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あなたを甘やかす恋人
written by きつねこ
  • ラブラブ
  • 甘々
  • 同棲
  • カップル
  • 恋人同士
  • 純愛
  • 癒し
公開日2021年07月08日 20:33 更新日2021年07月08日 20:33
文字数
1084文字(約 3分37秒)
推奨音声形式
指定なし
推奨演者性別
指定なし
演者人数
1 人
演者役柄
包容力のある恋人
視聴者役柄
甘えたい恋人
場所
自宅
あらすじ
あなたの帰りを待っていた恋人が甘やかしてくれる話。
最後、ちょっとだけセクシーな表現があります。
口調、アドリブなどの改変OKです。
一人称を変えれば男性向けにも女性向けにもできます。
GL・BLに改変していただいてもOKです。
本編
※「」は彼氏(彼女)の言動
(ここでは相手を”彼氏”としていますが、口調などを変えて”彼女”にしてもOKです)

――――――――――

おかえりなさいー、今日も1日お疲れ様。
ねぇこっちに来て。いっぱいハグしよう。
はい、ギュー。
あなたの香り落ち着くね。距離が近いほど安心する。ふふ。
私ね、特に首筋とか、耳の裏って言ったらいいのかな、ここの匂いを嗅ぐのが1番好き。
(深呼吸して)あー……本当に好き。
(頬にキス)
……もしかして、今日疲れてる?

「なんで?」

いつもと様子が違うなと思って。

「実は仕事で嫌なことがあってさ」

そうなんだ。
じゃあ、廊下で話すのもなんだし、あっちのソファに座って待ってて。
何が飲みたい?

「コーヒー」

コーヒーね、わかった。
(ホットコーヒーを淹れる音)
……お待たせ。はい、どうぞ。
今日は帰りにコンビニ寄って、シュークリーム買ってきたよ。
良かったらこれも一緒に食べよう。

「ありがとう」

どういたしまして。
それで、何があったの?

「(仕事中の出来事を話す恋人)」

うん。うん。……なるほどね。
それであなたは、どう感じたの?
イライラしたとか、悲しかったとか。

「(こう感じた、と話す恋人)」

そっか、あなたはそう感じたんだ。
仕事やってる時だって色々あるよね。
今日もよく頑張ったね、頭なでなでしようね。よしよし。
今回の事をとやかく言う人もいるかもしれないけどさ、あなたにも考えがあったんでしょ?
それを解ってるのは私だけじゃないと思う。
きっと大丈夫だよ。

「本当にそう思う?」

うん。
……まだ落ち着かない?

「(ゆっくり頷く恋人)」

じゃあ、そうだな。
こっちにおいで。
そう。私の胸貸してあげる。

「触ってもいいの?」

何やらしいこと考えてんの。
ほら、ここに耳を当ててみて。
私の心臓の音を聞いてみてよ。

「(彼女の胸に顔を埋める恋人)」

どう、聞こえる?

「うん」

心音を聞いてると気持ちがリラックスしてこない?
前にあなたがこんな風に慰めてくれた時、私はすごく安心できたからさ、同じことをあなたにもしてあげたいって思ってたんだ。
……ふふ。呼吸が深くなってきた。
よしよーし。今日はあなたがたっくさん甘える番ね。
つらいことがあったら、いつでも何でも聞くよ。
悩みがあるなら一緒に考えるし、寂しいなら時間がある限りこうしてくっついてる。
明日休みでしょ。このまま寝ちゃってもいいんだよ?

「ここで寝るのはちょっとなぁ」

あはは、そうだよね。ソファで寝ると体痛くなっちゃうね。
じゃあ、晩ご飯を食べて、お風呂に入って、一緒に寝ようか。

「うん」

……ねぇ。胸を貸すとは言ったけど、その手、なに。

「嫌?」

えぇ? うーん、嫌、じゃないけど。
まぁ、今日は……うん。別にいいよ。
好きに触って?
クレジット
・台本(ゆるボイ!)
あなたを甘やかす恋人
https://twitter.com/yuru_voi

・台本制作者
きつねこ
ライター情報
シチュボのフリー台本を書き始めた新米です。たまに録音もしてます。
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