耳にしっくりくるんだとか。
…っと、んなこと言ってる間に、汚れの大半が取れちまった。残りもきっちり掃除してやるからな~…
(しばらく無言で耳かき)
…うし、とりあえずこんなもんか。最後、綿棒で仕上げするな…
(綿棒耳かき)
…あぁ?んだよ、いきなり改まって…そんな礼を言われることのほどはしてねえぞ?
…さいですか。ま、幸せならそれでいいけどよ…あたしもお前と関わって、悪い気分はしねえし…まぁ、その、なんだ?これからもよろしくしてくれ…な?
(しばらく無言で綿棒耳かき)
ふぅ…そろそろ耳かきは終わるか。お疲れさん。もう起きていいぞ。
(彼が膝の上から起き上がる)
なぁ…雨、さっきより強くなってね?これ、あたし帰れんのか?
ま、まぁ、そうだよな…じゃあ、お言葉に甘えて、このまま泊まらせてもらうか…
おぅ…わりいけど、一晩だけ世話になるわ…く、くれぐれも変なことは考えんなよ、な…?
ふぅ〜…わりぃな、シャワー借りちまって。マジで助かったわ。いきなり雨に降られちまってよぉ…
あ?眼福って何がだよ…なんか目の保養にでもなるもんあったか……って、おい!まさか今のあたしのことか⁉︎ そうなんだな⁉︎
こら!舎弟の分際で、あたしをそーいう目で見るんじゃねぇ!ぶっ飛ばすぞ!
(ため息)
清々しいまでの土下座だな…プライドとかねえのかよ…っとに、お前って奴は…
ま、いいけどよ…お前の下僕根性はもう身に染み付いて取れねえもんな?特にあたしの前では。
(彼の部屋の戸棚を漁る)
えーっと……あったあった。これだな。ゴム製の耳かき棒。お前のお気に入りのやつ。あと、一応綿棒も用意しとくか…
おい、今から耳掃除してやるよ。あたしの膝の上に横になりな?
いきなりで悪かったな。けど別にいいだろ?シャワー貸してくれた礼ってことで。それにお前、耳かきされんの好きだろ?だからほら、来いよ…
(膝枕する)
ん……その体勢でいいか?んじゃ、始めていくから、ジッとしてな…
(耳かき)
へっ…いい具合に汚れてんじゃねえか。その方が耳掃除のし甲斐もあるってもんだ…
当たり前だろ…耳掃除を優しくやらねえ馬鹿がどこにいる?いくらあたしの性格が荒っぽいからって、耳掃除ん時まで荒っぽくしねえよ…
つーかよぉ…お前もたいがい、変な奴だよな。あたしみてえなのと積極的に仲良くしてくれるなんてさ……あたしん家、極道だってのによ。
ふふっ…あぁ、そーかよ。極道がかっこいいとか、今どき珍しすぎんだろ。一応、現代っ子のくせに…
あぁ、そういやそうだったな。お前ん家、ヤクザ映画のDVDだらけだもんな。悪くねえ趣味してやがる。今度また新作借りてくな?
おぅ、さんきゅ……で?実際に見て、どーよ?ヤクザの娘がリアルにココにいるわけだけどさ…
…ッ⁉ かっ、かわっ⁉ い、いきなり何言ってんだよ⁉ あたしのどこに可愛げがあるんだ!言ってみろや、こらぁ!
うっ…も、もういい!わーった!わーったから…!
ふぅ…舎弟のくせに油断ならねえな…あたしみてえな粗暴な女のことも褒めてくるんだからよ…
だからもういいって…!顔から火が出ちまうだろーが…!これ以上言ったら、耳かき棒ぶっ刺すからな…!
