あっ…おかえり！！！もう、バカ！！！遅かったから心配したよ！！！死んじゃったかと思ったじゃない！！！

こんなにボロボロで……いいから来て！！すぐ治療するから！！

こら、動かない！我慢する！…本当に心配したんだから。

まったくもう……うん、みんな無事だよ。君が魔族の集団を足止めしてる隙に、拠点に逃げ切れた。

それより他に怪我とかない？……うん、それはわかってるけどさ…

中々帰ってこないから何かあったのかって気が気じゃなかった。もう二度と戻ってこないんじゃないかって、怖かった…

(ハグする)

うん……ホントに？これからは一人で無茶しないでよ。約束だよ？

もちろんだよ。わたしも一緒に戦わせて。君一人を危険な目に合わせるなんてこと、絶対にしたくない。

え？…………うん、うん、そうだよね。わたしも君と同じ気持ち。

わたしの方こそ、君と親友になれてよかった。君が私の手を引っ張ってくれなかったら、あのまま絶望して何もできなかったと思う。

これからも一緒に頑張ろ。……うん、まかせて。君の背中はわたしが守る。もうあんな辛い思いをするのはこりごりだから。

うん、そうだね。しつこいようだけど、無茶はしないで。君の身体はもう君だけのものじゃない。君はわたしたちの頼れるリーダーなんだから。

むう…オカンじゃないよ。わたしはただ君のことが好きなだけ。

あ……いや、そういうことじゃなくて！親友として好きだってこと！その、そういう意味じゃないから！

え、何か言った？……あ、うん、そうだね。もうご飯の時間みたい。お腹すいたぁ。

・台本（ゆるボイ！）
ツンデレ大剣使いとの日常(親友視点)
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
松平蒼太郎