(しばらく無言で耳かき)
ふぅ…あと半分くらい、か…残りも全部、取り除いてやるとすっか…
…ん?あぁ、耳かきはまぁ、ばあちゃんによくやってたから。それで慣れてんだよ。
おぅ。一回頼まれてやったら、上手だって褒められてな…それ以降、あたしがずっとばあちゃんの耳かき係だよ。
んー、そうだな…言われてみりゃ、たしかに。ばあちゃん以外だとお前が初めてだな。耳かきなんて、普段はそんなしねえからよ。
んだよ、そのだらしねえ顔…あたしに耳かきされてんのがそんなに嬉しいのか?それはそれでありがたいけどよ…
あ、あっそ…も、もう動じねえからな?お前の誉め言葉には…
…照れてねえ。分かったような口きくんじゃねぇ。
おら、言ってるうちに片耳終わっちまったぞ。次は綿棒やるから、そのままジッとしてな?
(綿棒)
綿棒は特に優しく、して…意外と硬えからな、綿棒って…
そうそう…柔らかいイメージあるけどな、意外と硬えんだ、綿棒って。下手にやると、耳ん中傷つけちまうし、なんなら耳垢を奥へ押し込んじまう場合もある。だから、さっきの普通の耳かき棒ん時より慎重にやるんだよ。こうやって、な…
…バーカ、ちげーよ。優しい性格とかそんなんじゃねえ。耳かきをする者として、当たり前のことやってるだけだ。勝手に勘違いしてんじゃねえ。
ホント、おめでたい性格してるよな、お前って…そうやって人を褒めまくって、いい気にさせようって腹かぁ?他の奴にもそーいうこと気軽に言ってんだろ?
え?お、おぅ…あたしだけに、か…それは、あれだな?なんか特別感あっていいな。へへっ…
…おぅ。その真面目なトーンでモノ言う時のお前は嘘つかねえからな。素直に信じることにするわ。
ん、もう少しで終わるからジッとしてろ…
(しばらく無言で綿棒耳かき)
はい…そんじゃ、これにて片耳は終了。次、反対の耳やるから、身体こっち向けな?
(彼が横向きに体勢を変える)
おーし…そんじゃ、こっちも気合い入れてやってくか。耳かき棒、突っ込んでくぞ…
(耳かき)
ふ~ん…こっちもいい具合に汚れてんじゃん。こりゃ、取り除き甲斐あるわ。
…あ?お前も耳かきを?そりゃ、構わねえけどよ…やるなら優しく頼むぜ?あたしも鼓膜は潰されたくねえからな。
ん~…そうだな、あたしはステンレス製の耳かき棒がいいかな。ひんやりしてて気持ちいいんだよ、あれ。
そうそう。耳かき棒は種類によって感じ方違うからなー。例えば、今のゴム製の耳かき棒なんか、単純に耳障りが良いから、耳かきされんのが苦手な人にも人気だったりすんだよ。
そそ。色々試して、自分の耳に合ったモンを探すのが一番ってこった。また気が向いたら、他の耳かき棒も試してやるよ。
あー、竹製か。いいね。実はばあちゃんも竹製の耳かきが好きなんだよ。竹の感触が一番耳にしっくりくるんだとか。
…っと、んなこと言ってる間に、汚れの大半が取れちまった。残りもきっちり掃除してやるからな~…
(しばらく無言で耳かき)
…うし、とりあえずこんなもんか。最後、綿棒で仕上げするな…
(綿棒耳かき)
…あぁ?んだよ、いきなり改まって…そんな礼を言われることのほどはしてねえぞ?
…さいですか。ま、幸せならそれでいいけどよ…あたしもお前と関わって、悪い気分はしねえし…まぁ、その、なんだ?これからもよろしくしてくれ…な?
(しばらく無言で綿棒耳かき)
ふぅ…そろそろ耳かきは終わるか。お疲れさん。もう起きていいぞ。
(彼が膝の上から起き上がる)
なぁ…雨、さっきより強くなってね?これ、あたし帰れんのか?
ま、まぁ、そうだよな…じゃあ、お言葉に甘えて、このまま泊まらせてもらうか…
おぅ…わりいけど、一晩だけ世話になるわ…く、くれぐれも変なことは考えんなよ、な…?
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